医療用医薬品 : ドロレプタン |
List Top |
販売名 | 有効成分 | 添加剤 |
ドロレプタン注射液25mg | 1バイアル(10mL)中 ドロペリドール(日局) 25mg | 1バイアル(10mL)中 酒石酸、パラオキシ安息香酸メチル5mg、パラオキシ安息香酸プロピル0.5mg、水酸化ナトリウム |
販売名 | 性状 | pH | 浸透圧比(生理食塩液対比) |
ドロレプタン注射液25mg | ほとんど無色の澄明な液 | 2.5〜4.5 | 約0.1 |
【色】
ほとんど無色の澄明
【剤形】
/液剤/注射
販売名和名 : ドロレプタン注射液25mg
規格単位 : 2.5mg1mLバイアル
欧文商標名 : DROLEPTAN Injection 25mg
規制区分
規制区分名称 : 劇薬
規制区分
規制区分名称 : 処方箋医薬品注)
規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること
日本標準商品分類番号 : 871119
承認番号 : 21800AMX10251
販売開始年月 : 1972年2月
貯法及び期限等
貯法 : 室温保存
有効期間 : 3年6ヵ月
3.組成・性状
3.1 組成
販売名 | 有効成分 | 添加剤 |
ドロレプタン注射液25mg | 1バイアル(10mL)中 ドロペリドール(日局) 25mg | 1バイアル(10mL)中 酒石酸、パラオキシ安息香酸メチル5mg、パラオキシ安息香酸プロピル0.5mg、水酸化ナトリウム |
添加剤 : 酒石酸
添加剤 : パラオキシ安息香酸メチル
添加剤 : パラオキシ安息香酸プロピル
添加剤 : 水酸化ナトリウム
3.2 製剤の性状
販売名 | 性状 | pH | 浸透圧比(生理食塩液対比) |
ドロレプタン注射液25mg | ほとんど無色の澄明な液 | 2.5〜4.5 | 約0.1 |
【色】
ほとんど無色の澄明
【剤形】
/液剤/注射
規格単位毎の効能効果及び用法用量
効能効果対用法用量
4.効能又は効果
○フェンタニルとの併用による、手術、検査、および処置時の全身麻酔並びに局所麻酔の補助
○ドロペリドールの単独投与による麻酔前投薬
6.用法及び用量
○フェンタニルクエン酸塩との併用による場合
導入麻酔剤として投与する場合には通常成人ドロレプタン注射液0.1〜0.2mL/kg(ドロペリドールとして0.25〜0.5mg/kg)をフェンタニル注射液0.1〜0.2mL/kg(フェンタニルクエン酸塩として7.85〜15.7μg/kg)と共に緩徐に静注するか、またはブドウ糖液等に希釈して点滴静注する。
局所麻酔の補助として投与する場合には局所麻酔剤投与10〜15分後に通常成人ドロレプタン注射液0.1mL/kg(ドロペリドールとして0.25mg/kg)をフェンタニル注射液0.1mL/kg(フェンタニルクエン酸塩として7.85μg/kg)と共に緩徐に静注する。
なお、患者の年齢・症状に応じて適宜増減する。
○ドロペリドール単独で麻酔前投薬として投与する場合
通常成人ドロレプタン注射液0.02〜0.04mL/kg(ドロペリドールとして0.05〜0.1mg/kg)を麻酔開始30〜60分前に筋注する。
なお、患者の年齢・症状に応じて適宜増減する。
7.用法及び用量に関連する注意
本剤の用法及び用量は、患者の感受性、全身状態、手術々式、麻酔方法等に応じてきめるが、一般にフェンタニルとの併用による導入麻酔・局所麻酔、また本剤単独投与による麻酔前投薬は通常次のとおり行われている。
7.1 導入麻酔剤として
アトロピン硫酸塩水和物など通常の麻酔前投薬に引き続き、本剤及びフェンタニルの1回量を緩徐に静注(点滴静注が安全で確実)する。なお症例により、同時にGO、GOF等の吸入麻酔やチアミラール等の静注用全身麻酔剤の併用も行われる。
7.2 局所麻酔の補助として
メピバカイン等による持続硬膜外麻酔の補助として本剤を併用する(症例によっては、全身麻酔や気管内挿管を必要としないで手術可能な例もある)。
7.3 麻酔前投薬として
通常麻酔開始30分〜1時間前に本剤1回量の筋注を行う。
投与後10〜30分後にはほとんどの例に十分な鎮静効果が得られる。
なお症例により、アトロピン硫酸塩水和物が併用される場合もある。
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/08/20 版 |