医療用医薬品 : カルタン |
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| 総称名 | カルタン |
|---|---|
| 一般名 | 沈降炭酸カルシウム |
| 欧文一般名 | Precipitated Calcium Carbonate |
| 薬効分類名 | 高リン血症治療剤 |
| 薬効分類番号 | 2190 |
| ATCコード | A12AA04 |
| KEGG DRUG |
D00932
沈降炭酸カルシウム
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| JAPIC | 添付文書(PDF) |
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2.禁忌 4.効能または効果 5.効能又は効果に関連する注意 6.用法及び用量 7.用法及び用量に関連する注意 8.重要な基本的注意 9.特定の背景を有する患者に関する注意 10.相互作用 11.副作用 14.適用上の注意 17.臨床成績 18.薬効薬理 19.有効成分に関する理化学的知見 22.包装 23.主要文献 24.文献請求先及び問い合わせ先 26.製造販売業者等 |
| 販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
|---|---|---|---|---|---|
| カルタン錠250 | Caltan Tablets | ヴィアトリス製薬 | 2190024F2020 | 7.1円/錠 | |
| カルタン錠500 | Caltan Tablets | ヴィアトリス製薬 | 2190024F1023 | 6.6円/錠 |
| テトラサイクリン系抗生物質 テトラサイクリン塩酸塩 ミノサイクリン塩酸塩等 ニューキノロン系抗菌剤 ノルフロキサシン オフロキサシン レボフロキサシン等 | 本剤のキレート作用により、相互に吸収が低下し、効果が減弱することがある。併用する場合には本剤服用後2時間以上間隔をあけるなど注意すること。 | これらの薬剤は、カルシウムと難溶性の塩を生成し、抗生物質の腸管吸収を妨げる。 |
| ポリスチレンスルホン酸ナトリウム ポリスチレンスルホン酸カルシウム | これらの薬剤の吸収・排泄に影響を与えることがあるので、慎重に投与すること。 | 本剤は、無機質の微細な粉末を錠剤としたもので、種々の物質と結合する性質があり、また、二価の金属イオンとしてのキレート作用もある。同時に服用した他の併用薬剤の吸収を阻害することがある。さらに、本剤は、アルカリ性であるため、消化管内のpHを上昇させ、あるいは体内に吸収後に体液のpHを上昇させることが考えられる。 |
| キニジン硫酸塩水和物 | これらの薬剤の吸収・排泄に影響を与えることがあるので、慎重に投与すること。 | 本剤は、アルカリ性であるため、消化管内のpHを上昇させ、あるいは体内に吸収後に体液のpHを上昇させることが考えられる。 |
| 大量の牛乳 | milk-alkali syndrome(高カルシウム血症、高窒素血症、アルカローシス等)があらわれることがある。観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。 | 機序は不明である。 |
| 活性型ビタミンD剤 アルファカルシドール カルシトリオール等 | 高カルシウム血症があらわれやすくなるので、異常が認められた場合には、これらの薬剤又は本剤を減量あるいは投与を中止すること。 | 活性型ビタミンD製剤はカルシウムの吸収を促進する。 |
| ロキサデュスタット | ロキサデュスタットと併用した場合、ロキサデュスタットの作用が減弱するおそれがあるため、併用する場合は、前後1時間以上あけて本剤を服用すること。 | ロキサデュスタットを酢酸カルシウムと同時投与したところ、ロキサデュスタットのAUCinfが低下した。 |
| 0.1〜5%未満 | 頻度不明 | |
| 代謝異常 | アルカローシス等の電解質失調、高カルシウム血症(血中カルシウム濃度として11mg/dL以上)注) | |
| 長期・大量投与 | 腎結石、尿路結石 | |
| 消化器 | 便秘 | 下痢、悪心、胃酸の反動性分泌等 |
| 過敏症 | そう痒感 | |
| 肝臓 | Al-P、γ-GTP、LDH、トリグリセライド、ASTの上昇 |
| [ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/10/22 版 |