医療用医薬品 : ヒスタグロビン

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3. 組成・性状


3.1 組成

有効成分・含量
(1バイアル中)
人免疫グロブリン 12mg
ヒスタミン二塩酸塩 0.15μg
添加剤チオ硫酸ナトリウム水和物 32mg
pH調節剤 適量
添付溶解液注射用水 1.5mL

有効成分の人免疫グロブリンは、ヒト血液由来成分である。(原料血液採血国:日本、採血方法:献血)
また、本剤は製造工程でブタ由来成分(ヘパリン)を使用している。

3.2 製剤の性状

性状ガラスバイアル入りの白色の粉末又は塊で、添付溶解液で溶かすとき、液は無色ないし淡黄色の澄明又はわずかに混濁した液剤となる。
剤形凍結乾燥注射剤(溶解液添付)
pH6.8〜7.6
浸透圧比約0.8(0.9%生理食塩液に対する比)

【色】
白色
無色ないし淡黄色の澄明又は微混濁
【剤形】
粉末/散剤/注射
塊/散剤/注射
凍結乾燥剤/散剤/注射
/液剤/注射


規格単位毎の明細 (ヒスタグロビン皮下注用)

販売名和名 : ヒスタグロビン皮下注用

規格単位 : (人免疫グロブリン12mgヒスタミン二塩酸塩0.15μg)1瓶(溶解液付)

欧文商標名 : Histaglobin S.C.Injection

規制区分

規制区分名称 : 特定生物由来製品

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 876399

承認番号 : 22100AMX01057

販売開始年月 : 1967年6月

貯法及び期限等

貯法 : 2〜10℃に保存

有効期間 : 製造日から4年

規格単位毎の明細その他

献血

3.組成・性状

3.1 組成

有効成分・含量
(1バイアル中)
人免疫グロブリン 12mg
ヒスタミン二塩酸塩 0.15μg
添加剤チオ硫酸ナトリウム水和物 32mg
pH調節剤 適量
添付溶解液注射用水 1.5mL

有効成分の人免疫グロブリンは、ヒト血液由来成分である。(原料血液採血国:日本、採血方法:献血)
また、本剤は製造工程でブタ由来成分(ヘパリン)を使用している。

添加剤 : チオ硫酸ナトリウム水和物

添加剤 : pH調節剤

3.2 製剤の性状

性状ガラスバイアル入りの白色の粉末又は塊で、添付溶解液で溶かすとき、液は無色ないし淡黄色の澄明又はわずかに混濁した液剤となる。
剤形凍結乾燥注射剤(溶解液添付)
pH6.8〜7.6
浸透圧比約0.8(0.9%生理食塩液に対する比)

【色】
白色
無色ないし淡黄色の澄明又は微混濁
【剤形】
粉末/散剤/注射
塊/散剤/注射
凍結乾燥剤/散剤/注射
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能・効果

気管支喘息、アレルギー性鼻炎、血管運動性鼻炎、アレルギー性皮膚疾患(蕁麻疹、慢性湿疹、アトピー性皮膚炎)

6.用法・用量

効能・効果用法・用量
気管支喘息本剤1バイアルを注射用水1.5mLに溶解し、皮下に注射する。
通常1回1バイアルを成人では週1〜2回、小児では週1回の間隔で6回注射し1クールとする。
十分な効果のあらわれない場合には更に1クールの注射を行う。この場合、成人に対しては1回投与量を最高3バイアルまで増量することができる。
また、いったんあらわれた効果を維持するためには3〜4ヵ月ごとに1回の注射を反復する。
アレルギー性鼻炎、血管運動性鼻炎、アレルギー性皮膚疾患(蕁麻疹、慢性湿疹、アトピー性皮膚炎)本剤1バイアルを注射用水1.5mLに溶解し、皮下に注射する。
通常1回1バイアルを成人では週1〜2回、小児では週1回の間隔で3回又は6回注射し1クールとする。
十分な効果のあらわれない場合には更に1クールの注射を行う。この場合、成人に対しては1回投与量を最高3バイアルまで増量することができる。
また、いったんあらわれた効果を維持するためには3〜4ヵ月ごとに1回の注射を反復する。

5.効能・効果に関連する注意

本剤は対症療法剤ではないので、発作等の抑制効果は期待できない。発作時に投与すると、かえって症状を増悪する場合があるので、使用の際は注意すること。


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/11/19 版