医療用医薬品 : ジアグノグリーン |
List Top |
| 販売名 | 有効成分 |
| ジアグノグリーン注射用25mg | 1バイアル中 インドシアニングリーン25mg |
| 販売名 | 性状 | pH注1) | 浸透圧比注2)(生理食塩液対比) |
| ジアグノグリーン注射用25mg | 暗緑青色塊状 用時溶解して用いる凍結乾燥注射剤である。 | 5.0〜7.0 | 0.0〜0.1 |
【色】
暗緑青色
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
/液剤/注射
販売名和名 : ジアグノグリーン注射用25mg
規格単位 : 25mg1瓶(溶解液付)
欧文商標名 : DIAGNOGREEN FOR INJECTION
規制区分
規制区分名称 : 処方箋医薬品注)
規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること
日本標準商品分類番号 : 877224
日本標準商品分類番号 : 877222
日本標準商品分類番号 : 87729
承認番号 : 22000AMX01471
販売開始年月 : 1967年9月
貯法及び期限等
貯法 : 室温保存
有効期間 : 3年
3.組成・性状
3.1 組成
| 販売名 | 有効成分 |
| ジアグノグリーン注射用25mg | 1バイアル中 インドシアニングリーン25mg |
3.2 製剤の性状
| 販売名 | 性状 | pH注1) | 浸透圧比注2)(生理食塩液対比) |
| ジアグノグリーン注射用25mg | 暗緑青色塊状 用時溶解して用いる凍結乾燥注射剤である。 | 5.0〜7.0 | 0.0〜0.1 |
【色】
暗緑青色
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
/液剤/注射
規格単位毎の効能効果及び用法用量
効能効果対用法用量
4.効能又は効果
○肝機能検査(血漿消失率、血中停滞率及び肝血流量測定)
肝疾患の診断、予後治癒の判定
○循環機能検査(心拍出量、平均循環時間又は異常血流量の測定)
心臓血管系疾患の診断
○血管及び組織の血流評価
○次の疾患におけるセンチネルリンパ節の同定
乳癌、悪性黒色腫
○肝外胆管の描出
6.用法及び用量
| 効能又は効果 | 用法及び用量 |
| 肝機能検査 | <血漿消失率測定及び血中停滞率測定の場合> インドシアニングリーンとして体重1kg当たり0.5mgに相当する量を注射用水で5mg/mL程度に希釈し、肘静脈より30秒以内に症状に注意しながら徐々に静脈内投与する。 <肝血流量測定の場合> インドシアニングリーンとして25mgをできるだけ少量の注射用水に溶かした後、生理食塩液で2.5〜5mg/mLの濃度に希釈し、インドシアニングリーンとして3mgに相当する上記溶液を静脈内投与する。その後引き続き0.27〜0.49mg/分の割合で約50分間採血が終るまで一定速度で点滴静脈内投与する。 |
| 循環機能検査 | 目的に応じて心腔内より末梢静脈に至る種々の血管部位にインドシアニングリーンの溶液を注入するが通常前腕静脈から行う。成人1人当たり1回量はインドシアニングリーン5〜10mg、すなわち1〜2mL程度で、小児は体重に応じて減量する。 |
| 血管及び組織の血流評価 | インドシアニングリーンとして25mgを5〜10mLの注射用水で溶解し、使用目的に応じて、通常0.04〜0.3mg/kgを静脈内投与する。なお、脳神経外科手術時における脳血管の造影の場合には、インドシアニングリーンとして25mgを5mLの注射用水で溶解し、通常0.1〜0.3mg/kgを静脈内投与する。 |
| センチネルリンパ節の同定 | 乳癌のセンチネルリンパ節の同定においては、インドシアニングリーンとして25mgを5mLの注射用水で溶解し、通常5mL以下を悪性腫瘍近傍又は乳輪部の皮下に適宜分割して投与する。悪性黒色腫のセンチネルリンパ節の同定においては、インドシアニングリーンとして25mgを5mLの注射用水で溶解し、通常1mLを悪性腫瘍近傍の皮内数箇所に適宜分割して投与する。 |
| 肝外胆管の描出 | インドシアニングリーンとして25mgを10mLの注射用水で溶解し、通常1mLを静脈内投与する。 |
5.効能又は効果に関連する注意
<センチネルリンパ節の同定>
本剤を用いたセンチネルリンパ節生検は、本検査法に十分な知識と経験を有する医師のもとで、実施が適切と判断される症例において実施すること。なお、症例の選択にあたっては、最新の関連ガイドライン等を参照し、適応となる腫瘍径や部位等について十分な検討を行うこと。
7.用法及び用量に関連する注意
<効能共通>
7.1 「18.1測定法」の項を参照すること。
7.2 網脈絡膜血管の造影には、用法及び用量が承認されている他の製剤を用いること。
<血管及び組織の血流評価、肝外胆管の描出>
7.3 インドシアニングリーンは赤外光(最大吸収波長は約805nm付近)で励起され蛍光(最大蛍光波長は約835nm付近)を発するので、適切な方法で観察すること。
<センチネルリンパ節の同定>
7.4 可能な限り本剤とラジオアイソトープ法を併用することが望ましい。その際には、併用する薬剤の電子添文を参照した上で使用すること。
| [ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/11/19 版 |