医療用医薬品 : レミフェンタニル

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3. 組成・性状


3.1 組成

レミフェンタニル静注用2mg「第一三共」

販売名レミフェンタニル静注用2mg「第一三共」
有効成分1バイアル中
レミフェンタニル塩酸塩2.2mg(レミフェンタニルとして2mg)
添加剤1バイアル中
グリシン15mg、pH調節剤

レミフェンタニル静注用5mg「第一三共」

販売名レミフェンタニル静注用5mg「第一三共」
有効成分1バイアル中
レミフェンタニル塩酸塩5.5mg(レミフェンタニルとして5mg)
添加剤1バイアル中
グリシン15mg、pH調節剤

3.2 製剤の性状

レミフェンタニル静注用2mg「第一三共」

販売名レミフェンタニル静注用2mg「第一三共」
性状白色〜黄白色の粉末又は塊
剤形用時溶解して用いる凍結乾燥注射剤
pH2.5〜3.5(本剤1バイアルを水2mLに溶解したとき)
浸透圧比約1(生理食塩液又は5%ブドウ糖注射液でレミフェンタニルとして100μg/mLに希釈したとき)

【色】
白色〜黄白色
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
粉末/散剤/注射
塊/散剤/注射

レミフェンタニル静注用5mg「第一三共」

販売名レミフェンタニル静注用5mg「第一三共」
性状白色〜黄白色の粉末又は塊
剤形用時溶解して用いる凍結乾燥注射剤
pH2.5〜3.5(本剤1バイアルを水5mLに溶解したとき)
浸透圧比約1(生理食塩液又は5%ブドウ糖注射液でレミフェンタニルとして100μg/mLに希釈したとき)

【色】
白色〜黄白色
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
粉末/散剤/注射
塊/散剤/注射


規格単位毎の明細 (レミフェンタニル静注用2mg「第一三共」)

販売名和名 : レミフェンタニル静注用2mg「第一三共」

規格単位 : 2mg1瓶

欧文商標名 : REMIFENTANIL FOR INTRAVENOUS INJECTION"DAIICHI SANKYO"

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 麻薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 878219

承認番号 : 22800AMX00090

販売開始年月 : 2016年12月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 2年

3.組成・性状

3.1 組成

レミフェンタニル静注用2mg「第一三共」

販売名レミフェンタニル静注用2mg「第一三共」
有効成分1バイアル中
レミフェンタニル塩酸塩2.2mg(レミフェンタニルとして2mg)
添加剤1バイアル中
グリシン15mg、pH調節剤

添加剤 : グリシン

添加剤 : pH調節剤

3.2 製剤の性状

レミフェンタニル静注用2mg「第一三共」

販売名レミフェンタニル静注用2mg「第一三共」
性状白色〜黄白色の粉末又は塊
剤形用時溶解して用いる凍結乾燥注射剤
pH2.5〜3.5(本剤1バイアルを水2mLに溶解したとき)
浸透圧比約1(生理食塩液又は5%ブドウ糖注射液でレミフェンタニルとして100μg/mLに希釈したとき)

【色】
白色〜黄白色
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
粉末/散剤/注射
塊/散剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

○成人:全身麻酔の導入及び維持における鎮痛

○小児:全身麻酔の維持における鎮痛

○集中治療における人工呼吸中の鎮痛

6.用法及び用量

<成人:全身麻酔の導入及び維持における鎮痛>

成人では他の全身麻酔剤を必ず併用し、下記用量を用いる。

麻酔導入

通常、レミフェンタニルとして0.5μg/kg/分の速さで持続静脈内投与する。なお、ダブルルーメンチューブの使用、挿管困難等、気管挿管時に強い刺激が予想される場合には、1.0μg/kg/分とすること。また、必要に応じて、持続静脈内投与開始前にレミフェンタニルとして1.0μg/kgを30〜60秒かけて単回静脈内投与することができる。ただし、気管挿管を本剤の投与開始から10分以上経過した後に行う場合には単回静脈内投与の必要はない。

麻酔維持

通常、レミフェンタニルとして0.25μg/kg/分の速さで持続静脈内投与する。なお、投与速度については、患者の全身状態を観察しながら、2〜5分間隔で25〜100%の範囲で加速又は25〜50%の範囲で減速できるが、最大でも2.0μg/kg/分を超えないこと。浅麻酔時には、レミフェンタニルとして0.5〜1.0μg/kgを2〜5分間隔で追加単回静脈内投与することができる。

<小児:全身麻酔の維持における鎮痛>

1歳以上の小児では他の全身麻酔剤を必ず併用し、下記用量を用いる。

麻酔維持

通常、レミフェンタニルとして0.25μg/kg/分の速さで持続静脈内投与する。なお、投与速度については、患者の全身状態を観察しながら、2〜5分間隔で25〜100%の範囲で加速又は25〜50%の範囲で減速できるが、最大でも1.3μg/kg/分を超えないこと。浅麻酔時には、レミフェンタニルとして1.0μg/kgを2〜5分間隔で追加単回静脈内投与することができる。

<集中治療における人工呼吸中の鎮痛>

通常、成人には、レミフェンタニルとして0.025μg/kg/分の速さで持続静脈内投与を開始し、患者の全身状態を観察しながら、適切な鎮痛が得られるよう、投与速度を適宜調節する。投与速度の調節は5分以上の間隔で、0.1μg/kg/分までは最大0.025μg/kg/分ずつ加速又は減速させ、0.1μg/kg/分を超える場合は25〜50%の範囲で加速又は最大25%の範囲で減速させるが、投与速度の上限は0.5μg/kg/分とする。投与終了時は、10分以上の間隔で、最大25%ずつ減速させ、0.025μg/kg/分を目安として投与終了する。

7.用法及び用量に関連する注意

<効能共通>

7.1 肥満患者の用量設定は実際の体重よりも標準体重1)に基づいて行うことが望ましい。(肥満患者:成人ではBMI25以上)[16.6.5参照]

<成人:全身麻酔の導入及び維持における鎮痛、小児:全身麻酔の維持における鎮痛>

7.2 本剤を単独で全身麻酔に使用しないこと。本剤は鎮静効果が弱いため、意識消失を得るためには他の全身麻酔剤を併用すること。

7.3 本剤を単回静脈内投与する場合は、30秒以上かけて行うこと。[11.1.1参照]

<集中治療における人工呼吸中の鎮痛>

7.4 単回静脈内投与は行わないこと。

規格単位毎の明細 (レミフェンタニル静注用5mg「第一三共」)

販売名和名 : レミフェンタニル静注用5mg「第一三共」

規格単位 : 5mg1瓶

欧文商標名 : REMIFENTANIL FOR INTRAVENOUS INJECTION"DAIICHI SANKYO"

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 麻薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 878219

承認番号 : 22800AMX00091

販売開始年月 : 2016年12月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

レミフェンタニル静注用5mg「第一三共」

販売名レミフェンタニル静注用5mg「第一三共」
有効成分1バイアル中
レミフェンタニル塩酸塩5.5mg(レミフェンタニルとして5mg)
添加剤1バイアル中
グリシン15mg、pH調節剤

添加剤 : グリシン

添加剤 : pH調節剤

3.2 製剤の性状

レミフェンタニル静注用5mg「第一三共」

販売名レミフェンタニル静注用5mg「第一三共」
性状白色〜黄白色の粉末又は塊
剤形用時溶解して用いる凍結乾燥注射剤
pH2.5〜3.5(本剤1バイアルを水5mLに溶解したとき)
浸透圧比約1(生理食塩液又は5%ブドウ糖注射液でレミフェンタニルとして100μg/mLに希釈したとき)

【色】
白色〜黄白色
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
粉末/散剤/注射
塊/散剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

○成人:全身麻酔の導入及び維持における鎮痛

○小児:全身麻酔の維持における鎮痛

○集中治療における人工呼吸中の鎮痛

6.用法及び用量

<成人:全身麻酔の導入及び維持における鎮痛>

成人では他の全身麻酔剤を必ず併用し、下記用量を用いる。

麻酔導入

通常、レミフェンタニルとして0.5μg/kg/分の速さで持続静脈内投与する。なお、ダブルルーメンチューブの使用、挿管困難等、気管挿管時に強い刺激が予想される場合には、1.0μg/kg/分とすること。また、必要に応じて、持続静脈内投与開始前にレミフェンタニルとして1.0μg/kgを30〜60秒かけて単回静脈内投与することができる。ただし、気管挿管を本剤の投与開始から10分以上経過した後に行う場合には単回静脈内投与の必要はない。

麻酔維持

通常、レミフェンタニルとして0.25μg/kg/分の速さで持続静脈内投与する。なお、投与速度については、患者の全身状態を観察しながら、2〜5分間隔で25〜100%の範囲で加速又は25〜50%の範囲で減速できるが、最大でも2.0μg/kg/分を超えないこと。浅麻酔時には、レミフェンタニルとして0.5〜1.0μg/kgを2〜5分間隔で追加単回静脈内投与することができる。

<小児:全身麻酔の維持における鎮痛>

1歳以上の小児では他の全身麻酔剤を必ず併用し、下記用量を用いる。

麻酔維持

通常、レミフェンタニルとして0.25μg/kg/分の速さで持続静脈内投与する。なお、投与速度については、患者の全身状態を観察しながら、2〜5分間隔で25〜100%の範囲で加速又は25〜50%の範囲で減速できるが、最大でも1.3μg/kg/分を超えないこと。浅麻酔時には、レミフェンタニルとして1.0μg/kgを2〜5分間隔で追加単回静脈内投与することができる。

<集中治療における人工呼吸中の鎮痛>

通常、成人には、レミフェンタニルとして0.025μg/kg/分の速さで持続静脈内投与を開始し、患者の全身状態を観察しながら、適切な鎮痛が得られるよう、投与速度を適宜調節する。投与速度の調節は5分以上の間隔で、0.1μg/kg/分までは最大0.025μg/kg/分ずつ加速又は減速させ、0.1μg/kg/分を超える場合は25〜50%の範囲で加速又は最大25%の範囲で減速させるが、投与速度の上限は0.5μg/kg/分とする。投与終了時は、10分以上の間隔で、最大25%ずつ減速させ、0.025μg/kg/分を目安として投与終了する。

7.用法及び用量に関連する注意

<効能共通>

7.1 肥満患者の用量設定は実際の体重よりも標準体重1)に基づいて行うことが望ましい。(肥満患者:成人ではBMI25以上)[16.6.5参照]

<成人:全身麻酔の導入及び維持における鎮痛、小児:全身麻酔の維持における鎮痛>

7.2 本剤を単独で全身麻酔に使用しないこと。本剤は鎮静効果が弱いため、意識消失を得るためには他の全身麻酔剤を併用すること。

7.3 本剤を単回静脈内投与する場合は、30秒以上かけて行うこと。[11.1.1参照]

<集中治療における人工呼吸中の鎮痛>

7.4 単回静脈内投与は行わないこと。


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/06/18 版