医療用医薬品 : カルボプラチン

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3. 組成・性状


3.1 組成

カルボプラチン点滴静注液50mg「NK」

販売名カルボプラチン点滴静注液50mg「NK」
容量5mL
有効成分1バイアル中
カルボプラチン
50mg

カルボプラチン点滴静注液150mg「NK」

販売名カルボプラチン点滴静注液150mg「NK」
容量15mL
有効成分1バイアル中
カルボプラチン
150mg

カルボプラチン点滴静注液450mg「NK」

販売名カルボプラチン点滴静注液450mg「NK」
容量45mL
有効成分1バイアル中
カルボプラチン
450mg

3.2 製剤の性状

カルボプラチン点滴静注液50mg「NK」

販売名カルボプラチン点滴静注液50mg「NK」
性状無色澄明〜微黄色澄明の液
pH5.5〜6.5
浸透圧比約0.1(日局生理食塩液に対する比)

【色】
無色澄明〜微黄色澄明
【剤形】
/液剤/注射

カルボプラチン点滴静注液150mg「NK」

販売名カルボプラチン点滴静注液150mg「NK」
性状無色澄明〜微黄色澄明の液
pH5.5〜6.5
浸透圧比約0.1(日局生理食塩液に対する比)

【色】
無色澄明〜微黄色澄明
【剤形】
/液剤/注射

カルボプラチン点滴静注液450mg「NK」

販売名カルボプラチン点滴静注液450mg「NK」
性状無色澄明〜微黄色澄明の液
pH5.5〜6.5
浸透圧比約0.1(日局生理食塩液に対する比)

【色】
無色澄明〜微黄色澄明
【剤形】
/液剤/注射


規格単位毎の明細 (カルボプラチン点滴静注液50mg「NK」)

販売名和名 : カルボプラチン点滴静注液50mg「NK」

規格単位 : 50mg5mL1瓶

基準名 : カルボプラチン注射液

基準名 : Carboplatin Injection

規制区分

規制区分名称 : 毒薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 874291

承認番号 : 22000AMX01442

販売開始年月 : 2005年7月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 24箇月

3.組成・性状

3.1 組成

カルボプラチン点滴静注液50mg「NK」

販売名カルボプラチン点滴静注液50mg「NK」
容量5mL
有効成分1バイアル中
カルボプラチン
50mg

3.2 製剤の性状

カルボプラチン点滴静注液50mg「NK」

販売名カルボプラチン点滴静注液50mg「NK」
性状無色澄明〜微黄色澄明の液
pH5.5〜6.5
浸透圧比約0.1(日局生理食塩液に対する比)

【色】
無色澄明〜微黄色澄明
【剤形】
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

○頭頸部癌、肺小細胞癌、睾丸腫瘍、卵巣癌、子宮頸癌、悪性リンパ腫、非小細胞肺癌、乳癌、子宮体癌

○以下の悪性腫瘍に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法

小児悪性固形腫瘍(神経芽腫・網膜芽腫・肝芽腫・中枢神経系胚細胞腫瘍、再発又は難治性のユーイング肉腫ファミリー腫瘍・腎芽腫)

6.用法及び用量

<頭頸部癌、肺小細胞癌、睾丸腫瘍、卵巣癌、子宮頸癌、悪性リンパ腫、非小細胞肺癌>

通常、成人にはカルボプラチンとして、1日1回300〜400mg/m2(体表面積)を投与し、少なくとも4週間休薬する。これを1クールとし、投与を繰り返す。なお、投与量は、年齢、疾患、症状により適宜増減する。

<乳癌>

(1)トラスツズマブ(遺伝子組換え)及びタキサン系抗悪性腫瘍剤との併用において、通常、成人にはカルボプラチンとして、1日1回300〜400mg/m2(体表面積)を投与し、少なくとも3週間休薬する。これを1クールとし、投与を繰り返す。なお、投与量は、患者の状態により適宜減ずる。

(2)PD-L1陽性のホルモン受容体陰性かつHER2陰性の手術不能又は再発乳癌に対するペムブロリズマブ(遺伝子組換え)及びゲムシタビン塩酸塩との併用において、通常、成人にはカルボプラチンとして、1日1回AUC2mg・min/mL相当量を投与する。週1回投与を2週連続し、3週目は休薬する。これを1クールとし、投与を繰り返す。なお、投与量は、患者の状態により適宜減ずる。

(3)ホルモン受容体陰性かつHER2陰性で再発高リスクの乳癌に対する術前薬物療法として、ペムブロリズマブ(遺伝子組換え)及びパクリタキセルとの併用において、通常、成人にはカルボプラチンとして、以下のいずれかの用法・用量で投与する。なお、投与量は、患者の状態により適宜減ずる。

・1日1回AUC5mg・min/mL相当量を投与し、少なくとも3週間休薬する。これを1クールとし、4クールまで投与する。

・1日1回AUC1.5mg・min/mL相当量を投与し、少なくとも6日間休薬する。週1回投与を3週連続し、これを1クールとし、4クールまで投与する。

<小児悪性固形腫瘍(神経芽腫・網膜芽腫・肝芽腫・中枢神経系胚細胞腫瘍、再発又は難治性のユーイング肉腫ファミリー腫瘍・腎芽腫)に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法>

(1)神経芽腫・肝芽腫・中枢神経系胚細胞腫瘍、再発又は難治性のユーイング肉腫ファミリー腫瘍・腎芽腫に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法

イホスファミドとエトポシドとの併用療法において、カルボプラチンの投与量及び投与方法は、カルボプラチンとして635mg/m2(体表面積)を1日間点滴静注又は400mg/m2(体表面積)を2日間点滴静注し、少なくとも3〜4週間休薬する。これを1クールとし、投与を繰り返す。
なお、投与量及び投与日数は疾患、症状、併用する他の抗悪性腫瘍剤により適宜減ずる。
また、1歳未満もしくは体重10kg未満の小児に対して、投与量には十分配慮すること。

(2)網膜芽腫に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法

ビンクリスチン硫酸塩とエトポシドとの併用療法において、カルボプラチンの投与量及び投与方法は、カルボプラチンとして560mg/m2(体表面積)を1日間点滴静注し、少なくとも3〜4週間休薬する。これを1クールとし、投与を繰り返す。
ただし、36ヵ月齢以下の患児にはカルボプラチンを18.6mg/kgとする。
なお、投与量及び投与日数は疾患、症状、併用する他の抗悪性腫瘍剤により適宜減ずる。

<子宮体癌>

他の抗悪性腫瘍剤との併用において、通常、成人にはカルボプラチンとして、1日1回AUC5〜6mg・min/mL相当量を投与し、少なくとも3週間休薬する。これを1クールとし、投与を繰り返す。なお、投与量は、患者の状態により適宜減ずる。

<効能共通>

本剤投与時、投与量に応じて250mL以上のブドウ糖注射液又は生理食塩液に混和し、30分以上かけて点滴静注する。

5.効能又は効果に関連する注意

<切除不能な進行・再発の悪性胸膜中皮腫>

ペムブロリズマブ(遺伝子組換え)及びペメトレキセドナトリウムと併用する際の用法及び用量は、ペムブロリズマブ(遺伝子組換え)の電子添文を参照すること。

7.用法及び用量に関連する注意

<乳癌、子宮体癌>

AUC目標値及び腎機能に基づく本剤の投与量については、関連する学会の最新のガイドライン等を参考に設定すること。[17.1.3、17.1.4参照]

規格単位毎の明細 (カルボプラチン点滴静注液150mg「NK」)

販売名和名 : カルボプラチン点滴静注液150mg「NK」

規格単位 : 150mg15mL1瓶

基準名 : カルボプラチン注射液

基準名 : Carboplatin Injection

規制区分

規制区分名称 : 毒薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 874291

承認番号 : 22000AMX01443

販売開始年月 : 2003年8月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 24箇月

3.組成・性状

3.1 組成

カルボプラチン点滴静注液150mg「NK」

販売名カルボプラチン点滴静注液150mg「NK」
容量15mL
有効成分1バイアル中
カルボプラチン
150mg

3.2 製剤の性状

カルボプラチン点滴静注液150mg「NK」

販売名カルボプラチン点滴静注液150mg「NK」
性状無色澄明〜微黄色澄明の液
pH5.5〜6.5
浸透圧比約0.1(日局生理食塩液に対する比)

【色】
無色澄明〜微黄色澄明
【剤形】
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

○頭頸部癌、肺小細胞癌、睾丸腫瘍、卵巣癌、子宮頸癌、悪性リンパ腫、非小細胞肺癌、乳癌、子宮体癌

○以下の悪性腫瘍に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法

小児悪性固形腫瘍(神経芽腫・網膜芽腫・肝芽腫・中枢神経系胚細胞腫瘍、再発又は難治性のユーイング肉腫ファミリー腫瘍・腎芽腫)

6.用法及び用量

<頭頸部癌、肺小細胞癌、睾丸腫瘍、卵巣癌、子宮頸癌、悪性リンパ腫、非小細胞肺癌>

通常、成人にはカルボプラチンとして、1日1回300〜400mg/m2(体表面積)を投与し、少なくとも4週間休薬する。これを1クールとし、投与を繰り返す。なお、投与量は、年齢、疾患、症状により適宜増減する。

<乳癌>

(1)トラスツズマブ(遺伝子組換え)及びタキサン系抗悪性腫瘍剤との併用において、通常、成人にはカルボプラチンとして、1日1回300〜400mg/m2(体表面積)を投与し、少なくとも3週間休薬する。これを1クールとし、投与を繰り返す。なお、投与量は、患者の状態により適宜減ずる。

(2)PD-L1陽性のホルモン受容体陰性かつHER2陰性の手術不能又は再発乳癌に対するペムブロリズマブ(遺伝子組換え)及びゲムシタビン塩酸塩との併用において、通常、成人にはカルボプラチンとして、1日1回AUC2mg・min/mL相当量を投与する。週1回投与を2週連続し、3週目は休薬する。これを1クールとし、投与を繰り返す。なお、投与量は、患者の状態により適宜減ずる。

(3)ホルモン受容体陰性かつHER2陰性で再発高リスクの乳癌に対する術前薬物療法として、ペムブロリズマブ(遺伝子組換え)及びパクリタキセルとの併用において、通常、成人にはカルボプラチンとして、以下のいずれかの用法・用量で投与する。なお、投与量は、患者の状態により適宜減ずる。

・1日1回AUC5mg・min/mL相当量を投与し、少なくとも3週間休薬する。これを1クールとし、4クールまで投与する。

・1日1回AUC1.5mg・min/mL相当量を投与し、少なくとも6日間休薬する。週1回投与を3週連続し、これを1クールとし、4クールまで投与する。

<小児悪性固形腫瘍(神経芽腫・網膜芽腫・肝芽腫・中枢神経系胚細胞腫瘍、再発又は難治性のユーイング肉腫ファミリー腫瘍・腎芽腫)に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法>

(1)神経芽腫・肝芽腫・中枢神経系胚細胞腫瘍、再発又は難治性のユーイング肉腫ファミリー腫瘍・腎芽腫に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法

イホスファミドとエトポシドとの併用療法において、カルボプラチンの投与量及び投与方法は、カルボプラチンとして635mg/m2(体表面積)を1日間点滴静注又は400mg/m2(体表面積)を2日間点滴静注し、少なくとも3〜4週間休薬する。これを1クールとし、投与を繰り返す。
なお、投与量及び投与日数は疾患、症状、併用する他の抗悪性腫瘍剤により適宜減ずる。
また、1歳未満もしくは体重10kg未満の小児に対して、投与量には十分配慮すること。

(2)網膜芽腫に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法

ビンクリスチン硫酸塩とエトポシドとの併用療法において、カルボプラチンの投与量及び投与方法は、カルボプラチンとして560mg/m2(体表面積)を1日間点滴静注し、少なくとも3〜4週間休薬する。これを1クールとし、投与を繰り返す。
ただし、36ヵ月齢以下の患児にはカルボプラチンを18.6mg/kgとする。
なお、投与量及び投与日数は疾患、症状、併用する他の抗悪性腫瘍剤により適宜減ずる。

<子宮体癌>

他の抗悪性腫瘍剤との併用において、通常、成人にはカルボプラチンとして、1日1回AUC5〜6mg・min/mL相当量を投与し、少なくとも3週間休薬する。これを1クールとし、投与を繰り返す。なお、投与量は、患者の状態により適宜減ずる。

<効能共通>

本剤投与時、投与量に応じて250mL以上のブドウ糖注射液又は生理食塩液に混和し、30分以上かけて点滴静注する。

5.効能又は効果に関連する注意

<切除不能な進行・再発の悪性胸膜中皮腫>

ペムブロリズマブ(遺伝子組換え)及びペメトレキセドナトリウムと併用する際の用法及び用量は、ペムブロリズマブ(遺伝子組換え)の電子添文を参照すること。

7.用法及び用量に関連する注意

<乳癌、子宮体癌>

AUC目標値及び腎機能に基づく本剤の投与量については、関連する学会の最新のガイドライン等を参考に設定すること。[17.1.3、17.1.4参照]

規格単位毎の明細 (カルボプラチン点滴静注液450mg「NK」)

販売名和名 : カルボプラチン点滴静注液450mg「NK」

規格単位 : 450mg45mL1瓶

基準名 : カルボプラチン注射液

基準名 : Carboplatin Injection

規制区分

規制区分名称 : 毒薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 874291

承認番号 : 22000AMX01444

販売開始年月 : 2003年8月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 24箇月

3.組成・性状

3.1 組成

カルボプラチン点滴静注液450mg「NK」

販売名カルボプラチン点滴静注液450mg「NK」
容量45mL
有効成分1バイアル中
カルボプラチン
450mg

3.2 製剤の性状

カルボプラチン点滴静注液450mg「NK」

販売名カルボプラチン点滴静注液450mg「NK」
性状無色澄明〜微黄色澄明の液
pH5.5〜6.5
浸透圧比約0.1(日局生理食塩液に対する比)

【色】
無色澄明〜微黄色澄明
【剤形】
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

○頭頸部癌、肺小細胞癌、睾丸腫瘍、卵巣癌、子宮頸癌、悪性リンパ腫、非小細胞肺癌、乳癌、子宮体癌

○以下の悪性腫瘍に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法

小児悪性固形腫瘍(神経芽腫・網膜芽腫・肝芽腫・中枢神経系胚細胞腫瘍、再発又は難治性のユーイング肉腫ファミリー腫瘍・腎芽腫)

6.用法及び用量

<頭頸部癌、肺小細胞癌、睾丸腫瘍、卵巣癌、子宮頸癌、悪性リンパ腫、非小細胞肺癌>

通常、成人にはカルボプラチンとして、1日1回300〜400mg/m2(体表面積)を投与し、少なくとも4週間休薬する。これを1クールとし、投与を繰り返す。なお、投与量は、年齢、疾患、症状により適宜増減する。

<乳癌>

(1)トラスツズマブ(遺伝子組換え)及びタキサン系抗悪性腫瘍剤との併用において、通常、成人にはカルボプラチンとして、1日1回300〜400mg/m2(体表面積)を投与し、少なくとも3週間休薬する。これを1クールとし、投与を繰り返す。なお、投与量は、患者の状態により適宜減ずる。

(2)PD-L1陽性のホルモン受容体陰性かつHER2陰性の手術不能又は再発乳癌に対するペムブロリズマブ(遺伝子組換え)及びゲムシタビン塩酸塩との併用において、通常、成人にはカルボプラチンとして、1日1回AUC2mg・min/mL相当量を投与する。週1回投与を2週連続し、3週目は休薬する。これを1クールとし、投与を繰り返す。なお、投与量は、患者の状態により適宜減ずる。

(3)ホルモン受容体陰性かつHER2陰性で再発高リスクの乳癌に対する術前薬物療法として、ペムブロリズマブ(遺伝子組換え)及びパクリタキセルとの併用において、通常、成人にはカルボプラチンとして、以下のいずれかの用法・用量で投与する。なお、投与量は、患者の状態により適宜減ずる。

・1日1回AUC5mg・min/mL相当量を投与し、少なくとも3週間休薬する。これを1クールとし、4クールまで投与する。

・1日1回AUC1.5mg・min/mL相当量を投与し、少なくとも6日間休薬する。週1回投与を3週連続し、これを1クールとし、4クールまで投与する。

<小児悪性固形腫瘍(神経芽腫・網膜芽腫・肝芽腫・中枢神経系胚細胞腫瘍、再発又は難治性のユーイング肉腫ファミリー腫瘍・腎芽腫)に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法>

(1)神経芽腫・肝芽腫・中枢神経系胚細胞腫瘍、再発又は難治性のユーイング肉腫ファミリー腫瘍・腎芽腫に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法

イホスファミドとエトポシドとの併用療法において、カルボプラチンの投与量及び投与方法は、カルボプラチンとして635mg/m2(体表面積)を1日間点滴静注又は400mg/m2(体表面積)を2日間点滴静注し、少なくとも3〜4週間休薬する。これを1クールとし、投与を繰り返す。
なお、投与量及び投与日数は疾患、症状、併用する他の抗悪性腫瘍剤により適宜減ずる。
また、1歳未満もしくは体重10kg未満の小児に対して、投与量には十分配慮すること。

(2)網膜芽腫に対する他の抗悪性腫瘍剤との併用療法

ビンクリスチン硫酸塩とエトポシドとの併用療法において、カルボプラチンの投与量及び投与方法は、カルボプラチンとして560mg/m2(体表面積)を1日間点滴静注し、少なくとも3〜4週間休薬する。これを1クールとし、投与を繰り返す。
ただし、36ヵ月齢以下の患児にはカルボプラチンを18.6mg/kgとする。
なお、投与量及び投与日数は疾患、症状、併用する他の抗悪性腫瘍剤により適宜減ずる。

<子宮体癌>

他の抗悪性腫瘍剤との併用において、通常、成人にはカルボプラチンとして、1日1回AUC5〜6mg・min/mL相当量を投与し、少なくとも3週間休薬する。これを1クールとし、投与を繰り返す。なお、投与量は、患者の状態により適宜減ずる。

<効能共通>

本剤投与時、投与量に応じて250mL以上のブドウ糖注射液又は生理食塩液に混和し、30分以上かけて点滴静注する。

5.効能又は効果に関連する注意

<切除不能な進行・再発の悪性胸膜中皮腫>

ペムブロリズマブ(遺伝子組換え)及びペメトレキセドナトリウムと併用する際の用法及び用量は、ペムブロリズマブ(遺伝子組換え)の電子添文を参照すること。

7.用法及び用量に関連する注意

<乳癌、子宮体癌>

AUC目標値及び腎機能に基づく本剤の投与量については、関連する学会の最新のガイドライン等を参考に設定すること。[17.1.3、17.1.4参照]


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/07/23 版