医療用医薬品 : マイロターグ

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3. 組成・性状


3.1 組成

販売名マイロターグ点滴静注用5mg
有効成分1バイアル中
ゲムツズマブオゾガマイシン(遺伝子組換え) 5mg
添加剤精製白糖 77.7mg
デキストラン40 45.5mg
塩化ナトリウム 29.2mg
リン酸二水素ナトリウム一水和物 0.5mg
無水リン酸一水素ナトリウム 3.0mg

本剤を構成する抗体は、マウス骨髄腫細胞(NS0細胞)を用いて製造される。製造工程で、ウシの血清由来成分(ウシ胎児血清、ウシ血清アルブミン)及びヒトの血漿由来成分(ヒトトランスフェリン)を使用している。

3.2 製剤の性状

本剤は白色の粉末又は塊(凍結乾燥製剤)である。

pH7.0〜7.6[1mg/mL注射用水]
浸透圧比(生理食塩液に対する比)約0.8[1mg/mL注射用水]

【色】
白色
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射


規格単位毎の明細 (マイロターグ点滴静注用5mg)

販売名和名 : マイロターグ点滴静注用5mg

規格単位 : 5mg1瓶

欧文商標名 : MYLOTARG Injection 5mg

規制区分

規制区分名称 : 生物由来製品

規制区分

規制区分名称 : 毒薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 874239

承認番号 : 22000AMX00004

販売開始年月 : 2005年9月

貯法及び期限等

貯法 : 凍結を避け、2〜8℃で保存

有効期間 : 5年

3.組成・性状

3.1 組成

販売名マイロターグ点滴静注用5mg
有効成分1バイアル中
ゲムツズマブオゾガマイシン(遺伝子組換え) 5mg
添加剤精製白糖 77.7mg
デキストラン40 45.5mg
塩化ナトリウム 29.2mg
リン酸二水素ナトリウム一水和物 0.5mg
無水リン酸一水素ナトリウム 3.0mg

本剤を構成する抗体は、マウス骨髄腫細胞(NS0細胞)を用いて製造される。製造工程で、ウシの血清由来成分(ウシ胎児血清、ウシ血清アルブミン)及びヒトの血漿由来成分(ヒトトランスフェリン)を使用している。

添加剤 : 精製白糖

添加剤 : デキストラン40

添加剤 : 塩化ナトリウム

添加剤 : リン酸二水素ナトリウム一水和物

添加剤 : 無水リン酸一水素ナトリウム

3.2 製剤の性状

本剤は白色の粉末又は塊(凍結乾燥製剤)である。

pH7.0〜7.6[1mg/mL注射用水]
浸透圧比(生理食塩液に対する比)約0.8[1mg/mL注射用水]

【色】
白色
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

再発又は難治性のCD33陽性の急性骨髄性白血病

6.用法及び用量

通常成人には、ゲムツズマブオゾガマイシン1回量9mg/m2(たん白質量として表記)を2時間かけて点滴静脈内投与する。投与回数は、少なくとも14日間の投与間隔をおいて、2回とする。

5.効能又は効果に関連する注意

5.1 本剤の使用にあたっては本剤の使用の必要性を慎重に検討すること。また、本剤の使用は他の再寛解導入療法の適応がない以下のいずれかの患者を対象とすること。

・再寛解導入療法(シタラビン大量療法等)に不応あるいは抵抗性があると予測される難治性の患者

・高齢者(60歳以上の初回再発患者)

・再発を2回以上繰り返す患者

・同種造血幹細胞移植後の再発患者[1.6参照]

・急性前骨髄球性白血病患者で、再寛解導入療法(トレチノイン療法等)に不応あるいは抵抗性があると予測される患者

5.2 以下の患者群に対して、本剤の有効性及び安全性は確立していない。

・骨髄異形成症候群から進行した急性骨髄性白血病患者

骨髄異形成症候群に本剤を用いた海外の臨床試験において、本剤の有効性が示されず、かつ、致死的な転帰に至る重篤な副作用の発現等の安全性上に極めて重大な懸念があることが示されている。

・抗悪性腫瘍剤に関連して発症した二次性の急性骨髄性白血病患者

・60歳以上の高齢者において、第2再発以降の患者での再寛解導入療法

・本剤を投与した後の再発患者

5.3 本剤の使用にあたっては、フローサイトメトリー検査により患者の白血病細胞がCD33陽性であることを確認すること。

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 本剤投与時にあらわれることがあるinfusion reactionを軽減させるために、本剤投与の1時間前に抗ヒスタミン剤(ジフェンヒドラミン等)及び解熱鎮痛剤(アセトアミノフェン等)の前投与を行い、その後も必要に応じ解熱鎮痛剤(アセトアミノフェン等)の追加投与を考慮する。さらに、本剤投与前に副腎皮質ホルモン剤(メチルプレドニゾロン等)を投与するとinfusion reactionが軽減されることがある。なお、本剤は前投与を実施しない場合の安全性は確立していない。[1.5、8.1、11.1.1参照]

7.2 高尿酸血症を予防するため、必ず適切な処置(水分補給又はアロプリノール投与等)を行うこと。

7.3 本剤は3回以上投与した場合の有効性・安全性は確立していない。


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/07/23 版