医療用医薬品 : テーストディスク |
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試液
下表に示す4味質各5濃度、計20本(各5mL、ポリびん入り)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | |
甘味液 S 精製白糖 | 1びん中 15mg(0.3%) | 1びん中 125mg(2.5%) | 1びん中 500mg(10%) | 1びん中 1,000mg(20%) | 1びん中 4,000mg(80%) |
塩味液 N 塩化ナトリウム | 1びん中 15mg(0.3%) | 1びん中 62.5mg(1.25%) | 1びん中 250mg(5%) | 1びん中 500mg(10%) | 1びん中 1,000mg(20%) |
酸味液 T 酒石酸 | 1びん中 1mg(0.02%) | 1びん中 10mg(0.2%) | 1びん中 100mg(2%) | 1びん中 200mg(4%) | 1びん中 400mg(8%) |
苦味液 Q 塩酸キニーネ | 1びん中 0.05mg(0.001%) | 1びん中 1mg(0.02%) | 1びん中 5mg(0.1%) | 1びん中 25mg(0.5%) | 1びん中 200mg(4%) |
ろ紙ディスク(直径5mmの円形ろ紙)1,200枚
味質指示表1枚
販売名和名 : テーストディスク
規格単位 :
欧文商標名 : Taste Disc
日本標準商品分類番号 : 877229
承認番号 : 15600AMZ01007000
販売開始年月 : 1983年6月
貯法及び期限等
貯法 : 室温保存
有効期間 : 1年
3.組成・性状
3.1 組成
試液
下表に示す4味質各5濃度、計20本(各5mL、ポリびん入り)
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | |
甘味液 S 精製白糖 | 1びん中 15mg(0.3%) | 1びん中 125mg(2.5%) | 1びん中 500mg(10%) | 1びん中 1,000mg(20%) | 1びん中 4,000mg(80%) |
塩味液 N 塩化ナトリウム | 1びん中 15mg(0.3%) | 1びん中 62.5mg(1.25%) | 1びん中 250mg(5%) | 1びん中 500mg(10%) | 1びん中 1,000mg(20%) |
酸味液 T 酒石酸 | 1びん中 1mg(0.02%) | 1びん中 10mg(0.2%) | 1びん中 100mg(2%) | 1びん中 200mg(4%) | 1びん中 400mg(8%) |
苦味液 Q 塩酸キニーネ | 1びん中 0.05mg(0.001%) | 1びん中 1mg(0.02%) | 1びん中 5mg(0.1%) | 1びん中 25mg(0.5%) | 1びん中 200mg(4%) |
ろ紙ディスク(直径5mmの円形ろ紙)1,200枚
味質指示表1枚
規格単位毎の効能効果及び用法用量
効能効果対用法用量
4.効能又は効果
味覚感度の判定
6.用法及び用量
検査方法
(1)味質指示表(別添)を被検者に持たせるか、前に置く。
(2)ろ紙ディスクを1枚耳用ピンセットでつまみ、S-1の味質溶液をディスクに滴下し、湿らせる程度とする。
(3)湿らせたディスクを所定の測定部位へ静かに置く。
(4)口を開けたまま2〜3秒で味質指示表のうち1個の答を指示させる。
(5)ディスクは検者が再びピンセットで取り除く。
(6)正答が得られない時はS-2、S-3 と同様の操作を繰り返し、認知閾値を求める。
(7)残味を防ぐため水でよく含嗽させた後、1分間以上の間隔をおき、次の味質へ移る。
(8)塩味液、酸味液について同様に操作し、認知閾値を求める。味質を変更するときには水で含嗽させる。
(9)最後に苦味液について同様に操作し、認知閾値を求める。
(10)次に別の測定部位についても同じ操作を繰り返し、各部位の認知閾値を求める。
測定部位
(下図の斜線部分)
検査結果の判定
味覚感度 | |
No.1で認知 | I |
No.2で認知 | II |
No.3で認知 | III |
No.4で認知 | IV |
No.5で認知 | V |
No.5で認知不能 | VI |
〔参考〕
No.5で認知不能症例でも、味質溶液1mLをピペットで滴下する全口腔法ではNo.2又はNo.3で味質を認知できる患者が多い。
No.5の全口腔法でも認知不能例は、味質脱失とする。
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/05/21 版 |