医療用医薬品 : ピーエヌツイン

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3. 組成・性状


3.1 組成

ピーエヌツイン−1号輸液

本剤はI層とII層の2液からなるブドウ糖・電解質・アミノ酸を含む注射液で、使用時は2液を混合して用いる。

I層液

成分ピーエヌツイン−1号輸液
800mL中
有効成分ブドウ糖120g
電解質塩化ナトリウム2.920g
酢酸カリウム2.160g
リン酸二水素カリウム1.088g
硫酸マグネシウム水和物0.7400g
グルコン酸カルシウム水和物1.792g
硫酸亜鉛水和物5.752mg
添加剤クエン酸水和物
(pH調節剤)
適量

II層液

成分ピーエヌツイン−1号輸液
200mL中
有効成分アミノ酸L-イソロイシン1.120g
L-ロイシン2.500g
L‐リシン酢酸塩
(L‐リシンとして)
2.480g
(1.758g)
L-メチオニン0.700g
L-フェニルアラニン1.870g
L-トレオニン1.300g
L-トリプトファン0.260g
L-バリン0.900g
L-アラニン1.240g
L-アルギニン1.580g
L-アスパラギン酸0.760g
L-システイン0.200g
L-グルタミン酸1.300g
L-ヒスチジン1.200g
L-プロリン0.660g
L-セリン0.440g
L‐チロシン0.070g
グリシン2.140g
添加剤亜硫酸水素ナトリウム0.030g

混合後(1袋中)

成分ピーエヌツイン−1号輸液
1000mL中
ブドウ糖120g
ブドウ糖濃度12.00%
電解質Na+注1)50mEq
K30mEq
Mg2+6mEq
Ca2+8mEq
Cl50mEq
SO42−6mEq
Acetate−注2)34mEq
Phosphate8mmol
Gluconate8mEq
Zn20μmol
アミノ酸総遊離アミノ酸量20.0g
総窒素量3.04g
分岐鎖アミノ酸含有率22.6w/w%
必須アミノ酸/非必須アミノ酸1.38
総カロリー量560kcal
非蛋白カロリー量480kcal
非蛋白カロリー/N158
注1)添加剤に由来するものを含む注2)アミノ酸に由来するものを含む

ピーエヌツイン−2号輸液

本剤はI層とII層の2液からなるブドウ糖・電解質・アミノ酸を含む注射液で、使用時は2液を混合して用いる。

I層液

成分ピーエヌツイン−2号輸液
800mL中
有効成分ブドウ糖180g
電解質塩化ナトリウム2.920g
酢酸カリウム2.160g
リン酸二水素カリウム1.088g
硫酸マグネシウム水和物0.7400g
グルコン酸カルシウム水和物1.792g
硫酸亜鉛水和物5.752mg
添加剤クエン酸水和物
(pH調節剤)
適量

II層液

成分ピーエヌツイン−2号輸液
300mL中
有効成分アミノ酸L-イソロイシン1.680g
L-ロイシン3.750g
L‐リシン酢酸塩
(L‐リシンとして)
3.720g
(2.637g)
L-メチオニン1.050g
L-フェニルアラニン2.805g
L-トレオニン1.950g
L-トリプトファン0.390g
L-バリン1.350g
L-アラニン1.860g
L-アルギニン2.370g
L-アスパラギン酸1.140g
L-システイン0.300g
L-グルタミン酸1.950g
L-ヒスチジン1.800g
L-プロリン0.990g
L-セリン0.660g
L‐チロシン0.105g
グリシン3.210g
添加剤亜硫酸水素ナトリウム0.045g

混合後(1袋中)

成分ピーエヌツイン−2号輸液
1100mL中
ブドウ糖180g
ブドウ糖濃度16.36%
電解質Na+注1)50mEq
K30mEq
Mg2+6mEq
Ca2+8mEq
Cl50mEq
SO42−6mEq
Acetate−注2)40mEq
Phosphate8mmol
Gluconate8mEq
Zn20μmol
アミノ酸総遊離アミノ酸量30.0g
総窒素量4.56g
分岐鎖アミノ酸含有率22.6w/w%
必須アミノ酸/非必須アミノ酸1.38
総カロリー量840kcal
非蛋白カロリー量720kcal
非蛋白カロリー/N158
注1)添加剤に由来するものを含む注2)アミノ酸に由来するものを含む

ピーエヌツイン−3号輸液

本剤はI層とII層の2液からなるブドウ糖・電解質・アミノ酸を含む注射液で、使用時は2液を混合して用いる。

I層液

成分ピーエヌツイン−3号輸液
800mL中
有効成分ブドウ糖250.4g
電解質塩化ナトリウム2.920g
酢酸カリウム2.160g
リン酸二水素カリウム1.088g
硫酸マグネシウム水和物0.7400g
グルコン酸カルシウム水和物1.792g
硫酸亜鉛水和物5.752mg
添加剤クエン酸水和物(pH調節剤)適量

II層液

成分ピーエヌツイン−3号輸液
400mL中
有効成分アミノ酸L-イソロイシン2.240g
L-ロイシン5.000g
L‐リシン酢酸塩
(L‐リシンとして)
4.960g
(3.516g)
L-メチオニン1.400g
L-フェニルアラニン3.740g
L-トレオニン2.600g
L-トリプトファン0.520g
L-バリン1.800g
L-アラニン2.480g
L-アルギニン3.160g
L-アスパラギン酸1.520g
L-システイン0.400g
L-グルタミン酸2.600g
L-ヒスチジン2.400g
L-プロリン1.320g
L-セリン0.880g
L‐チロシン0.140g
グリシン4.280g
添加剤亜硫酸水素ナトリウム0.060g

混合後(1袋中)

成分ピーエヌツイン−3号輸液
1200mL中
ブドウ糖250.4g
ブドウ糖濃度20.87%
電解質Na+注1)51mEq
K30mEq
Mg2+6mEq
Ca2+8mEq
Cl50mEq
SO42−6mEq
Acetate−注2)46mEq
Phosphate8mmol
Gluconate8mEq
Zn20μmol
アミノ酸総遊離アミノ酸量40.0g
総窒素量6.08g
分岐鎖アミノ酸含有率22.6w/w%
必須アミノ酸/非必須アミノ酸1.38
総カロリー量1160kcal
非蛋白カロリー量1000kcal
非蛋白カロリー/N164
注1)添加剤に由来するものを含む注2)アミノ酸に由来するものを含む

3.2 製剤の性状

ピーエヌツイン−1号輸液

販売名ピーエヌツイン−1号輸液
I層II層混合後
性状無色澄明の液無色澄明の液無色澄明の液
pH4.0〜5.05.5〜6.5約5
浸透圧比
(生理食塩液に対する比)
約4約3約4

【色】
無色澄明
【剤形】
/液剤/注射

ピーエヌツイン−2号輸液

販売名ピーエヌツイン−2号輸液
I層II層混合後
性状無色〜微黄色澄明の液無色澄明の液無色澄明の液
pH4.0〜5.05.5〜6.5約5
浸透圧比
(生理食塩液に対する比)
約7約3約5

【色】
無色〜微黄色澄明
無色澄明
【剤形】
/液剤/注射

ピーエヌツイン−3号輸液

販売名ピーエヌツイン−3号輸液
I層II層混合後
性状無色〜微黄色澄明の液無色澄明の液無色澄明の液
pH4.0〜5.05.5〜6.5約5
浸透圧比
(生理食塩液に対する比)
約10約3約7

【色】
無色〜微黄色澄明
無色澄明
【剤形】
/液剤/注射


規格単位毎の明細 (ピーエヌツイン−1号輸液)

販売名和名 : ピーエヌツイン−1号輸液

規格単位 : 1キット

欧文商標名 : PNTWIN Injection

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 873259

承認番号 : 22000AMX00146

販売開始年月 : 1993年12月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

ピーエヌツイン−1号輸液

本剤はI層とII層の2液からなるブドウ糖・電解質・アミノ酸を含む注射液で、使用時は2液を混合して用いる。

I層液

成分ピーエヌツイン−1号輸液
800mL中
有効成分ブドウ糖120g
電解質塩化ナトリウム2.920g
酢酸カリウム2.160g
リン酸二水素カリウム1.088g
硫酸マグネシウム水和物0.7400g
グルコン酸カルシウム水和物1.792g
硫酸亜鉛水和物5.752mg
添加剤クエン酸水和物
(pH調節剤)
適量

II層液

成分ピーエヌツイン−1号輸液
200mL中
有効成分アミノ酸L-イソロイシン1.120g
L-ロイシン2.500g
L‐リシン酢酸塩
(L‐リシンとして)
2.480g
(1.758g)
L-メチオニン0.700g
L-フェニルアラニン1.870g
L-トレオニン1.300g
L-トリプトファン0.260g
L-バリン0.900g
L-アラニン1.240g
L-アルギニン1.580g
L-アスパラギン酸0.760g
L-システイン0.200g
L-グルタミン酸1.300g
L-ヒスチジン1.200g
L-プロリン0.660g
L-セリン0.440g
L‐チロシン0.070g
グリシン2.140g
添加剤亜硫酸水素ナトリウム0.030g

混合後(1袋中)

成分ピーエヌツイン−1号輸液
1000mL中
ブドウ糖120g
ブドウ糖濃度12.00%
電解質Na+注1)50mEq
K30mEq
Mg2+6mEq
Ca2+8mEq
Cl50mEq
SO42−6mEq
Acetate−注2)34mEq
Phosphate8mmol
Gluconate8mEq
Zn20μmol
アミノ酸総遊離アミノ酸量20.0g
総窒素量3.04g
分岐鎖アミノ酸含有率22.6w/w%
必須アミノ酸/非必須アミノ酸1.38
総カロリー量560kcal
非蛋白カロリー量480kcal
非蛋白カロリー/N158
注1)添加剤に由来するものを含む注2)アミノ酸に由来するものを含む

添加剤 : クエン酸水和物(pH調節剤)

添加剤 : 亜硫酸水素ナトリウム

3.2 製剤の性状

ピーエヌツイン−1号輸液

販売名ピーエヌツイン−1号輸液
I層II層混合後
性状無色澄明の液無色澄明の液無色澄明の液
pH4.0〜5.05.5〜6.5約5
浸透圧比
(生理食塩液に対する比)
約4約3約4

【色】
無色澄明
【剤形】
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能・効果

経口、経腸管栄養補給が不能又は不十分で、経中心静脈栄養に頼らざるを得ない場合の水分、電解質、アミノ酸、カロリー補給

6.用法・用量

<ピーエヌツイン−1号輸液>

経中心静脈栄養療法の開始時で、耐糖能が不明の場合や耐糖能が低下している場合の開始液として、あるいは侵襲時等で耐糖能が低下しており、ブドウ糖を制限する必要がある場合の維持液として用いる。
用時隔壁部を開通し、I層及びII層の液を混合して維持液又は開始液とする。
通常、成人1日2000mLの開始液又は維持液を24時間かけて中心静脈内に持続点滴注入する。
なお、症状、年齢、体重に応じて適宜増減する。

5.効能・効果に関連する注意

<ピーエヌツイン−1号輸液>

5.1 経中心静脈栄養療法用の栄養輸液として組成を固定しているので、重篤な肝障害、腎障害(透析又は血液ろ過を実施している患者を除く)等の特殊な輸液組成を必要とする疾患には使用しないこと。

5.2 ピーエヌツイン−1号輸液は経中心静脈栄養療法の開始時で、耐糖能が不明の場合及び病態により耐糖能が低下している場合の開始液として、あるいは侵襲時等で耐糖能が低下しており、カロリー制限の必要がある場合には経中心静脈栄養療法の維持液として用いる。

5.3 本剤を投与する場合には、患者の尿量が1日500mL又は1時間当たり20mL以上あることが望ましい。

7.用法・用量に関連する注意

高カロリー輸液療法施行中にビタミンB1欠乏により重篤なアシドーシスが起こることがあるので、必ず必要量(1日3mg以上を目安)のビタミンB1を併用すること。[1.、11.1.1参照]

規格単位毎の明細 (ピーエヌツイン−2号輸液)

販売名和名 : ピーエヌツイン−2号輸液

規格単位 : 1キット

欧文商標名 : PNTWIN Injection

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 873259

承認番号 : 22000AMX00147

販売開始年月 : 1993年12月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

ピーエヌツイン−2号輸液

本剤はI層とII層の2液からなるブドウ糖・電解質・アミノ酸を含む注射液で、使用時は2液を混合して用いる。

I層液

成分ピーエヌツイン−2号輸液
800mL中
有効成分ブドウ糖180g
電解質塩化ナトリウム2.920g
酢酸カリウム2.160g
リン酸二水素カリウム1.088g
硫酸マグネシウム水和物0.7400g
グルコン酸カルシウム水和物1.792g
硫酸亜鉛水和物5.752mg
添加剤クエン酸水和物
(pH調節剤)
適量

II層液

成分ピーエヌツイン−2号輸液
300mL中
有効成分アミノ酸L-イソロイシン1.680g
L-ロイシン3.750g
L‐リシン酢酸塩
(L‐リシンとして)
3.720g
(2.637g)
L-メチオニン1.050g
L-フェニルアラニン2.805g
L-トレオニン1.950g
L-トリプトファン0.390g
L-バリン1.350g
L-アラニン1.860g
L-アルギニン2.370g
L-アスパラギン酸1.140g
L-システイン0.300g
L-グルタミン酸1.950g
L-ヒスチジン1.800g
L-プロリン0.990g
L-セリン0.660g
L‐チロシン0.105g
グリシン3.210g
添加剤亜硫酸水素ナトリウム0.045g

混合後(1袋中)

成分ピーエヌツイン−2号輸液
1100mL中
ブドウ糖180g
ブドウ糖濃度16.36%
電解質Na+注1)50mEq
K30mEq
Mg2+6mEq
Ca2+8mEq
Cl50mEq
SO42−6mEq
Acetate−注2)40mEq
Phosphate8mmol
Gluconate8mEq
Zn20μmol
アミノ酸総遊離アミノ酸量30.0g
総窒素量4.56g
分岐鎖アミノ酸含有率22.6w/w%
必須アミノ酸/非必須アミノ酸1.38
総カロリー量840kcal
非蛋白カロリー量720kcal
非蛋白カロリー/N158
注1)添加剤に由来するものを含む注2)アミノ酸に由来するものを含む

添加剤 : クエン酸水和物(pH調節剤)

添加剤 : 亜硫酸水素ナトリウム

3.2 製剤の性状

ピーエヌツイン−2号輸液

販売名ピーエヌツイン−2号輸液
I層II層混合後
性状無色〜微黄色澄明の液無色澄明の液無色澄明の液
pH4.0〜5.05.5〜6.5約5
浸透圧比
(生理食塩液に対する比)
約7約3約5

【色】
無色〜微黄色澄明
無色澄明
【剤形】
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能・効果

経口、経腸管栄養補給が不能又は不十分で、経中心静脈栄養に頼らざるを得ない場合の水分、電解質、アミノ酸、カロリー補給

6.用法・用量

<ピーエヌツイン−2号輸液>

経中心静脈栄養療法の維持液として用いる。
用時隔壁部を開通し、I層及びII層の液を混合して維持液とする。
通常、成人1日2200mLの維持液を24時間かけて中心静脈内に持続点滴注入する。
なお、症状、年齢、体重に応じて適宜増減する。

5.効能・効果に関連する注意

<ピーエヌツイン−2号輸液>

5.1 経中心静脈栄養療法用の栄養輸液として組成を固定しているので、重篤な肝障害、腎障害(透析又は血液ろ過を実施している患者を除く)等の特殊な輸液組成を必要とする疾患には使用しないこと。

5.2 ピーエヌツイン−2号輸液は通常の必要カロリー量の患者の維持液として用いる。

5.3 本剤を投与する場合には、患者の尿量が1日500mL又は1時間当たり20mL以上あることが望ましい。

7.用法・用量に関連する注意

高カロリー輸液療法施行中にビタミンB1欠乏により重篤なアシドーシスが起こることがあるので、必ず必要量(1日3mg以上を目安)のビタミンB1を併用すること。[1.、11.1.1参照]

規格単位毎の明細 (ピーエヌツイン−3号輸液)

販売名和名 : ピーエヌツイン−3号輸液

規格単位 : 1キット

欧文商標名 : PNTWIN Injection

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 873259

承認番号 : 22000AMX00196

販売開始年月 : 1993年12月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

ピーエヌツイン−3号輸液

本剤はI層とII層の2液からなるブドウ糖・電解質・アミノ酸を含む注射液で、使用時は2液を混合して用いる。

I層液

成分ピーエヌツイン−3号輸液
800mL中
有効成分ブドウ糖250.4g
電解質塩化ナトリウム2.920g
酢酸カリウム2.160g
リン酸二水素カリウム1.088g
硫酸マグネシウム水和物0.7400g
グルコン酸カルシウム水和物1.792g
硫酸亜鉛水和物5.752mg
添加剤クエン酸水和物(pH調節剤)適量

II層液

成分ピーエヌツイン−3号輸液
400mL中
有効成分アミノ酸L-イソロイシン2.240g
L-ロイシン5.000g
L‐リシン酢酸塩
(L‐リシンとして)
4.960g
(3.516g)
L-メチオニン1.400g
L-フェニルアラニン3.740g
L-トレオニン2.600g
L-トリプトファン0.520g
L-バリン1.800g
L-アラニン2.480g
L-アルギニン3.160g
L-アスパラギン酸1.520g
L-システイン0.400g
L-グルタミン酸2.600g
L-ヒスチジン2.400g
L-プロリン1.320g
L-セリン0.880g
L‐チロシン0.140g
グリシン4.280g
添加剤亜硫酸水素ナトリウム0.060g

混合後(1袋中)

成分ピーエヌツイン−3号輸液
1200mL中
ブドウ糖250.4g
ブドウ糖濃度20.87%
電解質Na+注1)51mEq
K30mEq
Mg2+6mEq
Ca2+8mEq
Cl50mEq
SO42−6mEq
Acetate−注2)46mEq
Phosphate8mmol
Gluconate8mEq
Zn20μmol
アミノ酸総遊離アミノ酸量40.0g
総窒素量6.08g
分岐鎖アミノ酸含有率22.6w/w%
必須アミノ酸/非必須アミノ酸1.38
総カロリー量1160kcal
非蛋白カロリー量1000kcal
非蛋白カロリー/N164
注1)添加剤に由来するものを含む注2)アミノ酸に由来するものを含む

添加剤 : クエン酸水和物(pH調節剤)

添加剤 : 亜硫酸水素ナトリウム

3.2 製剤の性状

ピーエヌツイン−3号輸液

販売名ピーエヌツイン−3号輸液
I層II層混合後
性状無色〜微黄色澄明の液無色澄明の液無色澄明の液
pH4.0〜5.05.5〜6.5約5
浸透圧比
(生理食塩液に対する比)
約10約3約7

【色】
無色〜微黄色澄明
無色澄明
【剤形】
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能・効果

経口、経腸管栄養補給が不能又は不十分で、経中心静脈栄養に頼らざるを得ない場合の水分、電解質、アミノ酸、カロリー補給

6.用法・用量

<ピーエヌツイン−3号輸液>

経中心静脈栄養療法の維持液として用いる。
用時隔壁部を開通し、I層及びII層の液を混合して維持液とする。
通常、成人1日2400mLの維持液を24時間かけて中心静脈内に持続点滴注入する。
なお、症状、年齢、体重に応じて適宜増減する。

5.効能・効果に関連する注意

<ピーエヌツイン−3号輸液>

5.1 経中心静脈栄養療法用の栄養輸液として組成を固定しているので、重篤な肝障害、腎障害(透析又は血液ろ過を実施している患者を除く)等の特殊な輸液組成を必要とする疾患には使用しないこと。

5.2 ピーエヌツイン−3号輸液は必要カロリー量の高い患者の維持液として用いる。

5.3 本剤を投与する場合には、患者の尿量が1日500mL又は1時間当たり20mL以上あることが望ましい。

7.用法・用量に関連する注意

高カロリー輸液療法施行中にビタミンB1欠乏により重篤なアシドーシスが起こることがあるので、必ず必要量(1日3mg以上を目安)のビタミンB1を併用すること。[1.、11.1.1参照]


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/08/20 版