医療用医薬品 : マブキャンパス |
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販売名 | マブキャンパス点滴静注30mg | |
成分 | 1バイアル(1mL)中の分量 | |
有効成分 | アレムツズマブ(遺伝子組換え)注) | 30mg |
添加剤 | エデト酸ナトリウム水和物 | 0.0187mg |
塩化カリウム | 0.2mg | |
リン酸二水素カリウム | 0.2mg | |
リン酸水素二ナトリウム二水和物 | 1.44mg | |
ポリソルベート80 | 0.1mg | |
等張化剤、pH調節剤 |
販売名 | マブキャンパス点滴静注30mg |
性状 | 無色〜微黄色の澄明又はわずかに乳白色を呈する液 |
pH | 7.0〜7.4 |
浸透圧比 | 0.9〜1.1(日局生理食塩液に対する比) |
【色】
無色〜微黄色の澄明又は微乳白色
【剤形】
/液剤/注射
販売名和名 : マブキャンパス点滴静注30mg
規格単位 : 30mg1mL1瓶
欧文商標名 : MabCampath I.V.Infusion
規制区分
規制区分名称 : 生物由来製品
規制区分
規制区分名称 : 劇薬
規制区分
規制区分名称 : 処方箋医薬品
規制区分備考 : 注意−医師等の処方箋により使用すること
日本標準商品分類番号 : 874291
承認番号 : 22600AMX01312
販売開始年月 : 2015年1月
貯法及び期限等
貯法 : 2〜8℃で保存
有効期間 : 48ヵ月
3.組成・性状
3.1 組成
販売名 | マブキャンパス点滴静注30mg | |
成分 | 1バイアル(1mL)中の分量 | |
有効成分 | アレムツズマブ(遺伝子組換え)注) | 30mg |
添加剤 | エデト酸ナトリウム水和物 | 0.0187mg |
塩化カリウム | 0.2mg | |
リン酸二水素カリウム | 0.2mg | |
リン酸水素二ナトリウム二水和物 | 1.44mg | |
ポリソルベート80 | 0.1mg | |
等張化剤、pH調節剤 |
添加剤 : エデト酸ナトリウム水和物
添加剤 : 塩化カリウム
添加剤 : リン酸二水素カリウム
添加剤 : リン酸水素二ナトリウム二水和物
添加剤 : ポリソルベート80
添加剤 : 等張化剤
添加剤 : pH調節剤
3.2 製剤の性状
販売名 | マブキャンパス点滴静注30mg |
性状 | 無色〜微黄色の澄明又はわずかに乳白色を呈する液 |
pH | 7.0〜7.4 |
浸透圧比 | 0.9〜1.1(日局生理食塩液に対する比) |
【色】
無色〜微黄色の澄明又は微乳白色
【剤形】
/液剤/注射
規格単位毎の効能効果及び用法用量
効能効果対用法用量
4.効能又は効果
○再発又は難治性の慢性リンパ性白血病
○同種造血幹細胞移植の前治療
6.用法及び用量
<再発又は難治性の慢性リンパ性白血病>
通常、成人にはアレムツズマブ(遺伝子組換え)として1日1回3mgの連日点滴静注から開始し、1日1回10mgを連日点滴静注した後、1日1回30mgを週3回隔日に点滴静注する。ただし、投与開始から12週間までの投与とする。なお、患者の状態により適宜減量する。
<同種造血幹細胞移植の前治療>
通常、成人にはアレムツズマブ(遺伝子組換え)として1日1回0.16mg/kgを6日間点滴静注する。
5.効能又は効果に関連する注意
<同種造血幹細胞移植の前治療>
臨床試験に組み入れられた患者の原疾患、ドナーの種類等について、「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、適応患者の選択を行うこと。
7.用法及び用量に関連する注意
<効能共通>
7.1 infusion reactionを軽減するため、本剤の投与前に抗ヒスタミン剤及び解熱鎮痛剤を投与すること。さらに、本剤投与前に副腎皮質ステロイド剤を投与するとinfusion reactionが軽減されることがある。[1.2、11.1.2参照]
7.2 本剤投与中にGrade1注)又はGrade2注)のinfusion reactionが認められた場合には、直ちに投与を中断し、副腎皮質ステロイド剤の投与を行い、回復した場合、投与を再開することができる。
<再発又は難治性の慢性リンパ性白血病>
7.3 本剤は、いずれの用量も1日量を2時間以上かけて点滴静注すること。
7.4 1日1回3mg及び1日1回10mgの連日点滴静注において、Grade3注)以上のinfusion reactionが認められない場合、1日1回3mgでは1日1回10mgの連日点滴静注に、1日1回10mgでは1日1回30mgの週3回隔日点滴静注に、それぞれ増量することができる。
7.5 他の抗悪性腫瘍剤との併用について、有効性及び安全性は確立していない。
7.6 本剤の投与中に好中球数減少及び血小板数減少が認められた場合、下表を参考に本剤の用量を調節すること。なお、ベースライン時の好中球絶対数が500/μL以下の患者について、有効性及び安全性は確立していない。[11.1.1参照]
休薬、中止又は再開基準
ベースラインの好中球絶対数が500/μL超で治療を開始した患者において、好中球絶対数が250/μL未満となった場合、又はベースラインの血小板数が25,000/μL超で治療を開始した患者において、血小板数が25,000/μL以下となった場合 | |
初回発現時 | 休薬すること。好中球絶対数500/μL以上及び血小板数50,000/μL以上に回復した場合、休薬時の用量で投与を再開できる。ただし、7日以上休薬した場合、再開時の開始用量は1日1回3mgとすること。 |
2回目発現時 | 休薬すること。好中球絶対数500/μL以上及び血小板数50,000/μL以上に回復した場合、本剤1日1回10mg又は休薬時の用量のいずれか低い方の用量で投与を再開できる。ただし、7日以上休薬した場合、再開時の開始用量は1日1回3mgとすること。 |
3回目発現時 | 本剤の投与を中止すること。 |
ベースラインの血小板数が25,000/μL以下で治療を開始した患者において、ベースラインの数値から50%以上減少した場合 | |
初回発現時 | 休薬すること。好中球絶対数及び血小板数がベースライン値に回復した場合、休薬時の用量で投与を再開できる。ただし、7日以上休薬した場合、再開時の開始用量は1日1回3mgとすること。 |
2回目発現時 | 休薬すること。好中球絶対数及び血小板数がベースライン値に回復した場合、本剤1日1回10mg又は休薬時の用量のいずれか低い方の用量で投与を再開できる。ただし、7日以上休薬した場合、再開時の開始用量は1日1回3mgとすること。 |
3回目発現時 | 本剤の投与を中止すること。 |
<同種造血幹細胞移植の前治療>
7.7 本剤と併用する薬剤等について、「17.臨床成績」の項の内容を熟知した上で選択すること。
7.8 本剤の初回投与時は3mgを2時間かけて投与し、忍容性が良好であれば、残りの用量を2時間かけて投与する。2回目以降の投与は1日量を4時間かけて点滴静注すること。
注)GradeはNCI-CTCAEv3.0に準じる
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/07/23 版 |