医療用医薬品 : アルギニン

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医薬品情報


総称名 アルギニン
一般名 L-アルギニン塩酸塩
欧文一般名 L-Arginine Hydrochloride
製剤名 L-アルギニン塩酸塩注射液
薬効分類名 下垂体機能検査薬
薬効分類番号 7223
KEGG DRUG
D01126 L-アルギニン塩酸塩
JAPIC 添付文書(PDF)
この情報は KEGG データベースにより提供されています。
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添付文書情報2026年4月 改訂(第3版)


商品情報 3.組成・性状

販売名 欧文商標名 製造会社 YJコード 薬価 規制区分
アルギニン点滴静注30g「YD」 ARGININE Injection"YD" 陽進堂ホールディングス 7223404A2040 1862円/袋 処方箋医薬品注)

4. 効能または効果

本品は下垂体機能検査に使用する。
正常反応は個々の施設で設定されるべきであるが、通常正常人では注射開始後60〜120分でピークに達し、ラジオイムノアッセイによる血中成長ホルモン値は10ng/mLになる。しかし、前値が低値でかつ最高値が5ng/mLをこえない場合には再度本試験を行って判定することが望ましい。

6. 用法及び用量

被検者を、12時間〜14時間空腹にし、30分間安静にさせた後に、本品を体重1kg当たり、5mL(L-アルギニン塩酸塩0.5g相当量)の割合の量〔例えば、体重50kgの人は250mL(L-アルギニン塩酸塩25g相当量)、60kgの人は300mL(L-アルギニン塩酸塩30g相当量)を使用する〕を、静脈内に、約30分間にて、持続点滴する。
血漿成長ホルモン測定用の採血は、点滴開始前、開始後30分、60分、90分、120分、150分にわたり分離し、その血漿中の成長ホルモンの測定を行う。

9. 特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.1.1 高クロール性アシドーシスの患者
本剤に含まれるクロールによりアシドーシスが悪化するおそれがある。
9.1.2 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
診断上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しないこと。アナフィラキシーが発現するおそれがある。[11.1.1参照]
9.1.3 気管支喘息の患者
症状が一時的に悪化することがある。
9.2 腎機能障害患者
アミノ酸の代謝産物である尿素等が滞留し、症状が悪化するおそれがある。
9.5 妊婦
妊婦及び妊娠している可能性のある女性には、診断上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.6 授乳婦
診断上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
9.7 小児等
小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。

11. 副作用

11.1 重大な副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
11.1.1 アナフィラキシー(頻度不明)[9.1.2参照]
11.2 その他の副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
 頻度不明
過敏症発疹、蕁麻疹
消化器一過性の嘔気

14. 適用上の注意

14.1 全般的な注意
針は、ゴム栓の刻印部(凹部)に垂直にゆっくりと刺すこと。斜めに刺した場合、削り片の混入及び液漏れの原因となるおそれがある。また、針は同一箇所に繰り返し刺さないこと。
14.2 薬剤投与時の注意
14.2.1 血管外漏出が原因と考えられる皮膚壊死、潰瘍形成が報告されているので、点滴部位の観察を十分に行い、発赤、浸潤、腫脹などの血管外漏出の徴候があらわれた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
14.2.2 原則として、連結管を用いたタンデム方式による投与は行わないこと。輸液セット内に空気が流入するおそれがある。
14.2.3 容器の目盛りは目安として使用すること。
14.2.4 残液は使用しないこと。

18. 薬効薬理

18.1 測定法
アルギニンは下垂体を刺激して成長ホルモンを遊離する1)。副腎皮質刺激ホルモン分泌刺激作用はない2)

19. 有効成分に関する理化学的知見

19.1. L-アルギニン塩酸塩

一般的名称 L-アルギニン塩酸塩
一般的名称(欧名) L-Arginine Hydrochloride
化学名 (2S)-2-Amino-5-guanidinopentanoic acid monohydrochloride
分子式 C6H14N4O2・HCl
分子量 210.66
物理化学的性状 白色の結晶又は結晶性の粉末で、においはなく、僅かに特異な味がある。
水又はギ酸に溶けやすく、エタノール(95)に極めて溶けにくい。
KEGG DRUG D01126

20. 取扱い上の注意

20.1 液漏れの原因となるので、強い衝撃や鋭利なものとの接触等を避けること。
20.2 以下の場合には使用しないこと。
・外袋内や容器表面に水滴や結晶が認められる場合
・容器から薬液が漏れている場合
・性状その他薬液に異状が認められる場合
・ゴム栓部のシールがはがれている場合

22. 包装

300mL(バッグ)×2袋

23. 主要文献

  1. 大藤 真,他, 綜合臨牀, 25 (3), 532-536, (1976)
  2. 中川光二,他, 最新医学, 24 (11), 2333-2339, (1969)

24. 文献請求先及び問い合わせ先

文献請求先
陽進堂ホールディングス株式会社 お客様相談室
富山県富山市婦中町萩島3697番地の8
電話:0120-647-734
製品情報問い合わせ先
陽進堂ホールディングス株式会社 お客様相談室
富山県富山市婦中町萩島3697番地の8
電話:0120-647-734

26. 製造販売業者等

26.1 製造販売元
陽進堂ホールディングス株式会社
富山県富山市婦中町萩島3697番地の8

[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2026/05/20 版