医療用医薬品 : オンコビン |
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販売名 | オンコビン注射用1mg |
有効成分 | 1バイアル中 ビンクリスチン硫酸塩 1mg |
添加剤 | 乳糖水和物 10mg |
販売名 | オンコビン注射用1mg |
性状 | 白色〜微黄白色の凍結乾燥製剤 |
pH | 4.0〜6.0 |
浸透圧比 (生理食塩液に対する比) | 約1 (本剤1バイアルを生理食塩液10mLに溶解時) |
【色】
白色〜微黄白色
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
販売名和名 : オンコビン注射用1mg
規格単位 : 1mg1瓶
欧文商標名 : Oncovin for Injection 1mg
規制区分
規制区分名称 : 劇薬
規制区分
規制区分名称 : 処方箋医薬品注)
規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること
日本標準商品分類番号 : 87424
承認番号 : 21300AMY00373
販売開始年月 : 2004年4月
貯法及び期限等
貯法 : 冷所保存
有効期間 : 3年
3.組成・性状
3.1 組成
販売名 | オンコビン注射用1mg |
有効成分 | 1バイアル中 ビンクリスチン硫酸塩 1mg |
添加剤 | 乳糖水和物 10mg |
添加剤 : 乳糖水和物
3.2 製剤の性状
販売名 | オンコビン注射用1mg |
性状 | 白色〜微黄白色の凍結乾燥製剤 |
pH | 4.0〜6.0 |
浸透圧比 (生理食塩液に対する比) | 約1 (本剤1バイアルを生理食塩液10mLに溶解時) |
【色】
白色〜微黄白色
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
規格単位毎の効能効果及び用法用量
効能効果対用法用量
4.効能又は効果
○白血病(急性白血病、慢性白血病の急性転化時を含む)
○悪性リンパ腫(細網肉腫、リンパ肉腫、ホジキン病)
○小児腫瘍(神経芽腫、ウィルムス腫瘍、横紋筋肉腫、睾丸胎児性癌、血管肉腫等)
○以下の悪性腫瘍に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法
多発性骨髄腫
悪性星細胞腫、乏突起膠腫成分を有する神経膠腫
○褐色細胞腫
6.用法及び用量
<白血病(急性白血病、慢性白血病の急性転化時を含む)、悪性リンパ腫(細網肉腫、リンパ肉腫、ホジキン病)及び小児腫瘍(神経芽腫、ウィルムス腫瘍、横紋筋肉腫、睾丸胎児性癌、血管肉腫等)>
通常、ビンクリスチン硫酸塩として小児0.05〜0.1mg/kg、成人0.02〜0.05mg/kgを週1回静脈注射する。
ただし、副作用を避けるため、1回量2mgを超えないものとする。
<多発性骨髄腫に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法>
ドキソルビシン塩酸塩、デキサメタゾンリン酸エステルナトリウムとの併用において、標準的なビンクリスチン硫酸塩の投与量及び投与方法は、1日量0.4mgを24時間持続静脈注射する。これを4日間連続で行い、その後17〜24日間休薬する。これを1クールとし、投与を繰り返す。
<悪性星細胞腫、乏突起膠腫成分を有する神経膠腫に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法>
ビンクリスチン硫酸塩として1.4mg/m2(体表面積)を、2回静脈注射する。1回目の投与の3週間後に2回目の投与を行い、6〜8週を1クールとし、投与を繰り返す。
ただし、副作用を避けるため、1回量2mgを超えないものとする。
<褐色細胞腫>
シクロホスファミド水和物、ダカルバジンとの併用において、通常、成人にはビンクリスチン硫酸塩として、1日1回1.4mg/m2(体表面積)を静脈注射し、少なくとも20日間休薬する。これを1クールとし、投与を繰り返す。
ただし、副作用を避けるため、1回量2mgを超えないものとする。なお、患者の状態により適宜減量する。
7.用法及び用量に関連する注意
7.1 外国では体重10kg以下の小児への初期投与量を0.05mg/kg週1回静脈注射すべきであるとされている。
7.2 ドキソルビシン塩酸塩、デキサメタゾンリン酸エステルナトリウムとの併用において、24時間持続静脈注射を実施する場合は、中心静脈カテーテルを留置して投与すること。[8.6参照]
7.3 褐色細胞腫患者において、本剤を含む化学療法施行後に高血圧クリーゼを含む血圧変動が報告されていることから、本剤を含む化学療法開始前にα遮断薬等を投与すること。
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/06/18 版 |