医療用医薬品 : ニフレック

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3. 組成・性状


3.1 組成

 1袋包(137.155g)中
有効成分塩化ナトリウム2.93g
塩化カリウム1.485g
炭酸水素ナトリウム3.37g
無水硫酸ナトリウム11.37g
添加剤マクロゴール4000(ポリエチレングリコール4000:等張化剤)、サッカリンナトリウム水和物、香料

3.2 製剤の性状

剤形特徴
粉末白色〜帯黄白色特異な芳香があり、味はわずかに甘い

【色】
白色〜帯黄白色
【剤形】
粉末/散剤/内用


規格単位毎の明細 (ニフレック配合内用剤)

販売名和名 : ニフレック配合内用剤

規格単位 : 1袋

欧文商標名 : NIFLEC Combination Powder

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 87799

承認番号 : 22100AMX01781

販売開始年月 : 1992年6月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

 1袋包(137.155g)中
有効成分塩化ナトリウム2.93g
塩化カリウム1.485g
炭酸水素ナトリウム3.37g
無水硫酸ナトリウム11.37g
添加剤マクロゴール4000(ポリエチレングリコール4000:等張化剤)、サッカリンナトリウム水和物、香料

添加剤 : マクロゴール4000(ポリエチレングリコール4000:等張化剤)

添加剤 : サッカリンナトリウム水和物

添加剤 : 香料

3.2 製剤の性状

剤形特徴
粉末白色〜帯黄白色特異な芳香があり、味はわずかに甘い

【色】
白色〜帯黄白色
【剤形】
粉末/散剤/内用

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

大腸内視鏡検査、バリウム注腸X線造影検査及び大腸手術時の前処置における腸管内容物の排除

6.用法及び用量

本品1袋を水に溶解して約2Lとし、溶解液とする。

通常、成人には、1回溶解液2〜4Lを1時間あたり約1Lの速度で経口投与する。ただし、排泄液が透明になった時点で投与を終了し、4Lを超えての投与は行わない。

<大腸内視鏡検査前処置>

○検査当日に投与する場合

当日の朝食は絶食(水分摂取のみ可)とし、検査開始予定時間の約4時間前から投与を開始する。

○検査前日に投与する場合

前日の夕食後は絶食(水分摂取のみ可)とし、夕食後約1時間以上経過した後、投与を開始する。ただし、前日の朝食、昼食は残渣の少ないもの、夕食は固形物の入っていない液状食とする。

<バリウム注腸X線造影検査前処置>

検査当日の朝は絶食(水分摂取のみ可)とし、検査開始予定時間の約6時間前から投与を開始する。通常、成人には、溶解液の投与開始時にモサプリドクエン酸塩として20mgを溶解液(約180mL)で経口投与する。また、溶解液投与終了後、モサプリドクエン酸塩として20mgを少量の水で経口投与する。

<大腸手術前処置>

手術前日の昼食後は絶食(水分摂取のみ可)とし、昼食後約3時間以上経過した後、投与を開始する。

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 排便、腹痛等の状況を確認しながら慎重に投与すること。[1.1参照]

7.2 約1Lを投与しても排便がない場合には、腹痛、嘔気、嘔吐のないことを必ず確認したうえで投与を継続し、排便が認められるまで十分観察すること。
2Lを投与しても排便がない場合は投与を中断し、腹痛、嘔吐等がないことを確認するとともに、腹部の診察や画像検査(単純X線、超音波、CT等)を行い、投与継続の可否について、慎重に検討すること。[1.1、8.1.2参照]

7.3 高齢者では特に時間をかけて投与すること。[9.8.1参照]

7.4 本剤をバリウム注腸X線造影検査に用いる際には、2回目のモサプリドクエン酸塩水和物を投与した後はバリウム注腸X線造影検査までは飲食物の摂取を行わないこと。


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/10/22 版