医療用医薬品 : キロサイド

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3. 組成・性状


3.1 組成

キロサイド注20mg

販売名有効成分添加剤
キロサイド注20mg1管(1mL)中シタラビン20mg塩化ナトリウム9mg

キロサイド注40mg

販売名有効成分添加剤
キロサイド注40mg1管(2mL)中シタラビン40mg塩化ナトリウム18mg

キロサイド注60mg

販売名有効成分添加剤
キロサイド注60mg1管(3mL)中シタラビン60mg塩化ナトリウム27mg

キロサイド注100mg

販売名有効成分添加剤
キロサイド注100mg1管(5mL)中シタラビン100mg塩化ナトリウム45mg

キロサイド注200mg

販売名有効成分添加剤
キロサイド注200mg1管(10mL)中シタラビン200mg塩化ナトリウム90mg

3.2 製剤の性状

キロサイド注20mg

販売名性状pH浸透圧比
キロサイド注20mg無色澄明の水性注射液8.0〜9.31.1〜1.5

【色】
無色澄明
【剤形】
水性注射剤/液剤/注射

キロサイド注40mg

販売名性状pH浸透圧比
キロサイド注40mg無色澄明の水性注射液8.0〜9.31.1〜1.5

【色】
無色澄明
【剤形】
水性注射剤/液剤/注射

キロサイド注60mg

販売名性状pH浸透圧比
キロサイド注60mg無色澄明の水性注射液8.0〜9.31.1〜1.5

【色】
無色澄明
【剤形】
水性注射剤/液剤/注射

キロサイド注100mg

販売名性状pH浸透圧比
キロサイド注100mg無色澄明の水性注射液8.0〜9.31.1〜1.5

【色】
無色澄明
【剤形】
水性注射剤/液剤/注射

キロサイド注200mg

販売名性状pH浸透圧比
キロサイド注200mg無色澄明の水性注射液8.0〜9.31.1〜1.5

【色】
無色澄明
【剤形】
水性注射剤/液剤/注射


規格単位毎の明細 (キロサイド注20mg)

販売名和名 : キロサイド注20mg

規格単位 : 20mg1管

欧文商標名 : Cylocide Injection

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 874224

承認番号 : 21800AMX10195000

販売開始年月 : 1971年4月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

キロサイド注20mg

販売名有効成分添加剤
キロサイド注20mg1管(1mL)中シタラビン20mg塩化ナトリウム9mg

添加剤 : 塩化ナトリウム

3.2 製剤の性状

キロサイド注20mg

販売名性状pH浸透圧比
キロサイド注20mg無色澄明の水性注射液8.0〜9.31.1〜1.5

【色】
無色澄明
【剤形】
水性注射剤/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

○急性白血病(赤白血病、慢性骨髄性白血病の急性転化例を含む)。

○消化器癌(胃癌、膵癌、肝癌、結腸癌等)、肺癌、乳癌、女性性器癌(子宮癌等)等。ただし他の抗腫瘍剤(フルオロウラシル、マイトマイシンC、シクロホスファミド水和物、メトトレキサート、ビンクリスチン硫酸塩、ビンブラスチン硫酸塩等)と併用する場合に限る。

○膀胱腫瘍

6.用法及び用量

<急性白血病>

(1)寛解導入

急性白血病の寛解導入には、シタラビンとして通常1日小児0.6〜2.3mg/kg、成人0.8〜1.6mg/kgを250〜500mLの5%ブドウ糖液あるいは生理食塩液に混合して、点滴で静脈内投与するか、又は20mLの20%ブドウ糖液あるいは生理食塩液に混合して、ワンショットで静脈内投与する。通常2〜3週間連続投与を行う。

(2)維持療法

寛解が得られた場合は、維持療法として上記用量を1週1回そのまま皮下、筋肉内投与するか、あるいは上記用法に従い静脈内投与する。

(3)シタラビン少量療法

通常、成人にはシタラビンとして以下の用量を10〜14日間皮下又は静脈内投与する。

・1回10〜20mgを1日2回

・1回20mg/m2を1日1回

(4)シタラビン標準量療法

他の抗悪性腫瘍剤との併用において、通常、成人及び小児には、シタラビンとして1日100〜200mg/m2を5〜7日間点滴で静脈内投与する。

(5)髄腔内化学療法

通常、成人にはシタラビンとして1回25〜40mgを1週間に1〜2回髄腔内に投与する。小児に投与する場合には、下記を参考に年齢・体格等に応じて投与量を調節する。
なお、併用する他の抗腫瘍剤及び患者の状態により投与間隔は適宜延長すること。髄液に異常所見を認める場合は、正常化するまで投与を継続すること。

1歳2歳3歳以上
15〜20mg20〜30mg25〜40mg

年齢、症状により適宜増減する。
併用する薬剤の組合せ、併用量等は医師の判断による。

<消化器癌、肺癌、乳癌、女性性器癌等>

(1)静脈内注射

消化器癌、肺癌、乳癌、女性性器癌等に他の抗腫瘍剤(フルオロウラシル、マイトマイシンC、シクロホスファミド水和物、メトトレキサート、ビンクリスチン硫酸塩等)と併用するときは、シタラビンとして通常1回0.2〜0.8mg/kgを1週間に1〜2回点滴で静脈内投与するか、又はワンショットで静脈内投与する。

(2)局所動脈内注射

局所動脈内注入の場合は、シタラビンとして通常1日0.2〜0.4mg/kgを他の抗腫瘍剤(フルオロウラシル、シクロホスファミド水和物、ビンクリスチン硫酸塩、ビンブラスチン硫酸塩等)と併用して持続注入ポンプで投与する。

年齢、症状により適宜増減する。
併用する薬剤の組合せ、併用量等は医師の判断による。

<膀胱腫瘍>

膀胱腫瘍に単独膀胱内注入を行う場合は、シタラビンとして通常200〜400mgを、また、他の抗腫瘍剤と併用し、膀胱内注入を行う場合は、シタラビンとして通常100〜300mgを10〜40mLの生理食塩液又は注射用蒸留水に混合して1日1回又は週2〜3回膀胱内に注入する。

年齢、症状により適宜増減する。
併用する薬剤の組合せ、併用量等は医師の判断による。

7.用法及び用量に関連する注意

<急性白血病>

シタラビン標準量療法又は髄腔内化学療法に対して本剤を使用する際には、国内外の最新のガイドライン等を参考にすること。

規格単位毎の明細 (キロサイド注40mg)

販売名和名 : キロサイド注40mg

規格単位 : 40mg1管

欧文商標名 : Cylocide Injection

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 874224

承認番号 : 21800AMX10196000

販売開始年月 : 1971年11月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

キロサイド注40mg

販売名有効成分添加剤
キロサイド注40mg1管(2mL)中シタラビン40mg塩化ナトリウム18mg

添加剤 : 塩化ナトリウム

3.2 製剤の性状

キロサイド注40mg

販売名性状pH浸透圧比
キロサイド注40mg無色澄明の水性注射液8.0〜9.31.1〜1.5

【色】
無色澄明
【剤形】
水性注射剤/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

○急性白血病(赤白血病、慢性骨髄性白血病の急性転化例を含む)。

○消化器癌(胃癌、膵癌、肝癌、結腸癌等)、肺癌、乳癌、女性性器癌(子宮癌等)等。ただし他の抗腫瘍剤(フルオロウラシル、マイトマイシンC、シクロホスファミド水和物、メトトレキサート、ビンクリスチン硫酸塩、ビンブラスチン硫酸塩等)と併用する場合に限る。

○膀胱腫瘍

6.用法及び用量

<急性白血病>

(1)寛解導入

急性白血病の寛解導入には、シタラビンとして通常1日小児0.6〜2.3mg/kg、成人0.8〜1.6mg/kgを250〜500mLの5%ブドウ糖液あるいは生理食塩液に混合して、点滴で静脈内投与するか、又は20mLの20%ブドウ糖液あるいは生理食塩液に混合して、ワンショットで静脈内投与する。通常2〜3週間連続投与を行う。

(2)維持療法

寛解が得られた場合は、維持療法として上記用量を1週1回そのまま皮下、筋肉内投与するか、あるいは上記用法に従い静脈内投与する。

(3)シタラビン少量療法

通常、成人にはシタラビンとして以下の用量を10〜14日間皮下又は静脈内投与する。

・1回10〜20mgを1日2回

・1回20mg/m2を1日1回

(4)シタラビン標準量療法

他の抗悪性腫瘍剤との併用において、通常、成人及び小児には、シタラビンとして1日100〜200mg/m2を5〜7日間点滴で静脈内投与する。

(5)髄腔内化学療法

通常、成人にはシタラビンとして1回25〜40mgを1週間に1〜2回髄腔内に投与する。小児に投与する場合には、下記を参考に年齢・体格等に応じて投与量を調節する。
なお、併用する他の抗腫瘍剤及び患者の状態により投与間隔は適宜延長すること。髄液に異常所見を認める場合は、正常化するまで投与を継続すること。

1歳2歳3歳以上
15〜20mg20〜30mg25〜40mg

年齢、症状により適宜増減する。
併用する薬剤の組合せ、併用量等は医師の判断による。

<消化器癌、肺癌、乳癌、女性性器癌等>

(1)静脈内注射

消化器癌、肺癌、乳癌、女性性器癌等に他の抗腫瘍剤(フルオロウラシル、マイトマイシンC、シクロホスファミド水和物、メトトレキサート、ビンクリスチン硫酸塩等)と併用するときは、シタラビンとして通常1回0.2〜0.8mg/kgを1週間に1〜2回点滴で静脈内投与するか、又はワンショットで静脈内投与する。

(2)局所動脈内注射

局所動脈内注入の場合は、シタラビンとして通常1日0.2〜0.4mg/kgを他の抗腫瘍剤(フルオロウラシル、シクロホスファミド水和物、ビンクリスチン硫酸塩、ビンブラスチン硫酸塩等)と併用して持続注入ポンプで投与する。

年齢、症状により適宜増減する。
併用する薬剤の組合せ、併用量等は医師の判断による。

<膀胱腫瘍>

膀胱腫瘍に単独膀胱内注入を行う場合は、シタラビンとして通常200〜400mgを、また、他の抗腫瘍剤と併用し、膀胱内注入を行う場合は、シタラビンとして通常100〜300mgを10〜40mLの生理食塩液又は注射用蒸留水に混合して1日1回又は週2〜3回膀胱内に注入する。

年齢、症状により適宜増減する。
併用する薬剤の組合せ、併用量等は医師の判断による。

7.用法及び用量に関連する注意

<急性白血病>

シタラビン標準量療法又は髄腔内化学療法に対して本剤を使用する際には、国内外の最新のガイドライン等を参考にすること。

規格単位毎の明細 (キロサイド注60mg)

販売名和名 : キロサイド注60mg

規格単位 : 60mg1管

欧文商標名 : Cylocide Injection

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 874224

承認番号 : 21800AMX10197000

販売開始年月 : 1971年11月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

キロサイド注60mg

販売名有効成分添加剤
キロサイド注60mg1管(3mL)中シタラビン60mg塩化ナトリウム27mg

添加剤 : 塩化ナトリウム

3.2 製剤の性状

キロサイド注60mg

販売名性状pH浸透圧比
キロサイド注60mg無色澄明の水性注射液8.0〜9.31.1〜1.5

【色】
無色澄明
【剤形】
水性注射剤/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

○急性白血病(赤白血病、慢性骨髄性白血病の急性転化例を含む)。

○消化器癌(胃癌、膵癌、肝癌、結腸癌等)、肺癌、乳癌、女性性器癌(子宮癌等)等。ただし他の抗腫瘍剤(フルオロウラシル、マイトマイシンC、シクロホスファミド水和物、メトトレキサート、ビンクリスチン硫酸塩、ビンブラスチン硫酸塩等)と併用する場合に限る。

○膀胱腫瘍

6.用法及び用量

<急性白血病>

(1)寛解導入

急性白血病の寛解導入には、シタラビンとして通常1日小児0.6〜2.3mg/kg、成人0.8〜1.6mg/kgを250〜500mLの5%ブドウ糖液あるいは生理食塩液に混合して、点滴で静脈内投与するか、又は20mLの20%ブドウ糖液あるいは生理食塩液に混合して、ワンショットで静脈内投与する。通常2〜3週間連続投与を行う。

(2)維持療法

寛解が得られた場合は、維持療法として上記用量を1週1回そのまま皮下、筋肉内投与するか、あるいは上記用法に従い静脈内投与する。

(3)シタラビン少量療法

通常、成人にはシタラビンとして以下の用量を10〜14日間皮下又は静脈内投与する。

・1回10〜20mgを1日2回

・1回20mg/m2を1日1回

(4)シタラビン標準量療法

他の抗悪性腫瘍剤との併用において、通常、成人及び小児には、シタラビンとして1日100〜200mg/m2を5〜7日間点滴で静脈内投与する。

(5)髄腔内化学療法

通常、成人にはシタラビンとして1回25〜40mgを1週間に1〜2回髄腔内に投与する。小児に投与する場合には、下記を参考に年齢・体格等に応じて投与量を調節する。
なお、併用する他の抗腫瘍剤及び患者の状態により投与間隔は適宜延長すること。髄液に異常所見を認める場合は、正常化するまで投与を継続すること。

1歳2歳3歳以上
15〜20mg20〜30mg25〜40mg

年齢、症状により適宜増減する。
併用する薬剤の組合せ、併用量等は医師の判断による。

<消化器癌、肺癌、乳癌、女性性器癌等>

(1)静脈内注射

消化器癌、肺癌、乳癌、女性性器癌等に他の抗腫瘍剤(フルオロウラシル、マイトマイシンC、シクロホスファミド水和物、メトトレキサート、ビンクリスチン硫酸塩等)と併用するときは、シタラビンとして通常1回0.2〜0.8mg/kgを1週間に1〜2回点滴で静脈内投与するか、又はワンショットで静脈内投与する。

(2)局所動脈内注射

局所動脈内注入の場合は、シタラビンとして通常1日0.2〜0.4mg/kgを他の抗腫瘍剤(フルオロウラシル、シクロホスファミド水和物、ビンクリスチン硫酸塩、ビンブラスチン硫酸塩等)と併用して持続注入ポンプで投与する。

年齢、症状により適宜増減する。
併用する薬剤の組合せ、併用量等は医師の判断による。

<膀胱腫瘍>

膀胱腫瘍に単独膀胱内注入を行う場合は、シタラビンとして通常200〜400mgを、また、他の抗腫瘍剤と併用し、膀胱内注入を行う場合は、シタラビンとして通常100〜300mgを10〜40mLの生理食塩液又は注射用蒸留水に混合して1日1回又は週2〜3回膀胱内に注入する。

年齢、症状により適宜増減する。
併用する薬剤の組合せ、併用量等は医師の判断による。

7.用法及び用量に関連する注意

<急性白血病>

シタラビン標準量療法又は髄腔内化学療法に対して本剤を使用する際には、国内外の最新のガイドライン等を参考にすること。

規格単位毎の明細 (キロサイド注100mg)

販売名和名 : キロサイド注100mg

規格単位 : 100mg1管

欧文商標名 : Cylocide Injection

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 874224

承認番号 : 21800AMX10198000

販売開始年月 : 1987年10月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

キロサイド注100mg

販売名有効成分添加剤
キロサイド注100mg1管(5mL)中シタラビン100mg塩化ナトリウム45mg

添加剤 : 塩化ナトリウム

3.2 製剤の性状

キロサイド注100mg

販売名性状pH浸透圧比
キロサイド注100mg無色澄明の水性注射液8.0〜9.31.1〜1.5

【色】
無色澄明
【剤形】
水性注射剤/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

○急性白血病(赤白血病、慢性骨髄性白血病の急性転化例を含む)。

○消化器癌(胃癌、膵癌、肝癌、結腸癌等)、肺癌、乳癌、女性性器癌(子宮癌等)等。ただし他の抗腫瘍剤(フルオロウラシル、マイトマイシンC、シクロホスファミド水和物、メトトレキサート、ビンクリスチン硫酸塩、ビンブラスチン硫酸塩等)と併用する場合に限る。

○膀胱腫瘍

6.用法及び用量

<急性白血病>

(1)寛解導入

急性白血病の寛解導入には、シタラビンとして通常1日小児0.6〜2.3mg/kg、成人0.8〜1.6mg/kgを250〜500mLの5%ブドウ糖液あるいは生理食塩液に混合して、点滴で静脈内投与するか、又は20mLの20%ブドウ糖液あるいは生理食塩液に混合して、ワンショットで静脈内投与する。通常2〜3週間連続投与を行う。

(2)維持療法

寛解が得られた場合は、維持療法として上記用量を1週1回そのまま皮下、筋肉内投与するか、あるいは上記用法に従い静脈内投与する。

(3)シタラビン少量療法

通常、成人にはシタラビンとして以下の用量を10〜14日間皮下又は静脈内投与する。

・1回10〜20mgを1日2回

・1回20mg/m2を1日1回

(4)シタラビン標準量療法

他の抗悪性腫瘍剤との併用において、通常、成人及び小児には、シタラビンとして1日100〜200mg/m2を5〜7日間点滴で静脈内投与する。

(5)髄腔内化学療法

通常、成人にはシタラビンとして1回25〜40mgを1週間に1〜2回髄腔内に投与する。小児に投与する場合には、下記を参考に年齢・体格等に応じて投与量を調節する。
なお、併用する他の抗腫瘍剤及び患者の状態により投与間隔は適宜延長すること。髄液に異常所見を認める場合は、正常化するまで投与を継続すること。

1歳2歳3歳以上
15〜20mg20〜30mg25〜40mg

年齢、症状により適宜増減する。
併用する薬剤の組合せ、併用量等は医師の判断による。

<消化器癌、肺癌、乳癌、女性性器癌等>

(1)静脈内注射

消化器癌、肺癌、乳癌、女性性器癌等に他の抗腫瘍剤(フルオロウラシル、マイトマイシンC、シクロホスファミド水和物、メトトレキサート、ビンクリスチン硫酸塩等)と併用するときは、シタラビンとして通常1回0.2〜0.8mg/kgを1週間に1〜2回点滴で静脈内投与するか、又はワンショットで静脈内投与する。

(2)局所動脈内注射

局所動脈内注入の場合は、シタラビンとして通常1日0.2〜0.4mg/kgを他の抗腫瘍剤(フルオロウラシル、シクロホスファミド水和物、ビンクリスチン硫酸塩、ビンブラスチン硫酸塩等)と併用して持続注入ポンプで投与する。

年齢、症状により適宜増減する。
併用する薬剤の組合せ、併用量等は医師の判断による。

<膀胱腫瘍>

膀胱腫瘍に単独膀胱内注入を行う場合は、シタラビンとして通常200〜400mgを、また、他の抗腫瘍剤と併用し、膀胱内注入を行う場合は、シタラビンとして通常100〜300mgを10〜40mLの生理食塩液又は注射用蒸留水に混合して1日1回又は週2〜3回膀胱内に注入する。

年齢、症状により適宜増減する。
併用する薬剤の組合せ、併用量等は医師の判断による。

7.用法及び用量に関連する注意

<急性白血病>

シタラビン標準量療法又は髄腔内化学療法に対して本剤を使用する際には、国内外の最新のガイドライン等を参考にすること。

規格単位毎の明細 (キロサイド注200mg)

販売名和名 : キロサイド注200mg

規格単位 : 200mg1管

欧文商標名 : Cylocide Injection

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 874224

承認番号 : 21800AMX10199000

販売開始年月 : 1987年10月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

キロサイド注200mg

販売名有効成分添加剤
キロサイド注200mg1管(10mL)中シタラビン200mg塩化ナトリウム90mg

添加剤 : 塩化ナトリウム

3.2 製剤の性状

キロサイド注200mg

販売名性状pH浸透圧比
キロサイド注200mg無色澄明の水性注射液8.0〜9.31.1〜1.5

【色】
無色澄明
【剤形】
水性注射剤/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

○急性白血病(赤白血病、慢性骨髄性白血病の急性転化例を含む)。

○消化器癌(胃癌、膵癌、肝癌、結腸癌等)、肺癌、乳癌、女性性器癌(子宮癌等)等。ただし他の抗腫瘍剤(フルオロウラシル、マイトマイシンC、シクロホスファミド水和物、メトトレキサート、ビンクリスチン硫酸塩、ビンブラスチン硫酸塩等)と併用する場合に限る。

○膀胱腫瘍

6.用法及び用量

<急性白血病>

(1)寛解導入

急性白血病の寛解導入には、シタラビンとして通常1日小児0.6〜2.3mg/kg、成人0.8〜1.6mg/kgを250〜500mLの5%ブドウ糖液あるいは生理食塩液に混合して、点滴で静脈内投与するか、又は20mLの20%ブドウ糖液あるいは生理食塩液に混合して、ワンショットで静脈内投与する。通常2〜3週間連続投与を行う。

(2)維持療法

寛解が得られた場合は、維持療法として上記用量を1週1回そのまま皮下、筋肉内投与するか、あるいは上記用法に従い静脈内投与する。

(3)シタラビン少量療法

通常、成人にはシタラビンとして以下の用量を10〜14日間皮下又は静脈内投与する。

・1回10〜20mgを1日2回

・1回20mg/m2を1日1回

(4)シタラビン標準量療法

他の抗悪性腫瘍剤との併用において、通常、成人及び小児には、シタラビンとして1日100〜200mg/m2を5〜7日間点滴で静脈内投与する。

(5)髄腔内化学療法

通常、成人にはシタラビンとして1回25〜40mgを1週間に1〜2回髄腔内に投与する。小児に投与する場合には、下記を参考に年齢・体格等に応じて投与量を調節する。
なお、併用する他の抗腫瘍剤及び患者の状態により投与間隔は適宜延長すること。髄液に異常所見を認める場合は、正常化するまで投与を継続すること。

1歳2歳3歳以上
15〜20mg20〜30mg25〜40mg

年齢、症状により適宜増減する。
併用する薬剤の組合せ、併用量等は医師の判断による。

<消化器癌、肺癌、乳癌、女性性器癌等>

(1)静脈内注射

消化器癌、肺癌、乳癌、女性性器癌等に他の抗腫瘍剤(フルオロウラシル、マイトマイシンC、シクロホスファミド水和物、メトトレキサート、ビンクリスチン硫酸塩等)と併用するときは、シタラビンとして通常1回0.2〜0.8mg/kgを1週間に1〜2回点滴で静脈内投与するか、又はワンショットで静脈内投与する。

(2)局所動脈内注射

局所動脈内注入の場合は、シタラビンとして通常1日0.2〜0.4mg/kgを他の抗腫瘍剤(フルオロウラシル、シクロホスファミド水和物、ビンクリスチン硫酸塩、ビンブラスチン硫酸塩等)と併用して持続注入ポンプで投与する。

年齢、症状により適宜増減する。
併用する薬剤の組合せ、併用量等は医師の判断による。

<膀胱腫瘍>

膀胱腫瘍に単独膀胱内注入を行う場合は、シタラビンとして通常200〜400mgを、また、他の抗腫瘍剤と併用し、膀胱内注入を行う場合は、シタラビンとして通常100〜300mgを10〜40mLの生理食塩液又は注射用蒸留水に混合して1日1回又は週2〜3回膀胱内に注入する。

年齢、症状により適宜増減する。
併用する薬剤の組合せ、併用量等は医師の判断による。

7.用法及び用量に関連する注意

<急性白血病>

シタラビン標準量療法又は髄腔内化学療法に対して本剤を使用する際には、国内外の最新のガイドライン等を参考にすること。


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/07/23 版