医療用医薬品 : アセチルシステイン |
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| 成分・含量(1mL中) | (日局)アセチルシステイン176.2mg(アセチルシステインナトリウム塩として20w/v%) |
| 添加剤 | 炭酸水素ナトリウム |
| 剤形 | 内用液剤 |
| 色 | 無色 |
| pH | 7.0〜8.0 |
| その他 | 特異なにおいがある。 なお、味は塩からく、わずかに苦く、えぐみがある。 |
【色】
無色
【剤形】
/液剤/内用
販売名和名 : アセチルシステイン内用液17.6%「あゆみ」
規格単位 : 17.6%1mL
欧文商標名 : ACETYLCYSTEINE Oral Solution 17.6%[AYUMI]
日本標準商品分類番号 : 873929
承認番号 : 21400AMZ00471000
販売開始年月 : 2002年12月
貯法及び期限等
貯法 : 室温保存
有効期間 : 3年
3.組成・性状
3.1 組成
| 成分・含量(1mL中) | (日局)アセチルシステイン176.2mg(アセチルシステインナトリウム塩として20w/v%) |
| 添加剤 | 炭酸水素ナトリウム |
添加剤 : 炭酸水素ナトリウム
3.2 製剤の性状
| 剤形 | 内用液剤 |
| 色 | 無色 |
| pH | 7.0〜8.0 |
| その他 | 特異なにおいがある。 なお、味は塩からく、わずかに苦く、えぐみがある。 |
【色】
無色
【剤形】
/液剤/内用
規格単位毎の効能効果及び用法用量
効能効果対用法用量
4.効能又は効果
アセトアミノフェン過量摂取時の解毒
6.用法及び用量
通常、本剤又は本剤を希釈した液を、初回にアセチルシステインとして140mg/kg、次いでその4時間後から70mg/kgを4時間毎に17回、計18回経口投与する。経口投与が困難な場合は、胃管又は十二指腸管により投与する。投与後1時間以内に嘔吐した場合は、再度同量を投与する。
7.用法及び用量に関連する注意
7.1 アセトアミノフェン摂取後なるべく早期に投与を開始すること。8時間以内が望ましいが、24時間以内であれば効果が認められることが報告されている。
7.2 本剤投与の要否は、以下の全てを参考に決定すること。
7.2.1 アセトアミノフェンの血漿中濃度
本電子添文末尾に記載したノモグラムにおいて、アセトアミノフェンの血漿中濃度がアセチルシステイン投与推奨ラインより上である場合に投与する。摂取後4時間までは血漿中濃度がピークとなっていないため、参考にならない。
7.2.2 アセトアミノフェンの摂取量
血漿中濃度が迅速に測定できない場合でも、アセトアミノフェンとして7.5g又は150mg/kg以上の摂取が疑われる場合には投与する。
7.2.3 配合剤による中毒、薬剤の常用者、あるいは基礎疾患のある患者の場合
以下の(1)〜(3)に示す患者には、摂取量が上記7.2.1、7.2.2の目安以下であっても本剤の投与を考慮すべきである。
(1)以下の配合剤による中毒の場合、相互作用によってアセトアミノフェンの毒性が強く発現するとの報告がある。
・エテンザミド
・無水カフェイン
・ブロムワレリル尿素
(2)以下の併用薬を服用中である場合、肝薬物代謝酵素の誘導によってアセトアミノフェンの毒性が強く発現するとの報告がある。
・カルバマゼピン
・イソニアジド
・フェノバルビタール
・フェニトイン
・リファンピシン
(3)アセトアミノフェンやアルコールの常用者、肝疾患のある患者、絶食状態や低栄養状態が続いている患者の場合、低用量でもグルタチオンの枯渇が生じるおそれがある。
7.3 「患者の体重と本剤投与量の対比表」(本電子添文末尾に記載)を参考に投与すること。
7.4 本剤は、アセトアミノフェンの単回過剰摂取によって発症した急性の中毒には有効であるが、治療量以上を複数回投与して生じた中毒で、特に初回の過量摂取から24〜48時間以上経過している場合、有効性は期待できないことが多い。
| [ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/12/17 版 |