外眼部疾患患者57例(有効性解析対象集団49例)を対象に、0.02%フルオロメトロン点眼液
注)、0.01%フルオロメトロン点眼液
注)又は0.1%酢酸プレドニゾロン点眼液を1回1〜2滴、1日3〜4回点眼
注)した結果、有効率(やや有効以上)は表1のとおりであり、3薬剤間で有意差は認められなかったが、有効率は0.02%フルオロメトロン点眼液群がもっとも高かった。
また、眼疾患患者192例(有効性解析対象集団174例)を対象に、0.1%フルオロメトロン点眼液、0.05%フルオロメトロン点眼液
注)又は0.5%酢酸プレドニゾロン点眼液を1回1〜2滴、1日3〜4回点眼した結果、有効率(やや有効以上)は表2のとおりであった
2)。
表1 総合判定による有効率(やや有効以上)
| 0.02%フルオロメトロン点眼液群 | 0.01%フルオロメトロン点眼液群 | 0.1%酢酸プレドニゾロン点眼液群 |
外眼部疾患 | 100.0%(17/17) | 86.7%(13/15) | 94.1%(16/17) |
表2 総合判定による有効率(やや有効以上)
| 0.1%フルオロメトロン点眼液群 | 0.05%フルオロメトロン点眼液群 | 0.5%酢酸プレドニゾロン点眼液群 |
外眼部疾患 | 91.3%(21/23) | 91.3%(21/23) | 87.0%(20/23) |
前眼部疾患 | 71.4%(10/14) | 66.7%(12/18) | 81.3%(13/16) |
術後炎症 | 80.0%(16/20) | 88.2%(15/17) | 100.0%(20/20) |
合計 | 82.5%(47/57) | 82.8%(48/58) | 89.8%(53/59) |
注)本剤の承認された用法及び用量は濃度0.1%で、「用時よく振り混ぜたのち、通常1回1〜2滴、1日2〜4回点眼する。年令、症状に応じ、適宜増減する。」である。