医療用医薬品 : dl−メチルエフェドリン塩酸塩 |
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総称名 | dl−メチルエフェドリン塩酸塩 |
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一般名 | dl-メチルエフェドリン塩酸塩 |
欧文一般名 | dl-Methylephedrine Hydrochloride |
薬効分類名 | 鎮咳剤 |
薬効分類番号 | 2221 |
KEGG DRUG |
D02109
dl-メチルエフェドリン塩酸塩
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
2.禁忌 4.効能または効果 6.用法及び用量 7.用法及び用量に関連する注意 8.重要な基本的注意 9.特定の背景を有する患者に関する注意 10.相互作用 11.副作用 16.薬物動態 18.薬効薬理 19.有効成分に関する理化学的知見 20.取扱い上の注意 22.包装 23.主要文献 24.文献請求先及び問い合わせ先 26.製造販売業者等 |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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dl−メチルエフェドリン塩酸塩散10%「メタル」 | 中北薬品 | 2221003B2199 | 10円/g |
1回投与量 | |
散10% | 0.25〜0.5g |
カテコールアミン製剤 アドレナリン(ボスミン) イソプレナリン塩酸塩(プロタノール) 等 [2.参照] | 不整脈、場合によっては心停止を起こすおそれがあるので併用を避けること。 | 相加的に作用(交感神経刺激作用)を増強させる。 |
モノアミン酸化酵素(MAO)阻害剤 セレギリン塩酸塩 ラサギリンメシル酸塩 サフィナミドメシル酸塩 | 作用が増強されるおそれがあるので、減量をするなど慎重に投与すること。 | これらの薬剤のMAO-B選択性が低下した場合、交感神経刺激作用が増強されるおそれがある。 |
甲状腺製剤 チロキシン リオチロニン等 | 作用が増強されるおそれがあるので、減量をするなど慎重に投与すること。 | これらの薬剤が心臓のカテコールアミンに対する感受性を増大するおそれがある。 |
キサンチン誘導体 テオフィリン ステロイド剤 プレドニゾロン 利尿剤 アミノフィリン [9.1.5、11.1.1参照] | 血清カリウム値が低下するおそれがある。 併用する場合には定期的に血清カリウム値を観察し、用量について注意すること。 | 相加的に作用(血清カリウム値の低下作用)を増強する。 β2刺激剤はcAMPを活性化しNa-Kポンプを刺激する。 |
0.1〜5%未満 | 頻度不明 | |
循環器 | 心悸亢進、顔面蒼白 | |
精神神経系 | 頭痛、不眠、めまい、眠気、神経過敏、疲労 | 熱感 |
消化器 | 悪心、食欲不振、腹部膨満感 | |
過敏症 | 発疹 | |
その他 | 口渇 |
一般的名称 | dl-メチルエフェドリン塩酸塩 |
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一般的名称(欧名) | dl-Methylephedrine Hydrochloride |
化学名 | (1RS,2SR)-2-Dimethylamino-1-phenylpropan-1-ol monohydrochloride |
分子式 | C11H17NO・HCl |
分子量 | 215.72 |
融点 | 207〜211℃ |
物理化学的性状 | 無色の結晶又は白色の結晶性の粉末である。 水に溶けやすく、エタノール(99.5)にやや溶けにくく、酢酸(100)に溶けにくく、無水酢酸にほとんど溶けない。 水溶液(1→20)は旋光性を示さない。 |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2024/10/23 版 |