医療用医薬品 : フェアストン |
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総称名 | フェアストン |
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一般名 | トレミフェンクエン酸塩 |
欧文一般名 | Toremifene Citrate |
製剤名 | トレミフェンクエン酸塩製剤 |
薬効分類名 | 乳癌治療剤 |
薬効分類番号 | 4291 |
ATCコード | L02BA02 |
KEGG DRUG |
D00967
トレミフェンクエン酸塩
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KEGG DGROUP |
DG01585
エストロゲン受容体拮抗薬
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
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2.禁忌 4.効能または効果 6.用法及び用量 8.重要な基本的注意 9.特定の背景を有する患者に関する注意 10.相互作用 11.副作用 14.適用上の注意 15.その他の注意 16.薬物動態 17.臨床成績 18.薬効薬理 19.有効成分に関する理化学的知見 22.包装 23.主要文献 24.文献請求先及び問い合わせ先 26.製造販売業者等 |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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フェアストン錠40 | Fareston Tablets 40 | 日本化薬 | 4291007F1021 | 132.5円/錠 | 劇薬, 処方箋医薬品注) |
クラスIA抗不整脈薬 キニジン プロカインアミド (アミサリン) 等 クラスIII抗不整脈薬 アミオダロン (アンカロン) ソタロール (ソタコール) 等 [2.4参照] | QT延長を増強し、心室性頻拍(Torsade de pointesを含む)等を起こすおそれがある。 | これらの薬剤はいずれもQT間隔を延長させるおそれがあるため。 |
腎臓を介してカルシウムの排泄を減少させる薬物 チアジド系利尿剤 | 高カルシウム血症の危険性を増大させるおそれがある。 | 機序不明 |
クマリン系抗凝血剤 ワルファリン | 抗凝血作用を増強するとの報告があるので、抗凝血剤を減量するなど慎重に投与すること。 | クマリン系薬剤の代謝が阻害される。 |
フェノバルビタール フェニトイン カルバマゼピン | 本剤の血中濃度が低下するおそれがある。 | 本剤の代謝が促進される。 |
リファンピシン | 本剤の血中濃度が低下するおそれがある。 | 本剤の主要代謝酵素CYP3A4が誘導され、本剤の代謝が促進される。 |
リトナビル | 本剤のAUCが上昇することが予想される。 | 本剤の主要代謝酵素CYP3A4を阻害する。 |
1〜5%未満 | 1%未満 | 頻度不明 | |
消化器 | 悪心・嘔吐、食欲不振 | 胃部不快感、下痢 | |
肝臓 | ALT上昇、AST上昇、LDH上昇、γ-GTP上昇、Al-P上昇 | ビリルビン上昇 | |
過敏症 | 発疹、かゆみ | ||
血液 | 白血球減少、貧血 | 血小板減少 | |
眼 | 視覚障害(角膜の変化等) | ||
精神神経系 | めまい | 頭痛、うつ症状 | |
生殖器 | 性器出血 | 膣分泌物、子宮内膜増殖 | |
皮膚 | 脱毛 | ||
その他 | 顔面潮紅、倦怠感、発汗 | コレステロール上昇、ほてり、高カルシウム血症 | トリグリセライド上昇、BUN上昇、浮腫 |
評価項目\薬剤投与群 | 本剤 | タモキシフェン |
有効性 | ||
解析例数 | 123例 | 120例 |
5年生存率 | 97.2%(103/106例) | 97.1%(101/104例) |
安全性(副作用発現症例率) | ||
自覚症状・他覚所見 | 31.7%(40/126例) | 33.3%(42/126例) |
臨床検査値異常 | 31.7%(40/126例) | 39.7%(50/126例) |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/06/18 版 |