医療用医薬品 : ジフルカン

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3. 組成・性状


3.1 組成

ジフルカンカプセル50mg

販売名ジフルカンカプセル50mg
有効成分1カプセル中
日局 フルコナゾール50mg
添加剤乳糖水和物、トウモロコシデンプン、軽質無水ケイ酸、ステアリン酸マグネシウム、ラウリル硫酸ナトリウム
(カプセル本体)
酸化チタン、ラウリル硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム

ジフルカンカプセル100mg

販売名ジフルカンカプセル100mg
有効成分1カプセル中
日局 フルコナゾール100mg
添加剤乳糖水和物、トウモロコシデンプン、軽質無水ケイ酸、ステアリン酸マグネシウム、ラウリル硫酸ナトリウム
(カプセル本体)
酸化チタン、ラウリル硫酸ナトリウム、赤色102号、黄色5号

3.2 製剤の性状

ジフルカンカプセル50mg

販売名外形(mm)識別コード色調等
ジフルカンカプセル50mg D05キャップ:白色
ボディ:白色
4号硬カプセル

【色】
白色
【剤形】
硬カプセル剤/カプセル剤/内用

ジフルカンカプセル100mg

販売名外形(mm)識別コード色調等
ジフルカンカプセル100mg D06キャップ:だいだい色
ボディ:だいだい色
3号硬カプセル

【色】
だいだい色
【剤形】
硬カプセル剤/カプセル剤/内用


規格単位毎の明細 (ジフルカンカプセル50mg)

販売名和名 : ジフルカンカプセル50mg

規格単位 : 50mg1カプセル

欧文商標名 : Diflucan Capsules

基準名 : フルコナゾールカプセル

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 87629

承認番号 : 20100AMZ00200

販売開始年月 : 1989年6月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 5年

3.組成・性状

3.1 組成

ジフルカンカプセル50mg

販売名ジフルカンカプセル50mg
有効成分1カプセル中
日局 フルコナゾール50mg
添加剤乳糖水和物、トウモロコシデンプン、軽質無水ケイ酸、ステアリン酸マグネシウム、ラウリル硫酸ナトリウム
(カプセル本体)
酸化チタン、ラウリル硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム

添加剤 : 乳糖水和物

添加剤 : トウモロコシデンプン

添加剤 : 軽質無水ケイ酸

添加剤 : ステアリン酸マグネシウム

添加剤 : ラウリル硫酸ナトリウム

添加剤 : 酸化チタン

添加剤 : 亜硫酸水素ナトリウム

3.2 製剤の性状

ジフルカンカプセル50mg

販売名外形(mm)識別コード色調等
ジフルカンカプセル50mg D05キャップ:白色
ボディ:白色
4号硬カプセル

【色】
白色
【剤形】
硬カプセル剤/カプセル剤/内用

識別コード : @D05

識別コード : pfizerD05

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

○カンジダ属及びクリプトコッカス属による下記感染症

真菌血症、呼吸器真菌症、消化管真菌症、尿路真菌症、真菌髄膜炎

○造血幹細胞移植患者における深在性真菌症の予防

○カンジダ属に起因する腟炎及び外陰腟炎

6.用法及び用量

成人<カンジダ症>
通常、成人にはフルコナゾールとして50〜100mgを1日1回経口投与する。
<クリプトコッカス症>
通常、成人にはフルコナゾールとして50〜200mgを1日1回経口投与する。
なお、重症又は難治性真菌感染症の場合には、1日量として400mgまで増量できる。
<造血幹細胞移植患者における深在性真菌症の予防>
成人には、フルコナゾールとして400mgを1日1回経口投与する。
<カンジダ属に起因する腟炎及び外陰腟炎>
通常、成人にはフルコナゾールとして150mgを1回経口投与する。
小児<カンジダ症>
通常、小児にはフルコナゾールとして3mg/kgを1日1回経口投与する。
<クリプトコッカス症>
通常、小児にはフルコナゾールとして3〜6mg/kgを1日1回経口投与する。
なお、重症又は難治性真菌感染症の場合には、1日量として12mg/kgまで増量できる。
<造血幹細胞移植患者における深在性真菌症の予防>
小児には、フルコナゾールとして12mg/kgを1日1回経口投与する。
なお、患者の状態に応じて適宜減量する。
ただし、1日量として400mgを超えないこと。
新生児生後14日までの新生児には、フルコナゾールとして小児と同じ用量を72時間毎に投与する。
生後15日以降の新生児には、フルコナゾールとして小児と同じ用量を48時間毎に投与する。

7.用法及び用量に関連する注意

<効能共通(カンジダ属に起因する膣炎及び外陰膣炎除く)>

7.1 腎機能障害患者に対する用量調節の目安

腎機能障害患者に投与する場合は、下表に示すクレアチニン・クリアランス値を参考に用量を調節する1)。[9.2、9.8参照]

クレアチニン・クリアランス(mL/min)用量の目安
>50通常用量
≦50(透析患者を除く)半量
透析患者透析終了後に通常用量

<造血幹細胞移植患者における深在性真菌症の予防>

7.2 好中球減少症が予想される数日前から投与を開始することが望ましい。

7.3 好中球数が1000/mm3を超えてから7日間投与することが望ましい。

<カンジダ属に起因する腟炎及び外陰腟炎>

7.4 本剤の効果判定は投与後4〜7日目を目安に行い、効果が認められない場合には、他の薬剤の投与を行うなど適切な処置を行うこと。

規格単位毎の明細 (ジフルカンカプセル100mg)

販売名和名 : ジフルカンカプセル100mg

規格単位 : 100mg1カプセル

欧文商標名 : Diflucan Capsules

基準名 : フルコナゾールカプセル

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 87629

承認番号 : 20100AMZ00201

販売開始年月 : 1989年6月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 5年

3.組成・性状

3.1 組成

ジフルカンカプセル100mg

販売名ジフルカンカプセル100mg
有効成分1カプセル中
日局 フルコナゾール100mg
添加剤乳糖水和物、トウモロコシデンプン、軽質無水ケイ酸、ステアリン酸マグネシウム、ラウリル硫酸ナトリウム
(カプセル本体)
酸化チタン、ラウリル硫酸ナトリウム、赤色102号、黄色5号

添加剤 : 乳糖水和物

添加剤 : トウモロコシデンプン

添加剤 : 軽質無水ケイ酸

添加剤 : ステアリン酸マグネシウム

添加剤 : ラウリル硫酸ナトリウム

添加剤 : 酸化チタン

添加剤 : 赤色102号

添加剤 : 黄色5号

3.2 製剤の性状

ジフルカンカプセル100mg

販売名外形(mm)識別コード色調等
ジフルカンカプセル100mg D06キャップ:だいだい色
ボディ:だいだい色
3号硬カプセル

【色】
だいだい色
【剤形】
硬カプセル剤/カプセル剤/内用

識別コード : @D06

識別コード : pfizerD06

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

○カンジダ属及びクリプトコッカス属による下記感染症

真菌血症、呼吸器真菌症、消化管真菌症、尿路真菌症、真菌髄膜炎

○造血幹細胞移植患者における深在性真菌症の予防

○カンジダ属に起因する腟炎及び外陰腟炎

6.用法及び用量

成人<カンジダ症>
通常、成人にはフルコナゾールとして50〜100mgを1日1回経口投与する。
<クリプトコッカス症>
通常、成人にはフルコナゾールとして50〜200mgを1日1回経口投与する。
なお、重症又は難治性真菌感染症の場合には、1日量として400mgまで増量できる。
<造血幹細胞移植患者における深在性真菌症の予防>
成人には、フルコナゾールとして400mgを1日1回経口投与する。
<カンジダ属に起因する腟炎及び外陰腟炎>
通常、成人にはフルコナゾールとして150mgを1回経口投与する。
小児<カンジダ症>
通常、小児にはフルコナゾールとして3mg/kgを1日1回経口投与する。
<クリプトコッカス症>
通常、小児にはフルコナゾールとして3〜6mg/kgを1日1回経口投与する。
なお、重症又は難治性真菌感染症の場合には、1日量として12mg/kgまで増量できる。
<造血幹細胞移植患者における深在性真菌症の予防>
小児には、フルコナゾールとして12mg/kgを1日1回経口投与する。
なお、患者の状態に応じて適宜減量する。
ただし、1日量として400mgを超えないこと。
新生児生後14日までの新生児には、フルコナゾールとして小児と同じ用量を72時間毎に投与する。
生後15日以降の新生児には、フルコナゾールとして小児と同じ用量を48時間毎に投与する。

7.用法及び用量に関連する注意

<効能共通(カンジダ属に起因する膣炎及び外陰膣炎除く)>

7.1 腎機能障害患者に対する用量調節の目安

腎機能障害患者に投与する場合は、下表に示すクレアチニン・クリアランス値を参考に用量を調節する1)。[9.2、9.8参照]

クレアチニン・クリアランス(mL/min)用量の目安
>50通常用量
≦50(透析患者を除く)半量
透析患者透析終了後に通常用量

<造血幹細胞移植患者における深在性真菌症の予防>

7.2 好中球減少症が予想される数日前から投与を開始することが望ましい。

7.3 好中球数が1000/mm3を超えてから7日間投与することが望ましい。

<カンジダ属に起因する腟炎及び外陰腟炎>

7.4 本剤の効果判定は投与後4〜7日目を目安に行い、効果が認められない場合には、他の薬剤の投与を行うなど適切な処置を行うこと。


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/05/21 版