医療用医薬品 : アレビアチン

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3. 組成・性状


3.1 組成

販売名アレビアチン注250mg
有効成分1アンプル5mL中日局フェニトイン230mg(フェニトインナトリウムとして250mg)
添加剤1アンプル5mL中プロピレングリコール2mL、エタノール0.525mL

3.2 製剤の性状

販売名アレビアチン注250mg
色・剤形アンプル注射剤
アンプル内容物は無色澄明の液
pH約12
浸透圧比約29(生理食塩液に対する比)

【色】
無色澄明
【剤形】
/液剤/注射


規格単位毎の明細 (アレビアチン注250mg)

販売名和名 : アレビアチン注250mg

規格単位 : 5%5mL1管

欧文商標名 : ALEVIATIN Injection

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 871132

承認番号 : 21500AMZ00091

販売開始年月 : 1981年9月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

販売名アレビアチン注250mg
有効成分1アンプル5mL中日局フェニトイン230mg(フェニトインナトリウムとして250mg)
添加剤1アンプル5mL中プロピレングリコール2mL、エタノール0.525mL

添加剤 : プロピレングリコール

添加剤 : エタノール

3.2 製剤の性状

販売名アレビアチン注250mg
色・剤形アンプル注射剤
アンプル内容物は無色澄明の液
pH約12
浸透圧比約29(生理食塩液に対する比)

【色】
無色澄明
【剤形】
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

○てんかん様けいれん発作が長時間引き続いて起こる場合(てんかん発作重積症)

○経口投与が不可能でかつけいれん発作の出現が濃厚に疑われる場合(特に意識障害、術中、術後)

○急速にてんかん様けいれん発作の抑制が必要な場合

6.用法及び用量

本剤の有効投与量は、発作の程度、患者の耐薬性などにより異なるが、通常成人には、本剤2.5〜5mL(フェニトインナトリウムとして125〜250mg)を1分間1mLを越えない速度で徐々に静脈内注射する。
以上の用量で発作が抑制できない時には、30分後さらに2〜3mL(フェニトインナトリウムとして100〜150mg)を追加投与するか、他の対策を考慮する。
小児には成人量を基準として、体重により決定する。
本剤の投与により、けいれんが消失し、意識が回復すれば経口投与に切り換える。

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 眼振、構音障害、運動失調、眼筋麻痺等があらわれた場合は過量になっているので、投与を直ちに中止すること。また、意識障害、血圧降下、呼吸障害があらわれた場合には、直ちに人工呼吸、酸素吸入、昇圧剤の投与など適切な処置を行うこと。用量調整をより適切に行うためには、本剤の血中濃度測定を行うことが望ましい。[10.2、13.1参照]

7.2 急速に静注した場合、心停止、一過性の血圧降下、呼吸抑制等の循環・呼吸障害を起こすことがある。また、衰弱の著しい患者、高齢者、心疾患のある患者ではこれらの副作用が発現しやすいので、注射速度をさらに遅くするなど注意すること。[9.1.1、9.1.2、9.8.1、11.1.7参照]


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/05/21 版