医療用医薬品 : テモゾロミド

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3. 組成・性状


3.1 組成

テモゾロミド錠20mg「NK」

販売名テモゾロミド錠20mg「NK」
有効成分1錠中
テモゾロミド 20.0mg
添加剤D-マンニトール、カルメロース、ステアリン酸、ヒプロメロース、ヒドロキシプロピルセルロース、酸化チタン、プロピレングリコール、三二酸化鉄、カルナウバロウ

テモゾロミド錠100mg「NK」

販売名テモゾロミド錠100mg「NK」
有効成分1錠中
テモゾロミド 100.0mg
添加剤D-マンニトール、カルメロース、ステアリン酸、ヒプロメロース、ヒドロキシプロピルセルロース、酸化チタン、プロピレングリコール、三二酸化鉄、カルナウバロウ

3.2 製剤の性状

テモゾロミド錠20mg「NK」

販売名テモゾロミド錠20mg「NK」
性状淡紅白色のフィルムコーティング錠
外形表・裏 
側面 
直径約6.1mm
厚さ約2.4mm
質量約70mg
本体表示テモゾロミド 20

【色】
淡紅白色
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用

テモゾロミド錠100mg「NK」

販売名テモゾロミド錠100mg「NK」
性状淡紅白色のフィルムコーティング錠
外形表・裏 
側面 
直径約8.6mm
厚さ約4.2mm
質量約260mg
本体表示テモゾロミド 100

【色】
淡紅白色
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用


規格単位毎の明細 (テモゾロミド錠20mg「NK」)

販売名和名 : テモゾロミド錠20mg「NK」

規格単位 : 20mg1錠

欧文商標名 : Temozolomide Tablets 20mg「NK」

規制区分

規制区分名称 : 毒薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 874219

承認番号 : 22900AMX00866

販売開始年月 : 2017年12月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

テモゾロミド錠20mg「NK」

販売名テモゾロミド錠20mg「NK」
有効成分1錠中
テモゾロミド 20.0mg
添加剤D-マンニトール、カルメロース、ステアリン酸、ヒプロメロース、ヒドロキシプロピルセルロース、酸化チタン、プロピレングリコール、三二酸化鉄、カルナウバロウ

添加剤 : D-マンニトール

添加剤 : カルメロース

添加剤 : ステアリン酸

添加剤 : ヒプロメロース

添加剤 : ヒドロキシプロピルセルロース

添加剤 : 酸化チタン

添加剤 : プロピレングリコール

添加剤 : 三二酸化鉄

添加剤 : カルナウバロウ

3.2 製剤の性状

テモゾロミド錠20mg「NK」

販売名テモゾロミド錠20mg「NK」
性状淡紅白色のフィルムコーティング錠
外形表・裏 
側面 
直径約6.1mm
厚さ約2.4mm
質量約70mg
本体表示テモゾロミド 20

【色】
淡紅白色
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用

識別コード : テモゾロミド20

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

○悪性神経膠腫

○再発又は難治性のユーイング肉腫

6.用法及び用量

<悪性神経膠腫>

初発の悪性神経膠腫の場合

放射線照射との併用にて、通常、成人ではテモゾロミドとして1回75mg/m2(体表面積)を1日1回連日42日間、経口投与し、4週間休薬する。その後、本剤単独にて、テモゾロミドとして1回150mg/m2を1日1回連日5日間、経口投与し、23日間休薬する。この28日を1クールとし、次クールでは1回200mg/m2に増量することができる。

再発の悪性神経膠腫の場合

通常、成人ではテモゾロミドとして1回150mg/m2(体表面積)を1日1回連日5日間、経口投与し、23日間休薬する。この28日を1クールとし、次クールで1回200mg/m2に増量することができる。

<再発又は難治性のユーイング肉腫>

イリノテカンとの併用において、通常、テモゾロミドとして1回100mg/m2を1日1回連日5日間、経口投与し、16日間以上休薬する。これを1クールとし、投与を反復する。なお、患者の状態により適宜減量する。

7.用法及び用量に関連する注意

<効能共通>

7.1 本剤は空腹時に投与することが望ましい。[16.2.2参照]

<悪性神経膠腫>

7.2 初発の悪性神経膠腫の場合

7.2.1 放射線照射との併用時

(1)本剤の投与開始にあたっては次の条件をすべて満たすこと。

・好中球数が1,500/mm3以上

・血小板数が100,000/mm3以上

(2)少なくとも週1回の頻度で血液検査を実施し、本剤継続の可否を判断すること。以下の副作用発現時は投与量の増減を行わず、下記の基準に基づき休薬又は中止すること。

項目継続基準休薬基準中止基準
好中球数1,500/mm3以上500/mm3以上、1,500/mm3未満500/mm3未満
血小板数100,000/mm3以上10,000/mm3以上、100,000/mm3未満10,000/mm3未満
非血液学的な副作用注)
(NCI-CTC Grade)
Grade 1以下中等度の副作用
(Grade 2)
重度又は生命を脅かす副作用
(Grade 3又は4)
注)脱毛、悪心、嘔吐は含まない。

(3)放射線照射の中断により放射線治療期間が延長した場合、(2)の継続基準の条件を満たしたときに限り、42日間連日経口投与を最長49日まで延長することができる。

7.2.2 放射線照射後の単剤投与時

(1)本剤の投与開始にあたっては次の条件をすべて満たすこと。

・好中球数が1,500/mm3以上

・血小板数が100,000/mm3以上

(2)第1クールの期間中、次の条件をすべて満たした場合に限り、第2クールで投与量を200mg/m2/日に増量すること。なお、第2クール開始時に増量できなかった場合、それ以後のクールでは増量しないこと。

・好中球数の最低値が1,500/mm3以上

・血小板数の最低値が100,000/mm3以上

・脱毛、悪心、嘔吐を除く非血液学的な副作用の程度がGrade 2(中等度)以下

(3)各クールの期間中、血液検査を適切な時期に実施し、好中球数及び血小板数の最低値に基づいて次クールでの用量調整の必要性について判断すること。なお、好中球数及び血小板数が最低値に達するのは本剤投与後22日以降と比較的遅いことが知られている。また、各クールの開始にあたっては、適切な時期に血液検査を実施し、好中球数が1,500/mm3以上、血小板数が100,000/mm3以上になるまで投与を開始しないこと。

(4)各クール開始にあたっては、直前のクールにおいて次の場合には本剤を50mg/m2減量とすること。

・好中球数の最低値が1,000/mm3未満

・血小板数の最低値が50,000/mm3未満

・脱毛、悪心、嘔吐を除くGrade 3の非血液学的な副作用が出現した場合

(5)次の場合は本剤の投与を中止すること。

・脱毛、悪心、嘔吐を除くGrade 4の非血液学的な副作用が出現した場合

・100mg/m2/日未満に減量が必要となった場合

・脱毛、悪心、嘔吐を除く、減量後に直前のクールと同じGrade3の非血液学的な副作用が再度出現した場合

7.3 再発の悪性神経膠腫の場合

7.3.1 本剤の投与開始にあたっては次の条件をすべて満たすこと。

・好中球数が1,500/mm3以上

・血小板数が100,000/mm3以上

7.3.2 第1クール以後、次の条件をすべて満たした場合に限り、次クールの投与量を200mg/m2/日に増量することができる。

・好中球数の最低値が1,500/mm3以上

・血小板数の最低値が100,000/mm3以上

7.3.3 各クールの期間中、血液検査を適切な時期に実施し、好中球数及び血小板数の最低値に基づいて次クールでの用量調整の必要性について判断すること。なお、好中球数及び血小板数が最低値に達するのは本剤投与後22日以降と比較的遅いことが知られている。また、各クールの開始にあたっては、適切な時期に血液検査を実施し、好中球数が1,500/mm3以上、血小板数が100,000/mm3以上になるまで投与を開始しないこと。

7.3.4 各クール開始にあたっては、直前のクールにおいて次の場合には本剤を50mg/m2減量とすること。

・好中球数の最低値が1,000/mm3未満

・血小板数の最低値が50,000/mm3未満

・脱毛、悪心、嘔吐を除くGrade 3の非血液学的な副作用が出現した場合

7.3.5 100mg/m2/日未満に減量が必要となった場合は本剤の投与を中止すること。

規格単位毎の明細 (テモゾロミド錠100mg「NK」)

販売名和名 : テモゾロミド錠100mg「NK」

規格単位 : 100mg1錠

欧文商標名 : Temozolomide Tablets 100mg「NK」

規制区分

規制区分名称 : 毒薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 874219

承認番号 : 22900AMX00865

販売開始年月 : 2017年12月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

テモゾロミド錠100mg「NK」

販売名テモゾロミド錠100mg「NK」
有効成分1錠中
テモゾロミド 100.0mg
添加剤D-マンニトール、カルメロース、ステアリン酸、ヒプロメロース、ヒドロキシプロピルセルロース、酸化チタン、プロピレングリコール、三二酸化鉄、カルナウバロウ

添加剤 : D-マンニトール

添加剤 : カルメロース

添加剤 : ステアリン酸

添加剤 : ヒプロメロース

添加剤 : ヒドロキシプロピルセルロース

添加剤 : 酸化チタン

添加剤 : プロピレングリコール

添加剤 : 三二酸化鉄

添加剤 : カルナウバロウ

3.2 製剤の性状

テモゾロミド錠100mg「NK」

販売名テモゾロミド錠100mg「NK」
性状淡紅白色のフィルムコーティング錠
外形表・裏 
側面 
直径約8.6mm
厚さ約4.2mm
質量約260mg
本体表示テモゾロミド 100

【色】
淡紅白色
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用

識別コード : テモゾロミド100

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

○悪性神経膠腫

○再発又は難治性のユーイング肉腫

6.用法及び用量

<悪性神経膠腫>

初発の悪性神経膠腫の場合

放射線照射との併用にて、通常、成人ではテモゾロミドとして1回75mg/m2(体表面積)を1日1回連日42日間、経口投与し、4週間休薬する。その後、本剤単独にて、テモゾロミドとして1回150mg/m2を1日1回連日5日間、経口投与し、23日間休薬する。この28日を1クールとし、次クールでは1回200mg/m2に増量することができる。

再発の悪性神経膠腫の場合

通常、成人ではテモゾロミドとして1回150mg/m2(体表面積)を1日1回連日5日間、経口投与し、23日間休薬する。この28日を1クールとし、次クールで1回200mg/m2に増量することができる。

<再発又は難治性のユーイング肉腫>

イリノテカンとの併用において、通常、テモゾロミドとして1回100mg/m2を1日1回連日5日間、経口投与し、16日間以上休薬する。これを1クールとし、投与を反復する。なお、患者の状態により適宜減量する。

7.用法及び用量に関連する注意

<効能共通>

7.1 本剤は空腹時に投与することが望ましい。[16.2.2参照]

<悪性神経膠腫>

7.2 初発の悪性神経膠腫の場合

7.2.1 放射線照射との併用時

(1)本剤の投与開始にあたっては次の条件をすべて満たすこと。

・好中球数が1,500/mm3以上

・血小板数が100,000/mm3以上

(2)少なくとも週1回の頻度で血液検査を実施し、本剤継続の可否を判断すること。以下の副作用発現時は投与量の増減を行わず、下記の基準に基づき休薬又は中止すること。

項目継続基準休薬基準中止基準
好中球数1,500/mm3以上500/mm3以上、1,500/mm3未満500/mm3未満
血小板数100,000/mm3以上10,000/mm3以上、100,000/mm3未満10,000/mm3未満
非血液学的な副作用注)
(NCI-CTC Grade)
Grade 1以下中等度の副作用
(Grade 2)
重度又は生命を脅かす副作用
(Grade 3又は4)
注)脱毛、悪心、嘔吐は含まない。

(3)放射線照射の中断により放射線治療期間が延長した場合、(2)の継続基準の条件を満たしたときに限り、42日間連日経口投与を最長49日まで延長することができる。

7.2.2 放射線照射後の単剤投与時

(1)本剤の投与開始にあたっては次の条件をすべて満たすこと。

・好中球数が1,500/mm3以上

・血小板数が100,000/mm3以上

(2)第1クールの期間中、次の条件をすべて満たした場合に限り、第2クールで投与量を200mg/m2/日に増量すること。なお、第2クール開始時に増量できなかった場合、それ以後のクールでは増量しないこと。

・好中球数の最低値が1,500/mm3以上

・血小板数の最低値が100,000/mm3以上

・脱毛、悪心、嘔吐を除く非血液学的な副作用の程度がGrade 2(中等度)以下

(3)各クールの期間中、血液検査を適切な時期に実施し、好中球数及び血小板数の最低値に基づいて次クールでの用量調整の必要性について判断すること。なお、好中球数及び血小板数が最低値に達するのは本剤投与後22日以降と比較的遅いことが知られている。また、各クールの開始にあたっては、適切な時期に血液検査を実施し、好中球数が1,500/mm3以上、血小板数が100,000/mm3以上になるまで投与を開始しないこと。

(4)各クール開始にあたっては、直前のクールにおいて次の場合には本剤を50mg/m2減量とすること。

・好中球数の最低値が1,000/mm3未満

・血小板数の最低値が50,000/mm3未満

・脱毛、悪心、嘔吐を除くGrade 3の非血液学的な副作用が出現した場合

(5)次の場合は本剤の投与を中止すること。

・脱毛、悪心、嘔吐を除くGrade 4の非血液学的な副作用が出現した場合

・100mg/m2/日未満に減量が必要となった場合

・脱毛、悪心、嘔吐を除く、減量後に直前のクールと同じGrade3の非血液学的な副作用が再度出現した場合

7.3 再発の悪性神経膠腫の場合

7.3.1 本剤の投与開始にあたっては次の条件をすべて満たすこと。

・好中球数が1,500/mm3以上

・血小板数が100,000/mm3以上

7.3.2 第1クール以後、次の条件をすべて満たした場合に限り、次クールの投与量を200mg/m2/日に増量することができる。

・好中球数の最低値が1,500/mm3以上

・血小板数の最低値が100,000/mm3以上

7.3.3 各クールの期間中、血液検査を適切な時期に実施し、好中球数及び血小板数の最低値に基づいて次クールでの用量調整の必要性について判断すること。なお、好中球数及び血小板数が最低値に達するのは本剤投与後22日以降と比較的遅いことが知られている。また、各クールの開始にあたっては、適切な時期に血液検査を実施し、好中球数が1,500/mm3以上、血小板数が100,000/mm3以上になるまで投与を開始しないこと。

7.3.4 各クール開始にあたっては、直前のクールにおいて次の場合には本剤を50mg/m2減量とすること。

・好中球数の最低値が1,000/mm3未満

・血小板数の最低値が50,000/mm3未満

・脱毛、悪心、嘔吐を除くGrade 3の非血液学的な副作用が出現した場合

7.3.5 100mg/m2/日未満に減量が必要となった場合は本剤の投与を中止すること。


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/07/23 版