医療用医薬品 : ノーベルバール

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3. 組成・性状


3.1 組成

有効成分
1バイアル中
フェノバルビタールナトリウム274mg(フェノバルビタールとして250mg)
添加剤なし

3.2 製剤の性状

性状白色の塊又は粉末・凍結乾燥注射剤
pH9.2〜10.2(1.0gを水10mLに溶解時)
浸透圧比約2.5〜2.6(1.0gを水10mLに溶解時)
(生理食塩液に対する比)

【色】
白色
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
塊/散剤/注射
粉末/散剤/注射


規格単位毎の明細 (ノーベルバール静注用250mg)

販売名和名 : ノーベルバール静注用250mg

規格単位 : 250mg1瓶

欧文商標名 : NOBELBAR 250mg for Injection

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 向精神薬(第三種)

規制区分

規制区分名称 : 習慣性医薬品注1)

規制区分備考 : 注1)注意−習慣性あり

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注2)

規制区分備考 : 注2)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 871139

承認番号 : 22000AMX02374000

販売開始年月 : 2008年12月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 4年

3.組成・性状

3.1 組成

有効成分
1バイアル中
フェノバルビタールナトリウム274mg(フェノバルビタールとして250mg)
添加剤なし

3.2 製剤の性状

性状白色の塊又は粉末・凍結乾燥注射剤
pH9.2〜10.2(1.0gを水10mLに溶解時)
浸透圧比約2.5〜2.6(1.0gを水10mLに溶解時)
(生理食塩液に対する比)

【色】
白色
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
塊/散剤/注射
粉末/散剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

○新生児けいれん

○てんかん重積状態

6.用法及び用量

<新生児けいれん>

初回投与

フェノバルビタールとして、20mg/kgを静脈内投与する。けいれんがコントロールできない場合は、患者の状態に応じ、初回投与量を超えない範囲で用量を調節し、静脈内に追加投与する。

維持投与

フェノバルビタールとして、2.5〜5mg/kgを1日1回静脈内投与する。

<てんかん重積状態>

フェノバルビタールとして、15〜20mg/kgを1日1回静脈内投与する。

5.効能又は効果に関連する注意

本剤は、作用発現が遅く、長時間作用型に属することから、てんかん重積状態の患者では、速効性の薬剤を第一選択とし、本剤は第二選択以降に使用することが望ましい。[18.1参照]

7.用法及び用量に関連する注意

<効能共通>

7.1 意識障害、血圧低下、呼吸抑制があらわれることがあるので、用量調節を適切に行うために、本剤の血中濃度測定を行うことが望ましい。[9.7、11.1.6、13.1参照]

<新生児けいれん>

7.2 新生児では、5〜10分かけて緩徐に投与すること。ただし、患者の状態に応じ、より緩徐に投与することも考慮すること。また、追加投与を行う際には、患者の状態を観察し、初回投与から十分な間隔をあけた上で、実施すること。[17.1.1参照]

<てんかん重積状態>

7.3 小児及び成人では、10分以上かけて緩徐に投与すること。ただし、100mg/分の投与速度を超えないこと。


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/11/19 版