医療用医薬品 : ミダゾラム |
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総称名 | ミダゾラム |
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一般名 | ミダゾラム |
欧文一般名 | Midazolam |
製剤名 | ミダゾラム注射液 |
薬効分類名 | 催眠鎮静剤 |
薬効分類番号 | 1124 |
ATCコード | N05CD08 |
KEGG DRUG |
D00550
ミダゾラム
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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ミダゾラム注射液10mg「NIG」 | Midazolam Injection | 日医工岐阜工場 | 1124401A1095 | 115円/管 | 向精神薬(第三種向精神薬), 習慣性医薬品注1), 処方箋医薬品注2) |
HIVプロテアーゼ阻害剤 リトナビルを含有する薬剤 (ノービア、カレトラ) ネルフィナビル (ビラセプト) アタザナビル (レイアタッツ) ホスアンプレナビル (レクシヴァ) ダルナビルを含有する薬剤 (プリジスタ、プレジコビックス) エファビレンツ (ストックリン) コビシスタットを含有する薬剤 (スタリビルド、ゲンボイヤ、プレジコビックス) [2.4参照] | 過度の鎮静や呼吸抑制を起こすおそれがある。 | これらの薬剤によるCYP3A4に対する競合的阻害作用により、本剤の血中濃度が上昇することが考えられている。 |
ニルマトレルビル・リトナビル (パキロビッドパック) [2.4参照] | 過度の鎮静や呼吸抑制を起こすおそれがある。 | CYP3A4に対する競合的阻害作用により、本剤の血中濃度が上昇することが考えられている。 |
中枢神経抑制剤 フェノチアジン誘導体 バルビツール酸誘導体 麻薬性鎮痛剤等 [7.1参照] モノアミン酸化酵素阻害剤 アルコール(飲酒) | 鎮静・麻酔作用が増強されたり、呼吸数、収縮期血圧、拡張期血圧、平均動脈圧及び心拍出量が低下するおそれがある。 | 相加的に中枢神経抑制作用(鎮静・麻酔作用、呼吸及び循環動態への作用)を増強する可能性がある。 |
CYP3A4を阻害する薬剤 カルシウム拮抗剤 ベラパミル塩酸塩 ジルチアゼム塩酸塩 アゾール系抗真菌剤 ケトコナゾール フルコナゾール イトラコナゾール等 シメチジン エリスロマイシン クラリスロマイシン ホスネツピタント塩化物塩酸塩 カロテグラストメチル等 | 中枢神経抑制作用が増強されるおそれがある。 | これらの薬剤によるCYP3A4に対する競合的阻害作用により、本剤の血中濃度が上昇したとの報告がある。 |
抗悪性腫瘍剤 ビノレルビン酒石酸塩 パクリタキセル等 | 骨髄抑制等の副作用が増強するおそれがある。 | 本剤がチトクロームP450を阻害し、これらの薬剤の代謝を阻害し血中濃度が上昇することが考えられている。 |
プロポフォール | 麻酔・鎮静作用が増強されたり、収縮期血圧、拡張期血圧、平均動脈圧及び心拍出量が低下することがある。 | 相互に作用(麻酔・鎮静作用、血圧低下作用)を増強させる。また、CYP3A4に対する競合的阻害作用により、本剤の血中濃度が上昇したとの報告がある。 |
CYP3A4を誘導する薬剤 リファンピシン カルバマゼピン エンザルタミド ダブラフェニブ ミトタン アメナメビル ロルラチニブ等 | 本剤の作用を減弱させることがある。 | CYP3A4が誘導され、本剤の代謝が促進される。 |
0.1〜5%未満 | 0.1%未満 | 頻度不明 | |
呼吸器 | しゃっくり、咳 | 喀痰 | |
循環器 | 不整脈、血圧低下、血圧上昇、頻脈 | 徐脈、血圧変動、心房細動 | |
精神神経系 | 覚醒遅延、悪夢、めまい、頭痛 | 不穏、興奮、ふるえ、視覚異常 | せん妄、不随意運動 |
消化器 | 悪心、嘔吐 | 嘔気 | |
肝臓 | AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、総ビリルビン上昇 | ALT低下、LDH上昇、Al-P上昇 | |
過敏症 | 紅斑、蕁麻疹、発疹 | そう痒感 | |
その他 | 体動、発汗 | 顔面浮腫、体温低下、白血球数上昇 | CK上昇 |
投与量(mg) | AUC0-12(ng・hr/mL) | Cmax(ng/mL) | Tmax(hr) | T1/2(hr) | |
ミダゾラム注射液10mg「NIG」 | 5 | 257.3±33.7 | 109.0±22.6 | 0.38±0.15 | 1.91±0.30 |
ドルミカム注射液10mg | 5 | 267.3±60.0 | 113.5±26.3 | 0.41±0.16 | 1.98±0.51 |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2024/04/17 版 |