医療用医薬品 : タルグレチン |
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| 販売名 | タルグレチンカプセル75mg |
| 有効成分の名称 | ベキサロテン |
| 有効成分の含量(1カプセル中) | ベキサロテンとして75mg |
| 添加剤 | ポリエチレングリコール400、ポリソルベート20、ポビドン、ブチルヒドロキシアニソール、中鎖脂肪酸トリグリセリド、大豆レシチン |
| 販売名 | タルグレチンカプセル75mg |
| 外観・性状 | 白色楕円形の軟カプセル剤 |
【色】
白色
【剤形】
軟カプセル剤/カプセル剤/内用
販売名和名 : タルグレチンカプセル75mg
規格単位 : 75mg1カプセル
欧文商標名 : Targretin capsules 75mg
規制区分
規制区分名称 : 劇薬
規制区分
規制区分名称 : 処方箋医薬品注)
規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること
日本標準商品分類番号 : 874291
承認番号 : 22800AMX00025000
販売開始年月 : 2016年6月
貯法及び期限等
貯法 : 室温保存
有効期間 : 24箇月
3.組成・性状
3.1 組成
| 販売名 | タルグレチンカプセル75mg |
| 有効成分の名称 | ベキサロテン |
| 有効成分の含量(1カプセル中) | ベキサロテンとして75mg |
| 添加剤 | ポリエチレングリコール400、ポリソルベート20、ポビドン、ブチルヒドロキシアニソール、中鎖脂肪酸トリグリセリド、大豆レシチン |
添加剤 : ポリエチレングリコール400
添加剤 : ポリソルベート20
添加剤 : ポビドン
添加剤 : ブチルヒドロキシアニソール
添加剤 : 中鎖脂肪酸トリグリセリド
添加剤 : 大豆レシチン
3.2 製剤の性状
| 販売名 | タルグレチンカプセル75mg |
| 外観・性状 | 白色楕円形の軟カプセル剤 |
【色】
白色
【剤形】
軟カプセル剤/カプセル剤/内用
規格単位毎の効能効果及び用法用量
効能効果対用法用量
4.効能又は効果
○皮膚T細胞性リンパ腫
○皮膚病変を有する成人T細胞白血病リンパ腫
6.用法及び用量
通常、成人にはベキサロテンとして1日1回300mg/m2(体表面積)を食後経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。
5.効能又は効果に関連する注意
<効能共通>
5.1 本剤投与の適応となる疾患の診断は、病理診断に十分な経験を持つ医師又は施設により行うこと。
5.2 皮膚以外の病変(内臓等)を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。
<皮膚T細胞性リンパ腫>
5.3 未治療の皮膚T細胞性リンパ腫(CTCL)を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。
5.4 臨床試験に組み入れられた患者の組織型、病期等について、「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分理解した上で、本剤以外の治療の実施についても慎重に検討し、適応患者の選択を行うこと。[17.1.1参照]
<皮膚病変を有する成人T細胞白血病リンパ腫>
5.5 臨床試験に組み入れられた患者の病型及び予後不良因子の有無等について、「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分理解した上で、適応患者の選択を行うこと。[17.1.2参照]
7.用法及び用量に関連する注意
7.1 全身投与による他の抗悪性腫瘍剤との併用について、有効性及び安全性は確立していない。
7.2 体表面積から換算した本剤(1カプセルあたりベキサロテンとして75mgを含有する)の服用量は、以下の表のとおりである。
300mg/m2(初回投与量)投与時における体表面積換算によるカプセル数
| 体表面積(m2) | カプセル数 |
| 0.88-1.12 | 4 |
| 1.13-1.37 | 5 |
| 1.38-1.62 | 6 |
| 1.63-1.87 | 7 |
| 1.88-2.12 | 8 |
| 2.13-2.37 | 9 |
| 2.38-2.62 | 10 |
200mg/m2(減量時用量)投与時における体表面積換算によるカプセル数
| 体表面積(m2) | カプセル数 |
| 0.88-0.93 | 2 |
| 0.94-1.31 | 3 |
| 1.32-1.68 | 4 |
| 1.69-2.06 | 5 |
| 2.07-2.43 | 6 |
| 2.44-2.62 | 7 |
100mg/m2(減量時用量)投与時における体表面積換算によるカプセル数
| 体表面積(m2) | カプセル数 |
| 0.88-1.12 | 1 |
| 1.13-1.87 | 2 |
| 1.88-2.62 | 3 |
7.3 Grade3以上の副作用及び高トリグリセリド血症が発現した場合には、以下の基準を目安として、本剤を休薬、減量又は中止すること。
用量調節の目安
| Grade3以上の副作用が発現した場合(高トリグリセリド血症が発現した場合は以下の<高トリグリセリド血症への対応>に従うこと。) | 発現時の1日投与量が300mg/m2(体表面積)の場合には、副作用が消失又はGrade1以下に改善するまで休薬し、200mg/m2(体表面積)で投与を再開する。4週間休薬しても、副作用が消失、又はGrade1以下に回復しない場合には、投与を中止する。 |
| 発現時の1日投与量が200mg/m2(体表面積)の場合には、副作用が消失又はGrade1以下に改善するまで休薬し、100mg/m2(体表面積)で投与を再開する。4週間休薬しても、副作用が消失、又はGrade1以下に回復しない場合には、投与を中止する。 | |
| 発現時の1日投与量が100mg/m2(体表面積)の場合には、副作用が消失又はGrade1以下に改善するまで休薬し、100mg/m2(体表面積)で投与を再開する。4週間休薬しても、副作用が消失、又はGrade1以下に回復しない場合には、投与を中止する。 | |
| <高トリグリセリド血症への対応> 血清トリグリセリド値が200mg/dLを超えた場合には、脂質異常症治療薬の処方を考慮する。脂質異常症治療薬による治療を行っても血清トリグリセリド値が400mg/dLを超えている場合には、脂質異常症治療薬の処方を調整する。脂質異常症治療薬の処方を調整しても、血清トリグリセリド値が500mg/dLを超えている場合には投与量を減量する(1日投与量が300mg/m2(体表面積)の場合、順次200mg/m2(体表面積)、100mg/m2(体表面積)へと減量する)。また、血清トリグリセリド値が1,000mg/dLを超えた場合には、本剤を休薬する。休薬後、血清トリグリセリド値が400mg/dL未満で安定した場合には、休薬前より1段階低用量で投与を再開する。4週間休薬しても回復しない場合には、投与を中止する。 | |
| [ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/10/22 版 |