14.1.1 本剤の調製にはプラスチック製容器を使用すること。ガラス容器はフッ化物によって腐食する。
14.2.1 使用に際しては間違いなく洗口ができることを確認してから使用させること。洗口ができない場合には、水で洗口を練習させること。飲み込むおそれのある幼・小児には使用しないこと。
14.2.2 飲み込まないようよく指導すること。
14.2.3 指定した使用量を守るよう指導すること。
14.2.4 使用方法(洗口液の調製法、洗口方法)については十分に保護者に対して説明し、家庭での幼・小児の洗口は保護者の監督下で行わせること。
14.2.5 洗口の方法
(1)1回量5〜10mLを口に含み、約30秒間洗口液が十分に歯面にゆきわたるように、口を閉じ頬を動かす「ブクブクうがい」を行う。(洗口図参照)
(2)洗口は、嚥下を避ける目的で、下を向いて行う。(洗口図参照)
洗口図
14.2.6 洗口時の注意
(1)洗口の前には、歯をみがくか、水で口をすすぐこと。
(2)洗口液1回の量は一度で口に含むこととし、口に含めなかった洗口液は捨てること。
(3)洗口後の洗口液は十分に吐き出すこと。
(4)洗口後30分間はうがいや飲食物をとらないようにすること。
14.2.7 ボトルは使用後すぐにキャップを閉めること。
14.2.8 本剤及び濃度を調整した洗口液は子供の手の届かないところに保管すること。