医療用医薬品 : カイロック

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3. 組成・性状


3.1 組成

販売名カイロック細粒40%
有効成分1g中日局シメチジン400mg
添加剤精製白糖、D-マンニトール、エチルセルロース、軽質無水ケイ酸

3.2 製剤の性状

外観・性状白色〜微黄色の細粒
識別コード422

【色】
白色〜微黄色
【剤形】
細粒剤/散剤/内用


規格単位毎の明細 (カイロック細粒40%)

販売名和名 : カイロック細粒40%

規格単位 : 40%1g

欧文商標名 : CYLOCK FINE GRANULES

日本標準商品分類番号 : 872325

承認番号 : 21800AMX10378000

販売開始年月 : 1987年12月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

販売名カイロック細粒40%
有効成分1g中日局シメチジン400mg
添加剤精製白糖、D-マンニトール、エチルセルロース、軽質無水ケイ酸

添加剤 : 精製白糖

添加剤 : D-マンニトール

添加剤 : エチルセルロース

添加剤 : 軽質無水ケイ酸

3.2 製剤の性状

外観・性状白色〜微黄色の細粒
識別コード422

【色】
白色〜微黄色
【剤形】
細粒剤/散剤/内用

識別コード : @422

識別コード : Fujimoto422

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

○胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、Zollinger-Ellison症候群、逆流性食道炎、上部消化管出血(消化性潰瘍、急性ストレス潰瘍、出血性胃炎による)

○下記疾患の胃粘膜病変(びらん、出血、発赤、浮腫)の改善

急性胃炎、慢性胃炎の急性増悪期

6.用法及び用量

<胃潰瘍、十二指腸潰瘍>

通常、成人にはシメチジンとして1日800mgを2回(朝食後及び就寝前)に分割して経口投与する。また、1日量を4回(毎食後及び就寝前)に分割もしくは1回(就寝前)投与することもできる。なお、年齢、症状により適宜増減する。

<吻合部潰瘍、Zollinger-Ellison症候群、逆流性食道炎、上部消化管出血(消化性潰瘍、急性ストレス潰瘍、出血性胃炎による)>

通常、成人にはシメチジンとして1日800mgを2回(朝食後及び就寝前)に分割して経口投与する。また、1日量を4回(毎食後及び就寝前)に分割して投与することもできる。なお、年齢、症状により適宜増減する。
ただし、上部消化管出血の場合には、通常注射剤で治療を開始し、内服可能となった後は経口投与に切り替える。

<下記疾患の胃粘膜病変(びらん、出血、発赤、浮腫)の改善
急性胃炎、慢性胃炎の急性増悪期>

通常、成人にはシメチジンとして1日400mgを2回(朝食後及び就寝前)に分割して経口投与する。また、1日量を1回(就寝前)投与することもできる。なお、年齢、症状により適宜増減する。

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 腎機能障害患者では、血中濃度が持続するので、次の表を参考にして投与量を減ずるか投与間隔をあけて使用すること。[9.2、16.6.1参照]

クレアチニンクリアランスシメチジン投与量
0〜4mL/min1回200mg 1日1回(24時間間隔)
5〜29mL/min1回200mg 1日2回(12時間間隔)
30〜49mL/min1回200mg 1日3回(8時間間隔)
50mL/min以上1回200mg 1日4回(6時間間隔)

7.2 血液透析を受けている患者に投与する場合は、透析後に投与すること。[13.2、16.6.2参照]


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/07/23 版