18歳以上の肝硬変のないHBV持続感染者(6ヵ月以上安定した核酸アナログ治療を受けており、HBs抗原量が>100かつ≦3000IU/mL及びHBV DNA量<90IU/mL)を対象に、核酸アナログと併用で本剤300mg又はプラセボを週1回24週間投与(4日目及び11日目に負荷投与)するプラセボ対照無作為化二重盲検比較試験(日本人患者72例を含む981例)を実施した。適格な患者は、48週時点で核酸アナログを投与中止した
注1)。主要評価項目であるベースラインHBs抗原量≦3000IU/mL集団における72週時の機能的治癒(FC)
注2)の達成割合は、本剤群19.5%(127/650例)及びプラセボ群0%(0/328例)であり、本剤群はプラセボ群と比較して、FC達成割合について統計的な有意差が認められた(p<0.001、有意水準両側5%、正確CMH検定)。副次評価項目であるベースラインHBs抗原量≦1000IU/mL集団での72週時のFC達成割合は、本剤群24.6%(105/426例)及びプラセボ群0%(0/214例)、ベースラインHBs抗原量>1000IU/mLかつ≦3000IU/mL集団での72週時のFC達成割合は、本剤群9.8%(22/224例)及びプラセボ群0%(0/114例)であった。[5.、
7.4、
7.7参照]
副作用は本剤群で79%(514/652例)に認められた。主な副作用は、注射部位紅斑30%(193/652例)、注射部位疼痛20%(128/652例)、アラニンアミノトランスフェラーゼ増加22%(146/652例)であった。
18歳以上の肝硬変のないHBV持続感染者(6ヵ月以上安定した核酸アナログ治療を受けており、HBs抗原量が>100かつ≦3000IU/mL及びHBV DNA量<90IU/mL)を対象に、核酸アナログと併用で本剤300mg又はプラセボを週1回24週間投与(4日目及び11日目に負荷投与)するプラセボ対照無作為化二重盲検比較試験(日本人患者77例を含む857例)を実施した。適格な患者は、48週時点で核酸アナログを投与中止した
注1)。主要評価項目であるベースラインHBs抗原量≦3000IU/mL集団における72週時のFC
注2)の達成割合は、本剤群18.6%(106/570例)及びプラセボ群0%(0/286例)であり、本剤群はプラセボ群と比較して、FC達成割合について統計的な有意差が認められた(p<0.001、有意水準両側5%、正確CMH検定)。副次評価項目であるベースラインHBs抗原量≦1000IU/mL集団での72週時のFC達成割合は、本剤群27.8%(95/342例)及びプラセボ群0%(0/179例)、ベースラインHBs抗原量>1000IU/mLかつ≦3000IU/mL集団での72週時のFC達成割合は、本剤群4.8%(11/228例)及びプラセボ群0%(0/107例)であった。[5.、
7.4、
7.7参照]
副作用は本剤群で82%(470/571例)に認められた。主な副作用は、注射部位紅斑33%(187/571例)、注射部位疼痛26%(146/571例)、アラニンアミノトランスフェラーゼ増加21%(118/571例)であった。
注1)核酸アナログ投与中止基準は以下のとおりである。
・36週で肝硬変が認められていない
・HBs抗原の不検出かつHBV DNA量<定量下限が24週から46週まで持続している
・46週でALT値が基準値上限の2倍以下かつHBe抗原陰性
・48週まで安定した核酸アナログ治療が継続されている
注2)FCの定義は、すべてのHBV治療中止後、レスキュー薬なしで、HBs抗体の有無を問わずHBs抗原の不検出(<0.05IU/mL)及びHBV DNA量の定量下限未満(<20IU/mL)が24週間以上持続した状態とした。
早期の治療反応を特定するため、202009試験及び219288試験の併合解析を実施した。ベースラインHBs抗原量≦1000IU/mLの集団では本剤投与開始後12週のHBs抗原量<1IU/mL、ベースラインHBs抗原量>1000IU/mLの集団では本剤投与開始後12週のHBs抗原量<0.05IU/mLを達成した場合、72週時点のFC達成割合は、それぞれ42%(179/426例)及び20.8%(22/106例)、達成しなかった場合、72週時点のFC達成割合は、それぞれ2.5%(7/280例)及び1.4%(4/287例)であった。[
7.3参照]