医療用医薬品 : モルヒネ塩酸塩

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3. 組成・性状


3.1 組成

モルヒネ塩酸塩注射液10mg「シオノギ」

販売名モルヒネ塩酸塩注射液10mg「シオノギ」
有効成分1管(1mL)中
モルヒネ塩酸塩水和物 10mg
添加剤塩酸、注射用水

モルヒネ塩酸塩注射液50mg「シオノギ」

販売名モルヒネ塩酸塩注射液50mg「シオノギ」
有効成分1管(5mL)中
モルヒネ塩酸塩水和物 50mg
添加剤塩酸、注射用水

3.2 製剤の性状

モルヒネ塩酸塩注射液10mg「シオノギ」

販売名モルヒネ塩酸塩注射液10mg「シオノギ」
性状・剤形無色〜微黄褐色澄明の液である。光によって徐々に黄褐色を帯びる。(注射剤)
pH2.5〜5.0
浸透圧比
〔生理食塩液に対する比〕
約0.2

【色】
無色〜微黄かっ色澄明
黄かっ色
【剤形】
/液剤/注射

モルヒネ塩酸塩注射液50mg「シオノギ」

販売名モルヒネ塩酸塩注射液50mg「シオノギ」
性状・剤形無色〜微黄褐色澄明の液である。光によって徐々に黄褐色を帯びる。(注射剤)
pH2.5〜5.0
浸透圧比
〔生理食塩液に対する比〕
約0.2

【色】
無色〜微黄かっ色澄明
黄かっ色
【剤形】
/液剤/注射


規格単位毎の明細 (モルヒネ塩酸塩注射液10mg「シオノギ」)

販売名和名 : モルヒネ塩酸塩注射液10mg「シオノギ」

規格単位 : 1%1mL1管

欧文商標名 : Morphine Hydrochloride Injection"SHIONOGI"

基準名 : モルヒネ塩酸塩注射液

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 麻薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 878114

承認番号 : 22000AMX01076000

販売開始年月 : 1995年6月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 5年

3.組成・性状

3.1 組成

モルヒネ塩酸塩注射液10mg「シオノギ」

販売名モルヒネ塩酸塩注射液10mg「シオノギ」
有効成分1管(1mL)中
モルヒネ塩酸塩水和物 10mg
添加剤塩酸、注射用水

添加剤 : 塩酸

添加剤 : 注射用水

3.2 製剤の性状

モルヒネ塩酸塩注射液10mg「シオノギ」

販売名モルヒネ塩酸塩注射液10mg「シオノギ」
性状・剤形無色〜微黄褐色澄明の液である。光によって徐々に黄褐色を帯びる。(注射剤)
pH2.5〜5.0
浸透圧比
〔生理食塩液に対する比〕
約0.2

【色】
無色〜微黄かっ色澄明
黄かっ色
【剤形】
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能・効果

<皮下及び静脈内投与の場合>

○激しい疼痛時における鎮痛・鎮静

○激しい咳嗽発作における鎮咳

○激しい下痢症状の改善及び手術後等の腸管蠕動運動の抑制

○麻酔前投薬、麻酔の補助

○中等度から高度の疼痛を伴う各種癌における鎮痛

<硬膜外及びくも膜下投与の場合>

○激しい疼痛時における鎮痛

○中等度から高度の疼痛を伴う各種癌における鎮痛

6.用法・用量

<皮下及び静脈内投与の場合>

通常、成人にはモルヒネ塩酸塩水和物として1回5〜10mgを皮下に注射する。また、麻酔の補助として、静脈内に注射することもある。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

中等度から高度の疼痛を伴う各種癌における鎮痛において持続点滴静注又は持続皮下注する場合には、通常、成人にはモルヒネ塩酸塩水和物として1回50〜200mgを投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

<硬膜外投与の場合>

通常、成人にはモルヒネ塩酸塩水和物として1回2〜6mgを硬膜外腔に注入する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

硬膜外腔に持続注入する場合は、通常、成人にはモルヒネ塩酸塩水和物の1日量として2〜10mgを投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

<くも膜下投与の場合>

通常、成人にはモルヒネ塩酸塩水和物として1回0.1〜0.5mgをくも膜下腔に注入する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

7.用法・用量に関連する注意

<皮下及び静脈内投与の場合>

7.1 200mg注射液(4%製剤)は、10mgあるいは50mg注射液(1%製剤)の4倍濃度であるので、1%製剤から4%製剤への切り替えにあたっては、持続注入器の注入速度、注入量を慎重に設定し、過量投与とならないように注意して使用すること。

<硬膜外投与の場合>

7.2 200mg注射液(4%製剤)は硬膜外投与には使用しないこと。

7.3 オピオイド系鎮痛薬を使用していない患者に対しては、初回投与時には、24時間以内の総投与量が10mgを超えないこと。

7.4 硬膜外投与で十分な鎮痛効果が得られず、さらに追加投与が必要な場合には、患者の状態(呼吸抑制等)を観察しながら慎重に投与すること。

<くも膜下投与の場合>

7.5 200mg注射液(4%製剤)はくも膜下投与には使用せず、原則として10mg注射液(1%製剤)を使用すること。

7.6 患者の状態(呼吸抑制等)を観察しながら慎重に投与すること。

7.7 原則として追加投与や持続投与は行わないが、他の方法で鎮痛効果が得られない場合には、患者の状態を観察しながら、安全性上問題がないと判断できる場合にのみ、その実施を考慮すること。

規格単位毎の明細 (モルヒネ塩酸塩注射液50mg「シオノギ」)

販売名和名 : モルヒネ塩酸塩注射液50mg「シオノギ」

規格単位 : 1%5mL1管

欧文商標名 : Morphine Hydrochloride Injection"SHIONOGI"

基準名 : モルヒネ塩酸塩注射液

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 麻薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 878114

承認番号 : 22000AMX01077000

販売開始年月 : 1995年6月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 5年

3.組成・性状

3.1 組成

モルヒネ塩酸塩注射液50mg「シオノギ」

販売名モルヒネ塩酸塩注射液50mg「シオノギ」
有効成分1管(5mL)中
モルヒネ塩酸塩水和物 50mg
添加剤塩酸、注射用水

添加剤 : 塩酸

添加剤 : 注射用水

3.2 製剤の性状

モルヒネ塩酸塩注射液50mg「シオノギ」

販売名モルヒネ塩酸塩注射液50mg「シオノギ」
性状・剤形無色〜微黄褐色澄明の液である。光によって徐々に黄褐色を帯びる。(注射剤)
pH2.5〜5.0
浸透圧比
〔生理食塩液に対する比〕
約0.2

【色】
無色〜微黄かっ色澄明
黄かっ色
【剤形】
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能・効果

<皮下及び静脈内投与の場合>

○激しい疼痛時における鎮痛・鎮静

○激しい咳嗽発作における鎮咳

○激しい下痢症状の改善及び手術後等の腸管蠕動運動の抑制

○麻酔前投薬、麻酔の補助

○中等度から高度の疼痛を伴う各種癌における鎮痛

<硬膜外及びくも膜下投与の場合>

○激しい疼痛時における鎮痛

○中等度から高度の疼痛を伴う各種癌における鎮痛

6.用法・用量

<皮下及び静脈内投与の場合>

通常、成人にはモルヒネ塩酸塩水和物として1回5〜10mgを皮下に注射する。また、麻酔の補助として、静脈内に注射することもある。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

中等度から高度の疼痛を伴う各種癌における鎮痛において持続点滴静注又は持続皮下注する場合には、通常、成人にはモルヒネ塩酸塩水和物として1回50〜200mgを投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

<硬膜外投与の場合>

通常、成人にはモルヒネ塩酸塩水和物として1回2〜6mgを硬膜外腔に注入する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

硬膜外腔に持続注入する場合は、通常、成人にはモルヒネ塩酸塩水和物の1日量として2〜10mgを投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

<くも膜下投与の場合>

通常、成人にはモルヒネ塩酸塩水和物として1回0.1〜0.5mgをくも膜下腔に注入する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

7.用法・用量に関連する注意

<皮下及び静脈内投与の場合>

7.1 200mg注射液(4%製剤)は、10mgあるいは50mg注射液(1%製剤)の4倍濃度であるので、1%製剤から4%製剤への切り替えにあたっては、持続注入器の注入速度、注入量を慎重に設定し、過量投与とならないように注意して使用すること。

<硬膜外投与の場合>

7.2 200mg注射液(4%製剤)は硬膜外投与には使用しないこと。

7.3 オピオイド系鎮痛薬を使用していない患者に対しては、初回投与時には、24時間以内の総投与量が10mgを超えないこと。

7.4 硬膜外投与で十分な鎮痛効果が得られず、さらに追加投与が必要な場合には、患者の状態(呼吸抑制等)を観察しながら慎重に投与すること。

<くも膜下投与の場合>

7.5 200mg注射液(4%製剤)はくも膜下投与には使用せず、原則として10mg注射液(1%製剤)を使用すること。

7.6 患者の状態(呼吸抑制等)を観察しながら慎重に投与すること。

7.7 原則として追加投与や持続投与は行わないが、他の方法で鎮痛効果が得られない場合には、患者の状態を観察しながら、安全性上問題がないと判断できる場合にのみ、その実施を考慮すること。


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/07/23 版