医療用医薬品 : モルヒネ硫酸塩水和物 |
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| 総称名 | モルヒネ硫酸塩水和物 |
|---|---|
| 一般名 | モルヒネ硫酸塩水和物 |
| 欧文一般名 | Morphine Sulfate Hydrate |
| 製剤名 | モルヒネ硫酸塩水和物徐放細粒 |
| 薬効分類名 | 持続性がん疼痛治療剤 |
| 薬効分類番号 | 8114 |
| ATCコード | N02AA01 |
| KEGG DRUG |
D00842
モルヒネ硫酸塩水和物
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| KEGG DGROUP |
DG00810
モルヒネ
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| JAPIC | 添付文書(PDF) |
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2.禁忌 4.効能または効果 6.用法及び用量 8.重要な基本的注意 9.特定の背景を有する患者に関する注意 10.相互作用 11.副作用 13.過量投与 14.適用上の注意 16.薬物動態 17.臨床成績 18.薬効薬理 19.有効成分に関する理化学的知見 20.取扱い上の注意 22.包装 23.主要文献 24.文献請求先及び問い合わせ先 25.保険給付上の注意 26.製造販売業者等 |
| 販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
|---|---|---|---|---|---|
| モルヒネ硫酸塩水和物徐放細粒分包10mg「フジモト」 (後発品) | MORPHINE SULFATE HYDRATE SUSTAINED-RELEASE FINE GRANULES | 藤本製薬 | 8114004C3028 | 198.4円/包 | 劇薬, 麻薬, 処方箋医薬品注) |
| モルヒネ硫酸塩水和物徐放細粒分包30mg「フジモト」 (後発品) | MORPHINE SULFATE HYDRATE SUSTAINED-RELEASE FINE GRANULES | 藤本製薬 | 8114004C4024 | 528.3円/包 | 劇薬, 麻薬, 処方箋医薬品注) |
| ナルメフェン塩酸塩水和物 セリンクロ [2.9参照] | 本剤の離脱症状があらわれるおそれがある。また、本剤の効果が減弱するおそれがある。 | μオピオイド受容体拮抗作用により、本剤の作用が競合的に阻害される。 |
| 中枢神経抑制剤 フェノチアジン誘導体 バルビツール酸誘導体等 吸入麻酔剤 モノアミン酸化酵素阻害剤 三環系抗うつ剤 β-遮断剤 アルコール | 呼吸抑制、低血圧及び顕著な鎮静又は昏睡が起こることがある。 | 相加的に中枢神経抑制作用が増強される。 |
| クマリン系抗凝血剤 ワルファリン | クマリン系抗凝血剤の作用が増強されることがある。 | 機序は不明である。 |
| 抗コリン作動性薬剤 | 麻痺性イレウスに至る重篤な便秘又は尿貯留が起こることがある。 | 相加的に抗コリン作用が増強される。 |
| ジドブジン(アジドチミジン) | ジドブジンの副作用(骨髄抑制等)を増強させるおそれがある。 | ジドブジンのグルクロン酸抱合が競合的に阻害され、ジドブジンの代謝が阻害される。 |
| ブプレノルフィン | ブプレノルフィンの高用量(8mg連続皮下投与)において、本剤の作用に拮抗するとの報告がある。 | μオピオイド受容体拮抗作用により、本剤の作用が競合的に阻害される。 |
| クロピドグレル硫酸塩 チカグレロル プラスグレル塩酸塩 | 左記の薬剤の血漿中濃度を低下させる可能性がある。 | 本剤の消化管運動抑制作用に関連すると考えられる。 |
| 5%以上 | 5%未満 | 頻度不明 | |
| 過敏症 | 発疹、そう痒感等 | ||
| 循環器 | 不整脈、血圧変動、顔面潮紅等 | ||
| 精神神経系 | 眠気・傾眠(11.2%) | 不安定感、意識障害、発汗、めまい、視調節障害等 | 不穏、不安、興奮、痛覚過敏注)、アロディニア |
| 消化器 | 便秘(13.3%)、悪心(14.3%)、嘔吐、口渇 | 食欲不振 | |
| その他 | 排尿障害、頭蓋内圧の亢進 |
| 投与量(mg) | 例数 | Cmax(ng/mL)注1 | Tmax(hr)注1 | |
| モルヒネ硫酸塩錠 | 30注2 | 8 | 29.9±13.3 | 2.7±0.8 |
| モルヒネ塩酸塩水溶液 | 10注3 | 5 | 19.5±8.1 | 0.5±0.2 |
| AUC0-12(ng・hr/mL)注1 | T1/2(kab)(hr) | T1/2(kel)(hr) | |
| モルヒネ硫酸塩錠 | 165.5±78.3 | 0.41±0.27 | 2.58±0.85 |
| モルヒネ塩酸塩水溶液 | 160.8±44.1注4 | 0.12±0.07 | 2.90±1.14 |
| 薬剤名 | 有効例数/有効性評価対象例数 | 有効率(%) |
| モルヒネ硫酸塩錠10mg製剤 | 43/45 | 95.6 |
| モルヒネ塩酸塩錠 | 41/45 | 91.1 |
| 薬剤名 | 有効例数/有効性評価対象例数 | 有効率(%) |
| モルヒネ硫酸塩錠30mg製剤 | 50/53 | 94.3 |
| 既存のモルヒネ製剤(モルヒネ塩酸塩製剤又はモルヒネ硫酸塩錠10mg製剤) | 52/53 | 98.1 |
| 薬剤名 | 投与期間 | 有効例数/有効性評価対象例数 | 有効率(%) |
| モルヒネ硫酸塩10mg製剤 | 28日から456日間 | 77/78 | 98.7 |
| 試験項目 | 使用動物(1群の動物数) | 投与経路(投与回数) | ED50(mg/kg) | |
| モルヒネ硫酸塩水和物 | モルヒネ塩酸塩水和物 | |||
| hot plate法 | マウス(15匹) | 経口(1回) | 18.6 | 15.0 |
| 酢酸ライジング法 | マウス(10匹) | 経口(1回) | 9.6 | 7.6 |
| tail flick法 | ラット(15匹) | 経口(1回) | 13.2 | 10.0 |
| [ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/10/22 版 |