医療用医薬品 : アジルサルタン |
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総称名 | アジルサルタン |
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一般名 | アジルサルタン |
欧文一般名 | Azilsartan |
製剤名 | アジルサルタン口腔内崩壊錠 |
薬効分類名 | 持続性AT1レセプターブロッカー |
薬効分類番号 | 2149 |
KEGG DRUG |
D08864
アジルサルタン
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KEGG DGROUP |
DG01495
アンジオテンシンII受容体拮抗薬
DG03231
血圧降下薬
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
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2.禁忌 4.効能または効果 6.用法及び用量 7.用法及び用量に関連する注意 8.重要な基本的注意 9.特定の背景を有する患者に関する注意 10.相互作用 11.副作用 13.過量投与 14.適用上の注意 16.薬物動態 17.臨床成績 18.薬効薬理 19.有効成分に関する理化学的知見 22.包装 23.主要文献 24.文献請求先及び問い合わせ先 26.製造販売業者等 |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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アジルサルタンOD錠10mg「サワイ」 (後発品) | AZILSARTAN OD Tablets[SAWAI] | 沢井製薬 | 2149048F4056 | 18.2円/錠 | 処方箋医薬品注) |
アジルサルタンOD錠20mg「サワイ」 (後発品) | AZILSARTAN OD Tablets[SAWAI] | 沢井製薬 | 2149048F5052 | 27.4円/錠 | 処方箋医薬品注) |
アジルサルタンOD錠40mg「サワイ」 (後発品) | AZILSARTAN OD Tablets[SAWAI] | 沢井製薬 | 2149048F6059 | 40.9円/錠 | 処方箋医薬品注) |
アリスキレンフマル酸塩 ラジレス (糖尿病患者に使用する場合。ただし、他の降圧治療を行ってもなお血圧のコントロールが著しく不良の患者を除く。) [2.3参照] | 非致死性脳卒中、腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧のリスク増加が報告されている。 | レニン−アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。 |
カリウム保持性利尿剤 スピロノラクトン、 トリアムテレン、 エプレレノン等 カリウム補給剤 塩化カリウム等 | 血清カリウム値が上昇することがある。 | 本剤のアルドステロン分泌抑制作用によりカリウム貯留作用が増強することによる。 危険因子:特に腎機能障害のある患者 |
利尿降圧剤 フロセミド、 トリクロルメチアジド等 [11.1.2参照] | 本剤を初めて投与する場合、降圧作用が増強するおそれがある。本剤の投与を低用量から開始するなど、注意すること。 | 利尿降圧剤で治療を受けている患者にはレニン活性が亢進している患者が多く、本剤が奏効しやすい。 |
アリスキレンフマル酸塩 | 腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧を起こすおそれがある。eGFRが60mL/min/1.73m2未満の腎機能障害のある患者へのアリスキレンフマル酸塩との併用については、治療上やむを得ないと判断される場合を除き避けること。 | レニン−アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。 |
アンジオテンシン変換酵素阻害剤 | 腎機能障害、高カリウム血症及び低血圧を起こすおそれがある。 | レニン−アンジオテンシン系阻害作用が増強される可能性がある。 |
リチウム | リチウム中毒が起こるおそれがある。 | 腎尿細管におけるリチウムの再吸収が促進される。 |
非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs) インドメタシン等 | 降圧作用が減弱することがある。 | 非ステロイド性消炎鎮痛剤は血管拡張作用を有するプロスタグランジンの合成を阻害することから、降圧作用を減弱させる可能性がある。 |
非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs) インドメタシン等 | 腎機能障害のある患者では、さらに腎機能が悪化するおそれがある。 | 非ステロイド性消炎鎮痛剤のプロスタグランジン合成阻害作用により、腎血流量が低下するためと考えられている。 |
0.1〜5%未満 | 頻度不明 | |
過敏症 | 発疹、湿疹、そう痒 | |
循環器 | めまい | |
精神神経系 | 頭痛 | |
代謝異常 | 血中カリウム上昇、血中尿酸上昇 | |
消化器 | 下痢 | |
肝臓 | ALT、ASTの上昇 | |
腎臓 | BUN、クレアチニンの上昇 | |
その他 | 血中CK上昇 | 咳嗽 |
投与量 | Cmax(ng/mL) | Tmax(h) | AUC0-inf(ng・h/mL) | T1/2(h) |
20mg | 2,020.1±496.1 | 1.50(1.0-3.0) | 15,475.8±4,413.8 | 13.2±1.4 |
40mg | 4,707.8±1,048.3 | 2.50(1.5-3.0) | 33,892.0±8,109.3 | 12.8±1.3 |
Cmax(ng/mL) | Tmax(hr) | T1/2(hr) | AUC0-48hr(ng・hr/mL) | ||
※水なし (n=20) | アジルサルタンOD錠40mg「サワイ」 | 4516±660 | 2.4±0.9 | 9.1±2.4 | 33702±8365 |
アジルバ錠40mg | 4688±785 | 2.2±0.7 | 9.1±2.1 | 34381±8141 | |
水あり (n=19) | アジルサルタンOD錠40mg「サワイ」 | 4044±768 | 2.9±1.4 | 10.4±1.7 | 37050±7352 |
アジルバ錠40mg | 4271±908 | 2.7±1.4 | 10.0±1.8 | 37111±9222 |
投与群 | n | トラフ時座位血圧(mmHg) | |||
拡張期 | 収縮期 | ||||
投与前値 | 変化量 | 投与前値 | 変化量 | ||
プラセボ | 82 | 100.8±4.21 | −4.1±9.12注3) | 160.0±7.66 | −8.2±14.63注3) |
アジルサルタン10mg | 83 | 100.2±4.07 | −10.8±7.76注3) | 158.5±6.96 | −17.6±14.20注3) |
アジルサルタン20mg | 85 | 101.5±4.72 | −12.5±9.60 | 159.2±6.71 | −20.5±13.71 |
アジルサルタン40mg | 82 | 100.4±4.14 | −14.3±9.92 | 159.2±7.04 | −22.2±16.83 |
カンデサルタン シレキセチル8〜12mg注2) | 82 | 101.0±4.40 | −10.9±10.13注4) | 159.6±7.68 | −18.3±15.88注4) |
投与群 | トラフ時座位血圧(mmHg) | |||
拡張期 | 収縮期 | |||
変化量注1) | 群間差注2) | 変化量注1) | 群間差注2) | |
投与8週時点 | ||||
アジルサルタン20mg | −11.0±8.87 | −2.0 [−3.21,−0.69] p=0.0024 | −19.9±14.30 | −2.6 [−4.62,−0.60] p=0.0109 |
カンデサルタン シレキセチル8mg | −9.0±7.43 | −17.3±11.75 | ||
投与16週時点(最終評価時) | ||||
アジルサルタン20〜40mg | −12.4±9.87 | −2.6 [−4.08,−1.22] p=0.0003 | −21.8±15.30 | −4.4 [−6.53,−2.20] p<0.0001 |
カンデサルタン シレキセチル8〜12mg | −9.8±8.50 | −17.5±12.69 |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/05/21 版 |