○ビタミンB1欠乏症の予防及び治療
○ビタミンB1の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、甲状腺機能亢進症、妊産婦、授乳婦、はげしい肉体労働時など)
○下記疾患のうち、ビタミンB1の欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合
神経痛、筋肉痛・関節痛、末梢神経炎・末梢神経麻痺、心筋代謝障害
上記の適応に対して、効果がないのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。
<チアミン塩化物塩酸塩注10mg「フソー」>
チアミン塩化物塩酸塩として、通常成人1日1〜50mgを皮下、筋肉内又は静脈内注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
<チアミン塩化物塩酸塩注20mg「フソー」>
チアミン塩化物塩酸塩として、通常成人1日1〜50mgを皮下、筋肉内又は静脈内注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
<チアミン塩化物塩酸塩注50mg「フソー」>
チアミン塩化物塩酸塩として、通常成人1日1〜50mgを静脈内注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
11.1 重大な副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1.1 ショック(頻度不明)
血圧降下、胸内苦悶、呼吸困難等があらわれた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
11.2 その他の副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
| | 頻度不明 |
| 過敏症 | 発疹 |