医療用医薬品 : ダラザレックス

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3. 組成・性状


3.1 組成

ダラザレックス点滴静注100mg

販売名ダラザレックス点滴静注100mg
有効成分(1バイアル中)
ダラツムマブ(遺伝子組換え)100mg/5mL
添加剤D-マンニトール127.5mg
塩化ナトリウム17.5mg
酢酸ナトリウム水和物14.8mg
ポリソルベート202.0mg
氷酢酸0.9mg

本剤はチャイニーズハムスター卵巣細胞を用いて製造される。

ダラザレックス点滴静注400mg

販売名ダラザレックス点滴静注400mg
有効成分(1バイアル中)
ダラツムマブ(遺伝子組換え)400mg/20mL
添加剤D-マンニトール510.0mg
塩化ナトリウム70.1mg
酢酸ナトリウム水和物59.3mg
ポリソルベート208.0mg
氷酢酸3.7mg

本剤はチャイニーズハムスター卵巣細胞を用いて製造される。

3.2 製剤の性状

ダラザレックス点滴静注100mg

性状無色〜黄色の液
pH5.3〜5.8
浸透圧比約1(生理食塩液に対する比)

【色】
無色〜黄色
【剤形】
/液剤/注射

ダラザレックス点滴静注400mg

性状無色〜黄色の液
pH5.3〜5.8
浸透圧比約1(生理食塩液に対する比)

【色】
無色〜黄色
【剤形】
/液剤/注射


規格単位毎の明細 (ダラザレックス点滴静注100mg)

販売名和名 : ダラザレックス点滴静注100mg

規格単位 : 100mg5mL1瓶

欧文商標名 : DARZALEX Intravenous Infusion

規制区分

規制区分名称 : 生物由来製品

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品※

規制区分備考 : ※注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 874291

承認番号 : 22900AMX00983000

販売開始年月 : 2017年11月

貯法及び期限等

貯法 : 2〜8℃保存

有効期間 : 24ヵ月

3.組成・性状

3.1 組成

ダラザレックス点滴静注100mg

販売名ダラザレックス点滴静注100mg
有効成分(1バイアル中)
ダラツムマブ(遺伝子組換え)100mg/5mL
添加剤D-マンニトール127.5mg
塩化ナトリウム17.5mg
酢酸ナトリウム水和物14.8mg
ポリソルベート202.0mg
氷酢酸0.9mg

本剤はチャイニーズハムスター卵巣細胞を用いて製造される。

添加剤 : D-マンニトール

添加剤 : 塩化ナトリウム

添加剤 : 酢酸ナトリウム水和物

添加剤 : ポリソルベート20

添加剤 : 氷酢酸

3.2 製剤の性状

ダラザレックス点滴静注100mg

性状無色〜黄色の液
pH5.3〜5.8
浸透圧比約1(生理食塩液に対する比)

【色】
無色〜黄色
【剤形】
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

多発性骨髄腫

6.用法及び用量

他の抗悪性腫瘍剤との併用において、通常、成人にはダラツムマブ(遺伝子組換え)として、1回16mg/kgを、併用する抗悪性腫瘍剤の投与サイクルを考慮して、以下のA法又はB法の投与間隔で点滴静注する。なお、初回は分割投与(ダラツムマブ(遺伝子組換え)として、1回8mg/kgを1日目及び2日目に投与)することもできる。

A法

1週間間隔、2週間間隔及び4週間間隔の順で投与する。

B法

1週間間隔、3週間間隔及び4週間間隔の順で投与する。

5.効能又は効果に関連する注意

「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分理解した上で、適応患者の選択を行うこと。

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 本剤を単独投与した場合の有効性及び安全性は確立していない。

7.2 本剤の投与間隔、投与間隔の変更時期、本剤と併用する抗悪性腫瘍剤等について、「17.臨床成績」の項の内容を熟知した上で選択すること。

7.3 ボルテゾミブ及びデキサメタゾン併用、又はボルテゾミブ、メルファラン及びプレドニゾロン併用の場合、併用投与終了後も本剤単独投与を継続すること。

7.4 カルフィルゾミブ及びデキサメタゾン併用の場合、初回は本剤を分割投与すること。

7.5 本剤投与によるinfusion reactionを軽減させるために、本剤投与開始1〜3時間前に副腎皮質ホルモン、解熱鎮痛剤及び抗ヒスタミン剤を投与すること。また、遅発性のinfusion reactionを軽減させるために、必要に応じて本剤投与後に副腎皮質ホルモン等を投与すること。[11.1.1参照]

7.6 本剤は生理食塩液を用いて希釈後の総量を1,000mLとし、50mL/時の投与速度で点滴静注を開始する。Infusion reactionが認められなかった場合には、患者の状態を観察しながら希釈後の総量及び投与速度を以下のように変更することができる。ただし、投与速度の上限は200mL/時とする。

本剤の希釈後の総量及び投与速度

投与時期希釈後の総量投与開始からの投与速度(mL/時)
0〜1時間1〜2時間2〜3時間3時間以降
初回投与1,000mL注150100150200
2回目投与
(分割投与を選択した場合は3回目投与)
500mL注2
3回目投与以降
(分割投与を選択した場合は4回目投与以降)
500mL100注3150200
注1:分割投与を選択した場合、本剤8mg/kgを希釈後の総量として500mLに調製し、1日目と2日目にそれぞれ投与すること。また、カルフィルゾミブ及びデキサメタゾン併用においては、初回の分割投与により、infusion reactionが認められた場合は、infusion reactionが認められなくなるまで3回目以降も分割投与を継続すること。注2:初回投与開始時から3時間以内にinfusion reactionが認められなかった場合、500mLとすることができる。注3:初回及び2回目(分割投与した場合は3回目)投与時に最終速度が100mL/時以上でinfusion reactionが認められなかった場合、100mL/時から開始することができる。

7.7 Infusion reactionが発現した場合、以下のように、本剤の投与中断、中止、投与速度の変更等、適切な処置を行うこと。なお、GradeはNCI-CTCAE v4.0に準じる。[11.1.1参照]

・Grade 1〜3

本剤の投与を中断すること。Infusion reactionが回復した場合には、infusion reaction発現時の半分以下の投与速度で投与を再開することができる。Infusion reactionの再発が認められなかった場合は、上記の表「本剤の希釈後の総量及び投与速度」を参照し、投与速度を変更することができる。ただし、Grade 3のinfusion reactionが3回発現した場合は本剤の投与を中止すること。

・Grade 4

本剤の投与を中止すること。

規格単位毎の明細 (ダラザレックス点滴静注400mg)

販売名和名 : ダラザレックス点滴静注400mg

規格単位 : 400mg20mL1瓶

欧文商標名 : DARZALEX Intravenous Infusion

規制区分

規制区分名称 : 生物由来製品

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品※

規制区分備考 : ※注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 874291

承認番号 : 22900AMX00984000

販売開始年月 : 2017年11月

貯法及び期限等

貯法 : 2〜8℃保存

有効期間 : 24ヵ月

3.組成・性状

3.1 組成

ダラザレックス点滴静注400mg

販売名ダラザレックス点滴静注400mg
有効成分(1バイアル中)
ダラツムマブ(遺伝子組換え)400mg/20mL
添加剤D-マンニトール510.0mg
塩化ナトリウム70.1mg
酢酸ナトリウム水和物59.3mg
ポリソルベート208.0mg
氷酢酸3.7mg

本剤はチャイニーズハムスター卵巣細胞を用いて製造される。

添加剤 : D-マンニトール

添加剤 : 塩化ナトリウム

添加剤 : 酢酸ナトリウム水和物

添加剤 : ポリソルベート20

添加剤 : 氷酢酸

3.2 製剤の性状

ダラザレックス点滴静注400mg

性状無色〜黄色の液
pH5.3〜5.8
浸透圧比約1(生理食塩液に対する比)

【色】
無色〜黄色
【剤形】
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

多発性骨髄腫

6.用法及び用量

他の抗悪性腫瘍剤との併用において、通常、成人にはダラツムマブ(遺伝子組換え)として、1回16mg/kgを、併用する抗悪性腫瘍剤の投与サイクルを考慮して、以下のA法又はB法の投与間隔で点滴静注する。なお、初回は分割投与(ダラツムマブ(遺伝子組換え)として、1回8mg/kgを1日目及び2日目に投与)することもできる。

A法

1週間間隔、2週間間隔及び4週間間隔の順で投与する。

B法

1週間間隔、3週間間隔及び4週間間隔の順で投与する。

5.効能又は効果に関連する注意

「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分理解した上で、適応患者の選択を行うこと。

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 本剤を単独投与した場合の有効性及び安全性は確立していない。

7.2 本剤の投与間隔、投与間隔の変更時期、本剤と併用する抗悪性腫瘍剤等について、「17.臨床成績」の項の内容を熟知した上で選択すること。

7.3 ボルテゾミブ及びデキサメタゾン併用、又はボルテゾミブ、メルファラン及びプレドニゾロン併用の場合、併用投与終了後も本剤単独投与を継続すること。

7.4 カルフィルゾミブ及びデキサメタゾン併用の場合、初回は本剤を分割投与すること。

7.5 本剤投与によるinfusion reactionを軽減させるために、本剤投与開始1〜3時間前に副腎皮質ホルモン、解熱鎮痛剤及び抗ヒスタミン剤を投与すること。また、遅発性のinfusion reactionを軽減させるために、必要に応じて本剤投与後に副腎皮質ホルモン等を投与すること。[11.1.1参照]

7.6 本剤は生理食塩液を用いて希釈後の総量を1,000mLとし、50mL/時の投与速度で点滴静注を開始する。Infusion reactionが認められなかった場合には、患者の状態を観察しながら希釈後の総量及び投与速度を以下のように変更することができる。ただし、投与速度の上限は200mL/時とする。

本剤の希釈後の総量及び投与速度

投与時期希釈後の総量投与開始からの投与速度(mL/時)
0〜1時間1〜2時間2〜3時間3時間以降
初回投与1,000mL注150100150200
2回目投与
(分割投与を選択した場合は3回目投与)
500mL注2
3回目投与以降
(分割投与を選択した場合は4回目投与以降)
500mL100注3150200
注1:分割投与を選択した場合、本剤8mg/kgを希釈後の総量として500mLに調製し、1日目と2日目にそれぞれ投与すること。また、カルフィルゾミブ及びデキサメタゾン併用においては、初回の分割投与により、infusion reactionが認められた場合は、infusion reactionが認められなくなるまで3回目以降も分割投与を継続すること。注2:初回投与開始時から3時間以内にinfusion reactionが認められなかった場合、500mLとすることができる。注3:初回及び2回目(分割投与した場合は3回目)投与時に最終速度が100mL/時以上でinfusion reactionが認められなかった場合、100mL/時から開始することができる。

7.7 Infusion reactionが発現した場合、以下のように、本剤の投与中断、中止、投与速度の変更等、適切な処置を行うこと。なお、GradeはNCI-CTCAE v4.0に準じる。[11.1.1参照]

・Grade 1〜3

本剤の投与を中断すること。Infusion reactionが回復した場合には、infusion reaction発現時の半分以下の投与速度で投与を再開することができる。Infusion reactionの再発が認められなかった場合は、上記の表「本剤の希釈後の総量及び投与速度」を参照し、投与速度を変更することができる。ただし、Grade 3のinfusion reactionが3回発現した場合は本剤の投与を中止すること。

・Grade 4

本剤の投与を中止すること。


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/07/23 版