医療用医薬品 : プロスタンディン

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3. 組成・性状


3.1 組成

販売名プロスタンディン注射用20μg
有効成分1バイアル中
アルプロスタジル アルファデクス(アルプロスタジルとして20μg)
添加剤1バイアル中
マルトース水和物 50mg

3.2 製剤の性状

販売名プロスタンディン注射用20μg
剤形用時溶解して用いる凍結乾燥注射剤(バイアル)
性状白色の塊又は粉末
pH4.0〜6.0
(本品5バイアルを生理食塩液3mLに溶かした液)
浸透圧比1.1〜1.2
(本品1バイアルを生理食塩液5mLに溶かした液)

【色】
白色
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
塊/散剤/注射
粉末/散剤/注射


規格単位毎の明細 (プロスタンディン注射用20μg)

販売名和名 : プロスタンディン注射用20μg

規格単位 : 20μg1瓶

欧文商標名 : PROSTANDIN for Injection 20μg

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 87219

承認番号 : 22400AMX00134

販売開始年月 : 1979年10月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

販売名プロスタンディン注射用20μg
有効成分1バイアル中
アルプロスタジル アルファデクス(アルプロスタジルとして20μg)
添加剤1バイアル中
マルトース水和物 50mg

添加剤 : マルトース水和物

3.2 製剤の性状

販売名プロスタンディン注射用20μg
剤形用時溶解して用いる凍結乾燥注射剤(バイアル)
性状白色の塊又は粉末
pH4.0〜6.0
(本品5バイアルを生理食塩液3mLに溶かした液)
浸透圧比1.1〜1.2
(本品1バイアルを生理食塩液5mLに溶かした液)

【色】
白色
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
塊/散剤/注射
粉末/散剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

動脈内投与

○慢性動脈閉塞症(バージャー病、閉塞性動脈硬化症)における四肢潰瘍ならびに安静時疼痛の改善

静脈内投与

○振動病における末梢血行障害に伴う自覚症状の改善ならびに末梢循環・神経・運動機能障害の回復

○血行再建術後の血流維持

○動脈内投与が不適と判断される慢性動脈閉塞症(バージャー病、閉塞性動脈硬化症)における四肢潰瘍ならびに安静時疼痛の改善

○動脈管依存性先天性心疾患における動脈管の開存

陰茎海綿体内投与

○勃起障害の診断

6.用法及び用量

動脈内投与

<慢性動脈閉塞症>

(1)本品1バイアル(アルプロスタジル20μg)を生理食塩液5mLに溶かし、通常成人1日量アルプロスタジルとして10〜15μg(およそ0.1〜0.15ng/kg/分)をシリンジポンプを用い持続的に動脈内へ注射投与する。

(2)症状により0.05〜0.2ng/kg/分の間で適宜増減する。

静脈内投与

<振動病、血行再建術後の血流維持、動脈内投与が不適と判断される慢性動脈閉塞症>

(1)通常成人1回量本品2〜3バイアル(アルプロスタジル40〜60μg)を輸液500mLに溶解し、2時間かけて点滴静注する(5〜10ng/kg/分)。
なお、投与速度は体重1kg 2時間あたり1.2μgをこえないこと。

(2)投与回数は1日1〜2回。

(3)症状により適宜増減する。

<動脈管依存性先天性心疾患>

通常、アルプロスタジルとして50〜100ng/kg/分の速度で静脈内投与を開始し、症状に応じて適宜増減し、有効最小量で持続投与する。

陰茎海綿体内投与

<勃起障害の診断>

本品1バイアル(アルプロスタジル20μg)を生理食塩液1mLに溶かし、通常、成人1回量アルプロスタジルとして20μgを陰茎海綿体へ注射する。

7.用法及び用量に関連する注意

<動脈管依存性先天性心疾患>

観察を十分行い慎重に投与量の調整を行うこと。効果が得られた場合には減量し、有効最小量で投与を持続すること。動脈管開存の維持には10ng/kg/分でも有効な場合がある。


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/09/17 版