医療用医薬品 : ワゴスチグミン

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3. 組成・性状


3.1 組成

ワゴスチグミン注0.5mg

販売名ワゴスチグミン注0.5mg
有効成分1管(1mL)中、日局ネオスチグミンメチル硫酸塩0.5mgを含有する。
添加剤塩化ナトリウム、クエン酸ナトリウム水和物、クエン酸水和物、注射用水

ワゴスチグミン注2mg

販売名ワゴスチグミン注2mg
有効成分1管(4mL)中、日局ネオスチグミンメチル硫酸塩2mgを含有する。
添加剤塩化ナトリウム、クエン酸ナトリウム水和物、クエン酸水和物、注射用水

3.2 製剤の性状

ワゴスチグミン注0.5mg

販売名ワゴスチグミン注0.5mg
性状・剤形無色澄明の液である。
(注射剤)
pH5.0〜6.5
浸透圧比
〔生理食塩液に対する比〕
約1

【色】
無色澄明
【剤形】
/液剤/注射

ワゴスチグミン注2mg

販売名ワゴスチグミン注2mg
性状・剤形無色澄明の液である。
(注射剤)
pH5.0〜6.5
浸透圧比
〔生理食塩液に対する比〕
約1

【色】
無色澄明
【剤形】
/液剤/注射


規格単位毎の明細 (ワゴスチグミン注0.5mg)

販売名和名 : ワゴスチグミン注0.5mg

規格単位 : 0.05%1mL1管

欧文商標名 : Vagostigmin Injection

基準名 : ネオスチグミンメチル硫酸塩注射液

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 871233

承認番号 : 16000AMZ01744

販売開始年月 : 1936年10月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

ワゴスチグミン注0.5mg

販売名ワゴスチグミン注0.5mg
有効成分1管(1mL)中、日局ネオスチグミンメチル硫酸塩0.5mgを含有する。
添加剤塩化ナトリウム、クエン酸ナトリウム水和物、クエン酸水和物、注射用水

添加剤 : 塩化ナトリウム

添加剤 : クエン酸ナトリウム水和物

添加剤 : クエン酸水和物

添加剤 : 注射用水

3.2 製剤の性状

ワゴスチグミン注0.5mg

販売名ワゴスチグミン注0.5mg
性状・剤形無色澄明の液である。
(注射剤)
pH5.0〜6.5
浸透圧比
〔生理食塩液に対する比〕
約1

【色】
無色澄明
【剤形】
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

○重症筋無力症、クラーレ剤(ツボクラリン)による遷延性呼吸抑制、消化管機能低下のみられる手術後及び分娩後の腸管麻痺、手術後及び分娩後における排尿困難

○非脱分極性筋弛緩剤の作用の拮抗

6.用法及び用量

<重症筋無力症、クラーレ剤(ツボクラリン)による遷延性呼吸抑制、消化管機能低下のみられる手術後及び分娩後の腸管麻痺、手術後及び分娩後における排尿困難>

通常、成人にはネオスチグミンメチル硫酸塩として1回0.25〜1.0mgを1日1〜3回皮下又は筋肉内注射する。
なお、重症筋無力症の場合は症状により、その他の適応の場合は年齢、症状により、それぞれ適宜増減する。

<非脱分極性筋弛緩剤の作用の拮抗>

通常、成人にはネオスチグミンメチル硫酸塩として1回0.5〜2.0mgを緩徐に静脈内注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、アトロピン硫酸塩水和物を静脈内注射により併用すること。

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 非脱分極性筋弛緩剤(ツボクラリン塩化物塩酸塩水和物、パンクロニウム臭化物、ベクロニウム臭化物等)の作用の拮抗に本剤を静脈内注射する場合には、下記の点に注意すること。

7.1.1 本剤の投与は、筋弛緩モニターによる回復又は自発呼吸の発現を確認した後に行うこと。

7.1.2 本剤は特別な場合を除き5mgを超えて投与しないこと。

7.1.3 徐脈がある場合には、本剤投与前にアトロピン硫酸塩水和物を投与して脈拍を適度に増加させておくこと。[9.1.4参照]

7.1.4 本剤を静脈内注射する場合には、過度のコリン作動性反応を防止するため、通常、成人にはアトロピン硫酸塩水和物として1回0.25〜1.0mgを静脈内注射により併用すること。なお、アトロピン硫酸塩水和物は必要に応じ適宜増減すること。

7.1.5 更に血圧低下、徐脈、房室ブロック、心停止等が起こることがあるのでアトロピン硫酸塩水和物0.5〜1.0mgを入れた注射器をすぐ使えるようにしておくこと。これらの副作用があらわれた場合には、アトロピン硫酸塩水和物等を追加投与すること。[11.1.2参照]

規格単位毎の明細 (ワゴスチグミン注2mg)

販売名和名 : ワゴスチグミン注2mg

規格単位 : 0.05%4mL1管

欧文商標名 : Vagostigmin Injection

基準名 : ネオスチグミンメチル硫酸塩注射液

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 871233

承認番号 : 21500AMZ00222

販売開始年月 : 2003年7月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

ワゴスチグミン注2mg

販売名ワゴスチグミン注2mg
有効成分1管(4mL)中、日局ネオスチグミンメチル硫酸塩2mgを含有する。
添加剤塩化ナトリウム、クエン酸ナトリウム水和物、クエン酸水和物、注射用水

添加剤 : 塩化ナトリウム

添加剤 : クエン酸ナトリウム水和物

添加剤 : クエン酸水和物

添加剤 : 注射用水

3.2 製剤の性状

ワゴスチグミン注2mg

販売名ワゴスチグミン注2mg
性状・剤形無色澄明の液である。
(注射剤)
pH5.0〜6.5
浸透圧比
〔生理食塩液に対する比〕
約1

【色】
無色澄明
【剤形】
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

○重症筋無力症、クラーレ剤(ツボクラリン)による遷延性呼吸抑制、消化管機能低下のみられる手術後及び分娩後の腸管麻痺、手術後及び分娩後における排尿困難

○非脱分極性筋弛緩剤の作用の拮抗

6.用法及び用量

<重症筋無力症、クラーレ剤(ツボクラリン)による遷延性呼吸抑制、消化管機能低下のみられる手術後及び分娩後の腸管麻痺、手術後及び分娩後における排尿困難>

通常、成人にはネオスチグミンメチル硫酸塩として1回0.25〜1.0mgを1日1〜3回皮下又は筋肉内注射する。
なお、重症筋無力症の場合は症状により、その他の適応の場合は年齢、症状により、それぞれ適宜増減する。

<非脱分極性筋弛緩剤の作用の拮抗>

通常、成人にはネオスチグミンメチル硫酸塩として1回0.5〜2.0mgを緩徐に静脈内注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、アトロピン硫酸塩水和物を静脈内注射により併用すること。

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 非脱分極性筋弛緩剤(ツボクラリン塩化物塩酸塩水和物、パンクロニウム臭化物、ベクロニウム臭化物等)の作用の拮抗に本剤を静脈内注射する場合には、下記の点に注意すること。

7.1.1 本剤の投与は、筋弛緩モニターによる回復又は自発呼吸の発現を確認した後に行うこと。

7.1.2 本剤は特別な場合を除き5mgを超えて投与しないこと。

7.1.3 徐脈がある場合には、本剤投与前にアトロピン硫酸塩水和物を投与して脈拍を適度に増加させておくこと。[9.1.4参照]

7.1.4 本剤を静脈内注射する場合には、過度のコリン作動性反応を防止するため、通常、成人にはアトロピン硫酸塩水和物として1回0.25〜1.0mgを静脈内注射により併用すること。なお、アトロピン硫酸塩水和物は必要に応じ適宜増減すること。

7.1.5 更に血圧低下、徐脈、房室ブロック、心停止等が起こることがあるのでアトロピン硫酸塩水和物0.5〜1.0mgを入れた注射器をすぐ使えるようにしておくこと。これらの副作用があらわれた場合には、アトロピン硫酸塩水和物等を追加投与すること。[11.1.2参照]


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/11/19 版