医療用医薬品 : トレプロスト

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3. 組成・性状


3.1 組成

トレプロスト注射液20mg

(1バイアル中)

販売名トレプロスト注射液20mg
有効成分トレプロスチニル20mg
添加剤クエン酸ナトリウム水和物126mg
水酸化ナトリウム4.8mg
m-クレゾール60mg
塩化ナトリウム106mg
pH調節剤注)適量
注)塩酸又は水酸化ナトリウム

トレプロスト注射液50mg

(1バイアル中)

販売名トレプロスト注射液50mg
有効成分トレプロスチニル50mg
添加剤クエン酸ナトリウム水和物126mg
水酸化ナトリウム6.4mg
m-クレゾール60mg
塩化ナトリウム106mg
pH調節剤注)適量
注)塩酸又は水酸化ナトリウム

トレプロスト注射液100mg

(1バイアル中)

販売名トレプロスト注射液100mg
有効成分トレプロスチニル100mg
添加剤クエン酸ナトリウム水和物126mg
水酸化ナトリウム12.4mg
m-クレゾール60mg
塩化ナトリウム106mg
pH調節剤注)適量
注)塩酸又は水酸化ナトリウム

トレプロスト注射液200mg

(1バイアル中)

販売名トレプロスト注射液200mg
有効成分トレプロスチニル200mg
添加剤クエン酸ナトリウム水和物126mg
水酸化ナトリウム24mg
m-クレゾール60mg
塩化ナトリウム80mg
pH調節剤注)適量
注)塩酸又は水酸化ナトリウム

3.2 製剤の性状

トレプロスト注射液20mg

販売名トレプロスト注射液20mg
性状無色〜微黄色澄明の液(水性注射剤)
pH6.1〜6.6
浸透圧比約1(生理食塩液に対する比)

【色】
無色〜微黄色澄明
【剤形】
水性注射剤/液剤/注射

トレプロスト注射液50mg

販売名トレプロスト注射液50mg
性状無色〜微黄色澄明の液(水性注射剤)
pH6.1〜6.6
浸透圧比約1(生理食塩液に対する比)

【色】
無色〜微黄色澄明
【剤形】
水性注射剤/液剤/注射

トレプロスト注射液100mg

販売名トレプロスト注射液100mg
性状無色〜微黄色澄明の液(水性注射剤)
pH6.1〜6.6
浸透圧比約1(生理食塩液に対する比)

【色】
無色〜微黄色澄明
【剤形】
水性注射剤/液剤/注射

トレプロスト注射液200mg

販売名トレプロスト注射液200mg
性状無色〜微黄色澄明の液(水性注射剤)
pH6.1〜6.6
浸透圧比約1(生理食塩液に対する比)

【色】
無色〜微黄色澄明
【剤形】
水性注射剤/液剤/注射


規格単位毎の明細 (トレプロスト注射液20mg)

販売名和名 : トレプロスト注射液20mg

規格単位 : 20mg20mL1瓶

欧文商標名 : TREPROST Injection 20mg

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 87219

承認番号 : 22600AMX00544000

販売開始年月 : 2014年9月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

トレプロスト注射液20mg

(1バイアル中)

販売名トレプロスト注射液20mg
有効成分トレプロスチニル20mg
添加剤クエン酸ナトリウム水和物126mg
水酸化ナトリウム4.8mg
m-クレゾール60mg
塩化ナトリウム106mg
pH調節剤注)適量
注)塩酸又は水酸化ナトリウム

添加剤 : クエン酸ナトリウム水和物

添加剤 : 水酸化ナトリウム

添加剤 : m-クレゾール

添加剤 : 塩化ナトリウム

添加剤 : pH調節剤

3.2 製剤の性状

トレプロスト注射液20mg

販売名トレプロスト注射液20mg
性状無色〜微黄色澄明の液(水性注射剤)
pH6.1〜6.6
浸透圧比約1(生理食塩液に対する比)

【色】
無色〜微黄色澄明
【剤形】
水性注射剤/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

肺動脈性肺高血圧症(WHO機能分類クラスII、III及びIV)

6.用法及び用量

通常、成人にはトレプロスチニルとして1.25ng/kg/分の投与速度で持続静脈内投与又は持続皮下投与を開始する。この初期投与速度が本剤の全身性の副作用により耐えられない場合は、投与速度を0.625ng/kg/分に減量する。
患者の状態を十分に観察しながら、原則、最初の4週間は、1週間あたり最大1.25ng/kg/分で増量し、その後は臨床症状に応じて1週間あたり最大2.5ng/kg/分で増量し、最適投与速度を決定する。1週間あたり1.25又は2.5ng/kg/分を超えて増量する場合、患者の忍容性を十分確認しながら慎重に投与する。最適投与速度の決定にあたっては、本剤の副作用と肺高血圧症状の改善を指標とする。

5.効能又は効果に関連する注意

5.1 本剤の使用にあたっては、最新の治療ガイドラインを参考に投与の要否を検討すること。

5.2 先天性短絡性心疾患に伴う肺動脈性肺高血圧症については、Eisenmenger症候群あるいは術後に肺高血圧の残存している患者にのみ使用すること。

5.3 本剤は経口肺血管拡張薬で十分な治療効果が得られない場合に適用を考慮すること。

5.4 特発性肺動脈性肺高血圧症、遺伝性肺動脈性肺高血圧症及び結合組織病に伴う肺動脈性肺高血圧症以外の肺動脈性肺高血圧症における有効性及び安全性は確立していない。

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 投与開始時及び投与速度調節の際は患者の症状をよく観察し、心拍数、血圧等血行動態の変化による副作用の発現に留意し、異常が認められた場合には本剤の減量など適切な処置を行うこと。

7.2 肺高血圧症状が急激に増悪するおそれがあるので、突然の投与中止又は急激な減量を避けること。[1.参照]

7.3 本剤の減量中又は投与中止後に症状の悪化又は再発が認められることがあるので、患者の状態に注意し、このような場合には、適宜増量又は再投与する等の適切な処置を行うこと。

7.4 本剤の消失半減期は0.8〜4.6時間であるため、長時間投与を中止した後再開する場合には投与速度を再設定すること。

7.5 本剤の投与経路を変更する場合は、原則、同一用量で変更し、変更後は患者の症状をよく観察すること。

7.6 肝障害のある患者において、0.625ng/kg/分から投与を開始し、慎重に増量すること。[9.3、16.6.2参照]

7.7 国内外において290ng/kg/分を超えた投与速度の経験は少ないため、290ng/kg/分を超えて投与する場合は患者の状態に十分注意すること。

規格単位毎の明細 (トレプロスト注射液50mg)

販売名和名 : トレプロスト注射液50mg

規格単位 : 50mg20mL1瓶

欧文商標名 : TREPROST Injection 50mg

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 87219

承認番号 : 22600AMX00545000

販売開始年月 : 2014年9月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

トレプロスト注射液50mg

(1バイアル中)

販売名トレプロスト注射液50mg
有効成分トレプロスチニル50mg
添加剤クエン酸ナトリウム水和物126mg
水酸化ナトリウム6.4mg
m-クレゾール60mg
塩化ナトリウム106mg
pH調節剤注)適量
注)塩酸又は水酸化ナトリウム

添加剤 : クエン酸ナトリウム水和物

添加剤 : 水酸化ナトリウム

添加剤 : m-クレゾール

添加剤 : 塩化ナトリウム

添加剤 : pH調節剤

3.2 製剤の性状

トレプロスト注射液50mg

販売名トレプロスト注射液50mg
性状無色〜微黄色澄明の液(水性注射剤)
pH6.1〜6.6
浸透圧比約1(生理食塩液に対する比)

【色】
無色〜微黄色澄明
【剤形】
水性注射剤/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

肺動脈性肺高血圧症(WHO機能分類クラスII、III及びIV)

6.用法及び用量

通常、成人にはトレプロスチニルとして1.25ng/kg/分の投与速度で持続静脈内投与又は持続皮下投与を開始する。この初期投与速度が本剤の全身性の副作用により耐えられない場合は、投与速度を0.625ng/kg/分に減量する。
患者の状態を十分に観察しながら、原則、最初の4週間は、1週間あたり最大1.25ng/kg/分で増量し、その後は臨床症状に応じて1週間あたり最大2.5ng/kg/分で増量し、最適投与速度を決定する。1週間あたり1.25又は2.5ng/kg/分を超えて増量する場合、患者の忍容性を十分確認しながら慎重に投与する。最適投与速度の決定にあたっては、本剤の副作用と肺高血圧症状の改善を指標とする。

5.効能又は効果に関連する注意

5.1 本剤の使用にあたっては、最新の治療ガイドラインを参考に投与の要否を検討すること。

5.2 先天性短絡性心疾患に伴う肺動脈性肺高血圧症については、Eisenmenger症候群あるいは術後に肺高血圧の残存している患者にのみ使用すること。

5.3 本剤は経口肺血管拡張薬で十分な治療効果が得られない場合に適用を考慮すること。

5.4 特発性肺動脈性肺高血圧症、遺伝性肺動脈性肺高血圧症及び結合組織病に伴う肺動脈性肺高血圧症以外の肺動脈性肺高血圧症における有効性及び安全性は確立していない。

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 投与開始時及び投与速度調節の際は患者の症状をよく観察し、心拍数、血圧等血行動態の変化による副作用の発現に留意し、異常が認められた場合には本剤の減量など適切な処置を行うこと。

7.2 肺高血圧症状が急激に増悪するおそれがあるので、突然の投与中止又は急激な減量を避けること。[1.参照]

7.3 本剤の減量中又は投与中止後に症状の悪化又は再発が認められることがあるので、患者の状態に注意し、このような場合には、適宜増量又は再投与する等の適切な処置を行うこと。

7.4 本剤の消失半減期は0.8〜4.6時間であるため、長時間投与を中止した後再開する場合には投与速度を再設定すること。

7.5 本剤の投与経路を変更する場合は、原則、同一用量で変更し、変更後は患者の症状をよく観察すること。

7.6 肝障害のある患者において、0.625ng/kg/分から投与を開始し、慎重に増量すること。[9.3、16.6.2参照]

7.7 国内外において290ng/kg/分を超えた投与速度の経験は少ないため、290ng/kg/分を超えて投与する場合は患者の状態に十分注意すること。

規格単位毎の明細 (トレプロスト注射液100mg)

販売名和名 : トレプロスト注射液100mg

規格単位 : 100mg20mL1瓶

欧文商標名 : TREPROST Injection 100mg

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 87219

承認番号 : 22600AMX00546000

販売開始年月 : 2014年9月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

トレプロスト注射液100mg

(1バイアル中)

販売名トレプロスト注射液100mg
有効成分トレプロスチニル100mg
添加剤クエン酸ナトリウム水和物126mg
水酸化ナトリウム12.4mg
m-クレゾール60mg
塩化ナトリウム106mg
pH調節剤注)適量
注)塩酸又は水酸化ナトリウム

添加剤 : クエン酸ナトリウム水和物

添加剤 : 水酸化ナトリウム

添加剤 : m-クレゾール

添加剤 : 塩化ナトリウム

添加剤 : pH調節剤

3.2 製剤の性状

トレプロスト注射液100mg

販売名トレプロスト注射液100mg
性状無色〜微黄色澄明の液(水性注射剤)
pH6.1〜6.6
浸透圧比約1(生理食塩液に対する比)

【色】
無色〜微黄色澄明
【剤形】
水性注射剤/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

肺動脈性肺高血圧症(WHO機能分類クラスII、III及びIV)

6.用法及び用量

通常、成人にはトレプロスチニルとして1.25ng/kg/分の投与速度で持続静脈内投与又は持続皮下投与を開始する。この初期投与速度が本剤の全身性の副作用により耐えられない場合は、投与速度を0.625ng/kg/分に減量する。
患者の状態を十分に観察しながら、原則、最初の4週間は、1週間あたり最大1.25ng/kg/分で増量し、その後は臨床症状に応じて1週間あたり最大2.5ng/kg/分で増量し、最適投与速度を決定する。1週間あたり1.25又は2.5ng/kg/分を超えて増量する場合、患者の忍容性を十分確認しながら慎重に投与する。最適投与速度の決定にあたっては、本剤の副作用と肺高血圧症状の改善を指標とする。

5.効能又は効果に関連する注意

5.1 本剤の使用にあたっては、最新の治療ガイドラインを参考に投与の要否を検討すること。

5.2 先天性短絡性心疾患に伴う肺動脈性肺高血圧症については、Eisenmenger症候群あるいは術後に肺高血圧の残存している患者にのみ使用すること。

5.3 本剤は経口肺血管拡張薬で十分な治療効果が得られない場合に適用を考慮すること。

5.4 特発性肺動脈性肺高血圧症、遺伝性肺動脈性肺高血圧症及び結合組織病に伴う肺動脈性肺高血圧症以外の肺動脈性肺高血圧症における有効性及び安全性は確立していない。

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 投与開始時及び投与速度調節の際は患者の症状をよく観察し、心拍数、血圧等血行動態の変化による副作用の発現に留意し、異常が認められた場合には本剤の減量など適切な処置を行うこと。

7.2 肺高血圧症状が急激に増悪するおそれがあるので、突然の投与中止又は急激な減量を避けること。[1.参照]

7.3 本剤の減量中又は投与中止後に症状の悪化又は再発が認められることがあるので、患者の状態に注意し、このような場合には、適宜増量又は再投与する等の適切な処置を行うこと。

7.4 本剤の消失半減期は0.8〜4.6時間であるため、長時間投与を中止した後再開する場合には投与速度を再設定すること。

7.5 本剤の投与経路を変更する場合は、原則、同一用量で変更し、変更後は患者の症状をよく観察すること。

7.6 肝障害のある患者において、0.625ng/kg/分から投与を開始し、慎重に増量すること。[9.3、16.6.2参照]

7.7 国内外において290ng/kg/分を超えた投与速度の経験は少ないため、290ng/kg/分を超えて投与する場合は患者の状態に十分注意すること。

規格単位毎の明細 (トレプロスト注射液200mg)

販売名和名 : トレプロスト注射液200mg

規格単位 : 200mg20mL1瓶

欧文商標名 : TREPROST Injection 200mg

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 87219

承認番号 : 22600AMX00547000

販売開始年月 : 2014年9月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

トレプロスト注射液200mg

(1バイアル中)

販売名トレプロスト注射液200mg
有効成分トレプロスチニル200mg
添加剤クエン酸ナトリウム水和物126mg
水酸化ナトリウム24mg
m-クレゾール60mg
塩化ナトリウム80mg
pH調節剤注)適量
注)塩酸又は水酸化ナトリウム

添加剤 : クエン酸ナトリウム水和物

添加剤 : 水酸化ナトリウム

添加剤 : m-クレゾール

添加剤 : 塩化ナトリウム

添加剤 : pH調節剤

3.2 製剤の性状

トレプロスト注射液200mg

販売名トレプロスト注射液200mg
性状無色〜微黄色澄明の液(水性注射剤)
pH6.1〜6.6
浸透圧比約1(生理食塩液に対する比)

【色】
無色〜微黄色澄明
【剤形】
水性注射剤/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

肺動脈性肺高血圧症(WHO機能分類クラスII、III及びIV)

6.用法及び用量

通常、成人にはトレプロスチニルとして1.25ng/kg/分の投与速度で持続静脈内投与又は持続皮下投与を開始する。この初期投与速度が本剤の全身性の副作用により耐えられない場合は、投与速度を0.625ng/kg/分に減量する。
患者の状態を十分に観察しながら、原則、最初の4週間は、1週間あたり最大1.25ng/kg/分で増量し、その後は臨床症状に応じて1週間あたり最大2.5ng/kg/分で増量し、最適投与速度を決定する。1週間あたり1.25又は2.5ng/kg/分を超えて増量する場合、患者の忍容性を十分確認しながら慎重に投与する。最適投与速度の決定にあたっては、本剤の副作用と肺高血圧症状の改善を指標とする。

5.効能又は効果に関連する注意

5.1 本剤の使用にあたっては、最新の治療ガイドラインを参考に投与の要否を検討すること。

5.2 先天性短絡性心疾患に伴う肺動脈性肺高血圧症については、Eisenmenger症候群あるいは術後に肺高血圧の残存している患者にのみ使用すること。

5.3 本剤は経口肺血管拡張薬で十分な治療効果が得られない場合に適用を考慮すること。

5.4 特発性肺動脈性肺高血圧症、遺伝性肺動脈性肺高血圧症及び結合組織病に伴う肺動脈性肺高血圧症以外の肺動脈性肺高血圧症における有効性及び安全性は確立していない。

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 投与開始時及び投与速度調節の際は患者の症状をよく観察し、心拍数、血圧等血行動態の変化による副作用の発現に留意し、異常が認められた場合には本剤の減量など適切な処置を行うこと。

7.2 肺高血圧症状が急激に増悪するおそれがあるので、突然の投与中止又は急激な減量を避けること。[1.参照]

7.3 本剤の減量中又は投与中止後に症状の悪化又は再発が認められることがあるので、患者の状態に注意し、このような場合には、適宜増量又は再投与する等の適切な処置を行うこと。

7.4 本剤の消失半減期は0.8〜4.6時間であるため、長時間投与を中止した後再開する場合には投与速度を再設定すること。

7.5 本剤の投与経路を変更する場合は、原則、同一用量で変更し、変更後は患者の症状をよく観察すること。

7.6 肝障害のある患者において、0.625ng/kg/分から投与を開始し、慎重に増量すること。[9.3、16.6.2参照]

7.7 国内外において290ng/kg/分を超えた投与速度の経験は少ないため、290ng/kg/分を超えて投与する場合は患者の状態に十分注意すること。


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/08/20 版