医療用医薬品 : イナビル |
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販売名 | 有効成分 | 添加剤 |
イナビル吸入粉末剤20mg | 1容器中 ラニナミビルオクタン酸エステル水和物 20.76mg (ラニナミビルオクタン酸エステルとして20mg) | 乳糖水和物注) |
販売名 | 性状 | 色 |
イナビル吸入粉末剤20mg | 粉末 | 白色 |
【色】
白色
【剤形】
吸入剤/散剤/外用
粉末/散剤/外用
販売名和名 : イナビル吸入粉末剤20mg
規格単位 : 20mg1キット
欧文商標名 : INAVIR DRY POWDER INHALER
規制区分
規制区分名称 : 処方箋医薬品注)
規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること
日本標準商品分類番号 : 87625
承認番号 : 22200AMX00925
販売開始年月 : 2010年10月
貯法及び期限等
貯法 : 室温保存
有効期間 : 10年
3.組成・性状
3.1 組成
販売名 | 有効成分 | 添加剤 |
イナビル吸入粉末剤20mg | 1容器中 ラニナミビルオクタン酸エステル水和物 20.76mg (ラニナミビルオクタン酸エステルとして20mg) | 乳糖水和物注) |
添加剤 : 乳糖水和物
3.2 製剤の性状
販売名 | 性状 | 色 |
イナビル吸入粉末剤20mg | 粉末 | 白色 |
【色】
白色
【剤形】
吸入剤/散剤/外用
粉末/散剤/外用
規格単位毎の効能効果及び用法用量
効能効果対用法用量
4.効能又は効果
A型又はB型インフルエンザウイルス感染症の治療及びその予防
6.用法及び用量
効能又は効果 | 用法及び用量 | ||
治療 | 成人 | ラニナミビルオクタン酸エステルとして40mgを単回吸入投与する。 | |
小児 | 10歳以上 | ||
10歳未満 | ラニナミビルオクタン酸エステルとして20mgを単回吸入投与する。 | ||
予防 | 成人 | ラニナミビルオクタン酸エステルとして40mgを単回吸入投与する。また、20mgを1日1回、2日間吸入投与することもできる。 | |
小児 | 10歳以上 | ||
10歳未満 | ラニナミビルオクタン酸エステルとして20mgを単回吸入投与する。 |
5.効能又は効果に関連する注意
<効能共通>
5.1 本剤はC型インフルエンザウイルス感染症には効果がない。[1.1参照]
5.2 本剤は細菌感染症には効果がない。[1.1、8.2参照]
.<治療>
5.3 抗ウイルス薬の投与が全てのA型又はB型インフルエンザウイルス感染症の治療に必須ではないことを踏まえ、本剤の使用の必要性を慎重に検討すること。[1.1参照]
<予防>
5.4 原則として、インフルエンザウイルス感染症を発症している患者の同居家族又は共同生活者である次の者を対象とする。[1.1参照]
・高齢者(65歳以上)
・慢性呼吸器疾患又は慢性心疾患患者
・代謝性疾患患者(糖尿病等)
・腎機能障害患者
7.用法及び用量に関連する注意
<効能共通>
7.1 本剤は、1容器あたりラニナミビルオクタン酸エステルとして20mgを含有し、薬剤が2ヵ所に充填されているので、次表のとおり吸入投与すること。[14.1参照]
治療 | 予防 | |
成人及び10歳以上の小児 | 2容器(計4ヵ所) | 単回投与の場合 2容器(計4ヵ所) 2日間投与の場合 1回あたり1容器(1回あたり2ヵ所) |
10歳未満の小児 | 1容器(2ヵ所) | 1容器(2ヵ所) |
<治療>
7.2 症状発現後、可能な限り速やかに投与を開始することが望ましい。症状発現から48時間を経過後に投与を開始した患者における有効性を裏付けるデータは得られていない。
<予防>
7.3 次の点を注意して使用すること。
・インフルエンザウイルス感染症患者に接触後2日以内に投与を開始する。接触から48時間を経過後に投与を開始した場合における有効性を裏付けるデータは得られていない。
・本剤の服用開始から10日以降のインフルエンザウイルス感染症に対する予防効果は確認されていない。
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/07/23 版 |