医療用医薬品 : ランソプラゾール |
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総称名 | ランソプラゾール |
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一般名 | ランソプラゾール |
欧文一般名 | Lansoprazole |
薬効分類名 | プロトンポンプインヒビター |
薬効分類番号 | 2329 |
ATCコード | A02BC03 |
KEGG DRUG |
D00355
ランソプラゾール
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KEGG DGROUP |
DG01646
プロトンポンプ阻害薬 (PPI)
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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ランソプラゾールOD錠15mg「武田テバ」 (後発品) | Lansoprazole OD Tablets"TAKEDA TEVA" | 武田テバファーマ | 2329023F1144 | 11.3円/錠 | 処方箋医薬品注) |
ランソプラゾールOD錠30mg「武田テバ」 (後発品) | Lansoprazole OD Tablets"TAKEDA TEVA" | 武田テバファーマ | 2329023F2140 | 19円/錠 | 処方箋医薬品注) |
テオフィリン | テオフィリンの血中濃度が低下することがある。 | 本剤が肝薬物代謝酵素を誘導し、テオフィリンの代謝を促進することが考えられている。 |
タクロリムス水和物 | タクロリムスの血中濃度が上昇することがある。 | 本剤が肝薬物代謝酵素におけるタクロリムスの代謝を競合的に阻害するためと考えられている。 |
ジゴキシン メチルジゴキシン | 左記薬剤の作用を増強する可能性がある。 | 本剤の胃酸分泌抑制作用によりジゴキシンの加水分解が抑制され、ジゴキシンの血中濃度が上昇する可能性がある。 |
イトラコナゾール チロシンキナーゼ阻害剤 ゲフィチニブ ボスチニブ水和物 ニロチニブ塩酸塩水和物 エルロチニブ塩酸塩 アカラブルチニブ セリチニブ ダサチニブ水和物 ダコミチニブ水和物 ラパチニブトシル酸塩水和物 カプマチニブ塩酸塩水和物 | 左記薬剤の作用を減弱する可能性がある。 ボスチニブ水和物との併用は可能な限り避けること。 | 本剤の胃酸分泌抑制作用により左記薬剤の血中濃度が低下する可能性がある。 |
酸化マグネシウム | 酸化マグネシウムの緩下作用が減弱するおそれがある。 | 本剤の胃酸分泌抑制作用による胃内pH上昇により酸化マグネシウムの溶解度が低下するためと考えられる。 |
ベルモスジルメシル酸塩 | ベルモスジルメシル酸塩の血中濃度が低下する可能性がある。 | 本剤の胃酸分泌抑制作用による胃内pH上昇によりベルモスジルメシル酸塩の吸収が抑制されるおそれがある。 |
メトトレキサート | メトトレキサートの血中濃度が上昇することがある。 高用量のメトトレキサートを投与する場合は、一時的に本剤の投与を中止することを考慮すること。 | 機序は不明である。 |
フェニトイン ジアゼパム | 左記薬剤の作用を増強する可能性がある。 | これらの薬剤の代謝、排泄が遅延することが類薬(オメプラゾール)で報告されている。 |
0.1〜5%未満 | 0.1%未満 | 頻度不明 | |
過敏症 | 発疹、そう痒 | 多形紅斑 | |
皮膚 | 亜急性皮膚エリテマトーデス | ||
肝臓 | AST、ALT、Al-P、LDH、γ-GTPの上昇 | ||
血液 | 好酸球増多 | ||
消化器 | 便秘、下痢、口渇、腹部膨満感、大腸炎(collagenous colitis等注3)を含む) | 悪心、嘔吐、食欲不振、腹痛、カンジダ症、味覚異常、口内炎 | 舌炎 |
精神神経系 | 頭痛、眠気 | うつ状態、不眠、めまい、振戦 | |
その他 | 発熱、総コレステロール、尿酸の上昇 | 女性化乳房、浮腫、倦怠感、舌・口唇のしびれ感、四肢のしびれ感、筋肉痛、脱毛 | かすみ目、脱力感、関節痛、低ナトリウム血症、低マグネシウム血症、低カリウム血症、低カルシウム血症 |
5%以上 | 1〜5%未満 | 1%未満 | |
消化器 | 軟便(13.7%)、下痢(9.1%) | 味覚異常、腹部膨満感 | 悪心、嘔吐、腹痛、便秘、口内炎、舌炎、口渇、胸やけ、胃食道逆流、食欲不振 |
肝臓 | AST、ALT、Al-P、LDH、γ-GTP、ビリルビンの上昇 | ||
血液 | 好中球減少、好酸球増多、白血球増多、貧血 | 血小板減少 | |
過敏症 | 発疹 | そう痒 | |
精神神経系 | 頭痛、眠気、めまい、不眠、しびれ感、うつ状態 | ||
その他 | トリグリセライド、尿酸の上昇、総コレステロールの上昇・低下、尿蛋白陽性、尿糖陽性 | 倦怠感 |
5%以上 | 1〜5%未満 | |
消化器 | 下痢(13.2%)、味覚異常(8.7%) | 悪心、嘔吐、口内炎、腹痛、排便回数増加 |
肝臓 | AST、ALTの上昇 | |
過敏症 | 発疹 | |
精神神経系 | 頭痛、めまい |
投与量(mg) | AUC0-24(ng・h/mL) | Cmax(ng/mL) | |
ランソプラゾールOD錠15mg「武田テバ」 | 15 | 1,105.3±1,101.40 | 474.1±254.04 |
タケプロンカプセル15 | 15 | 1,136.2±1,186.29 | 442.7±231.71 |
ランソプラゾールOD錠30mg「武田テバ」 | 30 | 2,216.5±1,270.16 | 992.8±384.34 |
タケプロンカプセル30 | 30 | 2,223.6±1,203.07 | 949.2±361.68 |
絶食下 | |
Tmax(h) | 1.7±0.5 |
Cmax(ng/mL) | 1,104±481 |
T1/2(h) | 1.88±1.88 |
AUC(ng・h/mL) | 5,218±6,284 |
疾患名 | 例数 | 治癒例数(治癒率) |
胃潰瘍 | 604 | 535(88.6) |
十二指腸潰瘍 | 445 | 418(93.9) |
吻合部潰瘍 | 19 | 17(89.5) |
逆流性食道炎 | 66 | 61(92.4) |
Zollinger-Ellison症候群 | 3 | 3(100) |
計 | 1,137 | 1,034(90.9) |
各薬剤の1回投与量 | 投与回数 | 除菌率 |
ランソプラゾール 30mg アモキシシリン水和物 750mg(力価) クラリスロマイシン 200mg(力価) | 2回/日 | 87.5%(84/96例) |
ランソプラゾール 30mg アモキシシリン水和物 750mg(力価) クラリスロマイシン 400mg(力価) | 2回/日 | 89.2%(83/93例) |
各薬剤の1回投与量 | 投与回数 | 除菌率 |
ランソプラゾール 30mg アモキシシリン水和物 750mg(力価) クラリスロマイシン 200mg(力価) | 2回/日 | 91.1%(82/90例) |
ランソプラゾール 30mg アモキシシリン水和物 750mg(力価) クラリスロマイシン 400mg(力価) | 2回/日 | 83.7%(82/98例) |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/05/21 版 |