医療用医薬品 : ビスダイン

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3. 組成・性状


3.1 組成

販売名ビスダイン静注用15mg
有効成分1バイアル中ベルテポルフィン 15mg
添加剤乳糖水和物 690mg
エッグホスファチジルグリセロール 48.75mg
ジミリストイルホスファチジルコリン 70.50mg
パルミチン酸アスコルビン酸 0.15mg
ジブチルヒドロキシトルエン 0.015mg

3.2 製剤の性状

販売名ビスダイン静注用15mg
性状暗緑色の塊又は粉末(凍結乾燥品)

日局注射用水で溶解したときのpH及び浸透圧比は以下のとおりである。

15mg/7mL日局注射用水pH浸透圧比(生理食塩液に対する比)
5.0〜7.0約1

【色】
暗緑色
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
塊/散剤/注射
粉末/散剤/注射


規格単位毎の明細 (ビスダイン静注用15mg)

販売名和名 : ビスダイン静注用15mg

規格単位 : 15mg1瓶

欧文商標名 : Visudyne

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 871319

承認番号 : 21500AMY00139000

販売開始年月 : 2004年5月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 4年

3.組成・性状

3.1 組成

販売名ビスダイン静注用15mg
有効成分1バイアル中ベルテポルフィン 15mg
添加剤乳糖水和物 690mg
エッグホスファチジルグリセロール 48.75mg
ジミリストイルホスファチジルコリン 70.50mg
パルミチン酸アスコルビン酸 0.15mg
ジブチルヒドロキシトルエン 0.015mg

添加剤 : 乳糖水和物

添加剤 : エッグホスファチジルグリセロール

添加剤 : ジミリストイルホスファチジルコリン

添加剤 : パルミチン酸アスコルビン酸

添加剤 : ジブチルヒドロキシトルエン

3.2 製剤の性状

販売名ビスダイン静注用15mg
性状暗緑色の塊又は粉末(凍結乾燥品)

日局注射用水で溶解したときのpH及び浸透圧比は以下のとおりである。

15mg/7mL日局注射用水pH浸透圧比(生理食塩液に対する比)
5.0〜7.0約1

【色】
暗緑色
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
塊/散剤/注射
粉末/散剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

中心窩下脈絡膜新生血管を伴う加齢黄斑変性症

6.用法及び用量

ベルテポルフィンとして6mg/m2(体表面積)を10分間かけて静脈内投与し、本剤投与開始から15分後にレーザー光[波長689±3nm、光照射エネルギー量50J/cm2(照射出力600mW/cm2で83秒間)]を治療スポットに照射する。
なお、3ヵ月毎の検査時に蛍光眼底造影で脈絡膜新生血管からのフルオレセインの漏出が認められた場合は、再治療を実施する。

5.効能又は効果に関連する注意

Occult CNV(脈絡膜新生血管)又はminimally classic CNVを有する患者では、本剤の有効性(視力低下抑制)はプラセボと統計学的有意差がみられなかったとの成績があるので、これらの患者に本剤を適用することについてはリスクとベネフィットを勘案した上で判断すること。[17.3参照]

7.用法及び用量に関連する注意

本剤による光線力学的療法(本PDT)は、本剤の静脈内投与(第1段階)及び眼科用光線力学的療法用レーザー(非発熱性ダイオードレーザー)からのレーザー光照射によるビスダインの活性化(第2段階)の2つのプロセスからなる。

7.1 再治療

3ヵ月以内の間隔で再治療を実施しても、視力低下の維持においてさらなる有効性は認められなかったとの成績があるので、再治療の実施時期については、各患者の症状や検査成績の推移について慎重に検討した上で判断すること。[17.1.4参照]

7.2 注射液の調製法・投与時の注意等[14.1.2-14.1.4、14.2.6参照]

7.3 血管外漏出を避けるための本剤投与中の標準的な留意事項[14.2.3-14.2.5参照]

7.4 病変サイズの測定

7.4.1 蛍光眼底血管造影及びカラー眼底写真によって病変の最大直径(GLD:greatest linear dimension)を測定する。

7.4.2 この測定には全てのclassic CNV及びoccult CNV、血液又は蛍光のブロック(blocked fluorescence)及び網膜色素上皮の漿液性剥離を含めること。また、眼底カメラは倍率2.4〜2.6の範囲内のものが望ましい。

7.4.3 蛍光眼底血管造影での病変のGLDについては、眼底カメラの倍率に関する補正を加えて、網膜病変のGLDを算定する。

7.5 スポットサイズの決定

7.5.1 治療スポットサイズは、網膜病変部に500μmの縁取りを行い、病変部を完全にカバーできるようにするために、GLDに1,000μmを加える。

7.5.2 ただし、治療スポットの鼻側縁端は、視神経乳頭の側頭側縁端から200μm以上離れた位置とする。視神経への障害を避けるため、視神経から200μm以内のレーザー照射を避けなければならない。病変部が視神経に極めて近い位置に存在する患者においては、病変部を完全にカバーできないため、視神経から200μm以内のCNVでの光活性化が起こらず、本剤の有効性は低下するおそれがある。

7.6 レーザー光照射

7.6.1 視力矯正用コンタクトレンズを使用している患者の場合、本PDTの前にコンタクトレンズをはずしてから治療を開始すること。

7.6.2 ベルテポルフィンの光による活性化は照射する総エネルギー量でコントロールする。

7.6.3 CNVの治療における照射エネルギー量はCNV病変1cm2あたり50Jである(照射出力600mW/cm2で83秒間照射することになる)。

7.6.4 事前に決定した治療スポットに適切にレーザー光を照射するためには、照射エネルギー量、照射出力、眼科用レンズの倍率、ズームレンズの設定が重要なパラメータとなる。レーザー照射手順の設定と操作については使用するレーザーシステムマニュアルに従い、用法及び用量に定めた照射条件を厳密に遵守すること。

7.6.5 689±3nmの波長を安定に出力できるレーザーを使用する。

7.6.6 レーザー光は適切な眼科用拡大レンズを使用し、光ファイバー及びスリットランプを介して単円スポットとして網膜に照射する。

7.6.7 必要な場合には、眼球運動防止のための球後麻酔を併用することができる。

7.7 両眼治療(臨床試験では両眼治療は行われていない。)

初回治療における両眼同時治療は避けること。なお、両眼に治療対象となる病変がある場合は、両眼同時治療の有益性と危険性を慎重に評価する必要がある。

7.7.1 過去に本PDTを施行した経験がなく、両眼に治療対象となる病変がある患者については、まず片眼(病変が進行している眼)にのみ本PDTを施行し、1週間以上観察した上で、特に安全性上問題がないと判断できる場合に限って、もう一方の眼への本PDTの施行を考慮すること。

7.7.2 過去に片眼に対して本PDTを施行し、特に安全性上問題がなかった場合において、両眼に治療対象となる病変がある患者については、最初に進行がより高度である眼の病変を対象として、用法及び用量に従い本PDTを施行すること。その後直ちにもう一方の眼の治療のためにレーザーを再設定し、本剤投与開始から20分以内(投与終了10分以内)に光照射を実施すること。


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2026/01/21 版