医療用医薬品 : ロイコボリン

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3. 組成・性状


3.1 組成

販売名ロイコボリン錠5mg
有効成分1錠中
日局 ホリナートカルシウム水和物
[ホリナート(ロイコボリン)として 5.0mg]
添加剤乳糖水和物、結晶セルロース、ステアリン酸マグネシウム

3.2 製剤の性状

販売名外形識別コード色調等
ロイコボリン錠5mg上面下面側面LL 5白色〜淡黄色
素錠
   
直径8.0mm 厚さ3.4mm

【色】
白色〜淡黄色
【剤形】
素錠/錠剤/内用


規格単位毎の明細 (ロイコボリン錠5mg)

販売名和名 : ロイコボリン錠5mg

規格単位 : 5mg1錠

欧文商標名 : LEUCOVORIN TABLETS 5mg

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 873929

承認番号 : 20300AMY00300

販売開始年月 : 1991年12月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 4年

3.組成・性状

3.1 組成

販売名ロイコボリン錠5mg
有効成分1錠中
日局 ホリナートカルシウム水和物
[ホリナート(ロイコボリン)として 5.0mg]
添加剤乳糖水和物、結晶セルロース、ステアリン酸マグネシウム

添加剤 : 乳糖水和物

添加剤 : 結晶セルロース

添加剤 : ステアリン酸マグネシウム

3.2 製剤の性状

販売名外形識別コード色調等
ロイコボリン錠5mg上面下面側面LL 5白色〜淡黄色
素錠
   
直径8.0mm 厚さ3.4mm

【色】
白色〜淡黄色
【剤形】
素錠/錠剤/内用

識別コード : LL5

識別コード : @5

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

葉酸代謝拮抗剤の毒性軽減

6.用法及び用量

<メトトレキサート通常療法、CMF療法、メトトレキサート関節リウマチ療法又はM-VAC療法>

メトトレキサート通常療法、CMF療法、メトトレキサート関節リウマチ療法又はM-VAC療法でメトトレキサートによると思われる副作用が発現した場合には、通常、ホリナートとして成人1回10mgを6時間間隔で4回経口投与する。
なお、メトトレキサートを過剰投与した場合には、投与したメトトレキサートと同量を投与する。

<メトトレキサート・フルオロウラシル交代療法>

通常、メトトレキサート投与後24時間目よりホリナートとして1回15mgを6時間間隔で2〜6回(メトトレキサート投与後24、30、36、42、48、54時間目)経口投与する。
メトトレキサートによると思われる重篤な副作用があらわれた場合には、用量を増加し、投与期間を延長する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

<プララトレキサート投与時>

通常、成人にはプララトレキサート投与後24時間目よりホリナートとして1回25mgを8時間間隔で6回経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。

7.用法及び用量に関連する注意

<メトトレキサート通常療法、CMF療法、メトトレキサート関節リウマチ療法又はM-VAC療法、メトトレキサート・フルオロウラシル交代療法>

7.1 嘔吐、激しい下痢のある患者にはホリナートカルシウム水和物(ロイコボリンカルシウム)注射剤の投与を考慮すること。

<メトトレキサート・フルオロウラシル交代療法>

7.2 本剤の投与回数は2〜6回であるが、投与回数の目安は次のとおりである。

腎機能の低下傾向などによるメトトレキサートの排泄遅延のおそれのある患者、又は一般状態の悪い患者(特に低栄養状態)では、投与回数を多くすることが望ましい(6回)。一般状態が良好で、かつ腎機能が正常な患者では、投与回数を少なくすることができる。

<プララトレキサート投与時>

7.3 本剤投与後にプララトレキサートによると思われる口内炎等の副作用があらわれない場合には、本剤1回15mgへ減量する。本剤の減量後にプララトレキサートによると思われる口内炎等の副作用があらわれた場合には、本剤1回25mgとすることができる。

7.4 本剤の投与後から次回のプララトレキサート投与までの間隔は72時間以上あけること。


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/07/23 版