皮膚糸状菌(
Trichophyton rubrum、
Trichophyton mentagrophytes、
Microsporum canis、
Epidermophyton floccosum)、酵母糸状菌(
Candida albicans)、癜風菌(
Malassezia furfur)を用いて抗菌作用を検討した結果、5〜30分の接触で顕著な抗真菌効果を示した。また、ケトコナゾールクリーム2%「イワキ」とニゾラールクリーム2%の抗真菌作用に有意差は認められず、両剤の生物学的同等性が確認された
7)。
・モルモット白癬菌感染モデル(n=10)に対し、ケトコナゾールクリーム2%「イワキ」及びニゾラールクリーム2%を感染3日目から2週間にわたり塗布したが(500mg/body)、病変の進行を抑制し感染部位の菌を死滅させるなど高い治療効果が示された
7)。
・同様に
Malassezia furfurを感染させたモルモット脂漏性皮膚炎病態モデル(n=10)において、ケトコナゾールクリーム2%「イワキ」及びニゾラールクリーム2%を感染11日目から2週間にわたり塗布したが(500mg/body)、同様に高い治療効果を示した
7)。
いずれの試験においてもケトコナゾールクリーム2%「イワキ」とニゾラールクリーム2%の効果に有意差は認められず、両剤の生物学的同等性が確認された。