通常、成人1日3〜6gを3回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
18.1 作用機序
ビフィズス菌は腸内で増殖し、乳酸と酢酸を産生して腸内菌叢の正常化をはかり、整腸作用をあらわす。
18.2 下痢モデルに対する作用
レクチン誘発下痢モデル(ラット)において、ビフィズス菌(
Bifidobacterium bifidum)の投与(4日間)により、糞便菌叢の変動は抑制され、下痢は抑制傾向にあった
1)。
18.3 便秘モデルに対する作用
低繊維食給餌便秘モデル(ラット)において、ビフィズス菌(
Bifidobacterium bifidum)の投与(7日間)により、糞便菌叢の変動は抑制された。また、糞便含水率の低下は抑制され、糞便量は増加し、消化管内容物のpHは低下した
2)。
20.1 本剤は生菌製剤であるので、開封後は湿気を避けて保存すること。
20.2 本剤は吸湿により、変色することがある。変色したものは使用しないこと。
特に本剤をグラシン紙等の包材に分包して投与する場合には、気密性の高い容器に入れ、湿度の低い場所に保存すること。
120g[1g(分包)×120]、600g[1g(分包)×600]、500g[バラ]、1kg[バラ]