医療用医薬品 : ベージニオ

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3. 組成・性状


3.1 組成

ベージニオ錠50mg

販売名ベージニオ錠50mg
有効成分1錠中 アベマシクリブとして 50mg
添加剤結晶セルロース、乳糖水和物、クロスカルメロースナトリウム、含水二酸化ケイ素、フマル酸ステアリルナトリウム、ポリビニルアルコール(部分けん化物)、酸化チタン、マクロゴール4000、タルク、黄色三二酸化鉄、三二酸化鉄

ベージニオ錠100mg

販売名ベージニオ錠100mg
有効成分1錠中 アベマシクリブとして 100mg
添加剤結晶セルロース、乳糖水和物、クロスカルメロースナトリウム、含水二酸化ケイ素、フマル酸ステアリルナトリウム、ポリビニルアルコール(部分けん化物)、酸化チタン、マクロゴール4000、タルク

ベージニオ錠150mg

販売名ベージニオ錠150mg
有効成分1錠中 アベマシクリブとして 150mg
添加剤結晶セルロース、乳糖水和物、クロスカルメロースナトリウム、含水二酸化ケイ素、フマル酸ステアリルナトリウム、ポリビニルアルコール(部分けん化物)、酸化チタン、マクロゴール4000、タルク、黄色三二酸化鉄

3.2 製剤の性状

ベージニオ錠50mg

販売名ベージニオ錠50mg
性状・剤形薄い帯赤黄色のフィルムコーティング錠
表面 
裏面 
側面 
寸法・重量長径:約9.5mm
短径:約5.2mm
厚さ:約3.7mm
重量:約0.14g
識別コードLilly 50

【色】
薄い帯赤黄色
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用

ベージニオ錠100mg

販売名ベージニオ錠100mg
性状・剤形白色のフィルムコーティング錠
表面 
裏面 
側面 
寸法・重量長径:約12.0mm
短径:約6.6mm
厚さ:約4.6mm
重量:約0.29g
識別コードLilly 100

【色】
白色
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用

ベージニオ錠150mg

販売名ベージニオ錠150mg
性状・剤形黄色のフィルムコーティング錠
表面 
裏面 
側面 
寸法・重量長径:約13.7mm
短径:約7.5mm
厚さ:約5.2mm
重量:約0.43g
識別コードLilly 150

【色】
黄色
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用


規格単位毎の明細 (ベージニオ錠50mg)

販売名和名 : ベージニオ錠50mg

規格単位 : 50mg1錠

欧文商標名 : Verzenio Tablets

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注1)

規制区分備考 : 注1)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 874291

承認番号 : 23000AMX00808

販売開始年月 : 2018年11月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 36ヵ月

3.組成・性状

3.1 組成

ベージニオ錠50mg

販売名ベージニオ錠50mg
有効成分1錠中 アベマシクリブとして 50mg
添加剤結晶セルロース、乳糖水和物、クロスカルメロースナトリウム、含水二酸化ケイ素、フマル酸ステアリルナトリウム、ポリビニルアルコール(部分けん化物)、酸化チタン、マクロゴール4000、タルク、黄色三二酸化鉄、三二酸化鉄

添加剤 : 結晶セルロース

添加剤 : 乳糖水和物

添加剤 : クロスカルメロースナトリウム

添加剤 : 含水二酸化ケイ素

添加剤 : フマル酸ステアリルナトリウム

添加剤 : ポリビニルアルコール(部分けん化物)

添加剤 : 酸化チタン

添加剤 : マクロゴール4000

添加剤 : タルク

添加剤 : 黄色三二酸化鉄

添加剤 : 三二酸化鉄

3.2 製剤の性状

ベージニオ錠50mg

販売名ベージニオ錠50mg
性状・剤形薄い帯赤黄色のフィルムコーティング錠
表面 
裏面 
側面 
寸法・重量長径:約9.5mm
短径:約5.2mm
厚さ:約3.7mm
重量:約0.14g
識別コードLilly 50

【色】
薄い帯赤黄色
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用

識別コード : Lilly50

識別コード : 50

識別コード : @

識別コード : Lilly

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

○ホルモン受容体陽性かつHER2陰性の手術不能又は再発乳癌

○ホルモン受容体陽性かつHER2陰性で再発高リスクの乳癌における術後薬物療法

6.用法及び用量

内分泌療法剤との併用において、通常、成人にはアベマシクリブとして1回150mgを1日2回経口投与する。ただし、術後薬物療法の場合には、投与期間は24ヵ月間までとする。なお、患者の状態により適宜減量する。

5.効能又は効果に関連する注意

<効能共通>

5.1 本剤の術前薬物療法としての有効性及び安全性は確立していない。

<ホルモン受容体陽性かつHER2陰性で再発高リスクの乳癌における術後薬物療法>

5.2 再発高リスクの定義等について、「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、適応患者の選択を行うこと。[17.1.3参照]

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 併用する内分泌療法剤等について、「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、選択を行うこと。[17.1.1-17.1.3参照]

7.2 副作用があらわれた場合は、以下の基準を考慮して、休薬・減量・中止すること。

減量の基準

減量レベル投与量
通常投与量1回150mg 1日2回
1段階減量1回100mg 1日2回
2段階減量1回50mg 1日2回

副作用発現時の用量調節基準

副作用程度注1)処置
肝機能障害持続する又は再発のグレード2のAST又はALT増加ベースライン又はグレード1以下に回復するまで休薬する。
再開する場合には投与量を1段階減量する。
グレード3のAST又はALT増加
グレード2以上のAST又はALT増加、かつ総ビリルビンが基準値上限の2倍超注2)投与を中止する。
グレード4のAST又はALT増加
下痢グレード2で24時間以内に回復しない場合グレード1以下に回復するまで休薬する。
再開する場合には減量は不要である。
治療しても症状が継続する又は減量せずに再開後に再発したグレード2グレード1以下に回復するまで休薬する。
再開する場合には投与量を1段階減量する。
入院を要する又はグレード3もしくは4
血液毒性グレード3(初回発現)グレード2以下に回復するまで休薬する。
再開する場合には必要に応じて投与量を1段階減量する。
グレード3(2回目以降の発現)又は4グレード2以下に回復するまで休薬する。
再開する場合には投与量を1段階減量する。
G-CSF製剤を投与した場合G-CSF製剤の最終投与後少なくとも48時間以上経過し、かつグレード2以下になるまで休薬する。
再開する場合には投与量を1段階減量する。
間質性肺疾患
[1.3、8.2.2、9.1.1、11.1.4参照]
 投与を中止する。
静脈血栓塞栓症
(術後薬物療法としての投与時)
グレード2〜4投与を中止する、又は適切な治療を行い、状態が安定するまで休薬する。再開する場合には必要に応じて投与量を1段階減量する。
上記以外の副作用治療しても症状が継続する又は再発のグレード2で、7日以内にベースライン又はグレード1まで回復しない場合ベースライン又はグレード1以下に回復するまで必要に応じて休薬する。
再開する場合には必要に応じて投与量を1段階減量する。
グレード3又は4ベースライン又はグレード1以下に回復するまで休薬する。
再開する場合には投与量を1段階減量する。
注1)グレードはNCI-CTCAE ver.4.0に準じる。注2)明らかな胆汁うっ滞を認めない場合

規格単位毎の明細 (ベージニオ錠100mg)

販売名和名 : ベージニオ錠100mg

規格単位 : 100mg1錠

欧文商標名 : Verzenio Tablets

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注1)

規制区分備考 : 注1)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 874291

承認番号 : 23000AMX00809

販売開始年月 : 2018年11月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 36ヵ月

3.組成・性状

3.1 組成

ベージニオ錠100mg

販売名ベージニオ錠100mg
有効成分1錠中 アベマシクリブとして 100mg
添加剤結晶セルロース、乳糖水和物、クロスカルメロースナトリウム、含水二酸化ケイ素、フマル酸ステアリルナトリウム、ポリビニルアルコール(部分けん化物)、酸化チタン、マクロゴール4000、タルク

添加剤 : 結晶セルロース

添加剤 : 乳糖水和物

添加剤 : クロスカルメロースナトリウム

添加剤 : 含水二酸化ケイ素

添加剤 : フマル酸ステアリルナトリウム

添加剤 : ポリビニルアルコール(部分けん化物)

添加剤 : 酸化チタン

添加剤 : マクロゴール4000

添加剤 : タルク

3.2 製剤の性状

ベージニオ錠100mg

販売名ベージニオ錠100mg
性状・剤形白色のフィルムコーティング錠
表面 
裏面 
側面 
寸法・重量長径:約12.0mm
短径:約6.6mm
厚さ:約4.6mm
重量:約0.29g
識別コードLilly 100

【色】
白色
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用

識別コード : Lilly100

識別コード : 100

識別コード : @

識別コード : Lilly

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

○ホルモン受容体陽性かつHER2陰性の手術不能又は再発乳癌

○ホルモン受容体陽性かつHER2陰性で再発高リスクの乳癌における術後薬物療法

6.用法及び用量

内分泌療法剤との併用において、通常、成人にはアベマシクリブとして1回150mgを1日2回経口投与する。ただし、術後薬物療法の場合には、投与期間は24ヵ月間までとする。なお、患者の状態により適宜減量する。

5.効能又は効果に関連する注意

<効能共通>

5.1 本剤の術前薬物療法としての有効性及び安全性は確立していない。

<ホルモン受容体陽性かつHER2陰性で再発高リスクの乳癌における術後薬物療法>

5.2 再発高リスクの定義等について、「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、適応患者の選択を行うこと。[17.1.3参照]

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 併用する内分泌療法剤等について、「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、選択を行うこと。[17.1.1-17.1.3参照]

7.2 副作用があらわれた場合は、以下の基準を考慮して、休薬・減量・中止すること。

減量の基準

減量レベル投与量
通常投与量1回150mg 1日2回
1段階減量1回100mg 1日2回
2段階減量1回50mg 1日2回

副作用発現時の用量調節基準

副作用程度注1)処置
肝機能障害持続する又は再発のグレード2のAST又はALT増加ベースライン又はグレード1以下に回復するまで休薬する。
再開する場合には投与量を1段階減量する。
グレード3のAST又はALT増加
グレード2以上のAST又はALT増加、かつ総ビリルビンが基準値上限の2倍超注2)投与を中止する。
グレード4のAST又はALT増加
下痢グレード2で24時間以内に回復しない場合グレード1以下に回復するまで休薬する。
再開する場合には減量は不要である。
治療しても症状が継続する又は減量せずに再開後に再発したグレード2グレード1以下に回復するまで休薬する。
再開する場合には投与量を1段階減量する。
入院を要する又はグレード3もしくは4
血液毒性グレード3(初回発現)グレード2以下に回復するまで休薬する。
再開する場合には必要に応じて投与量を1段階減量する。
グレード3(2回目以降の発現)又は4グレード2以下に回復するまで休薬する。
再開する場合には投与量を1段階減量する。
G-CSF製剤を投与した場合G-CSF製剤の最終投与後少なくとも48時間以上経過し、かつグレード2以下になるまで休薬する。
再開する場合には投与量を1段階減量する。
間質性肺疾患
[1.3、8.2.2、9.1.1、11.1.4参照]
 投与を中止する。
静脈血栓塞栓症
(術後薬物療法としての投与時)
グレード2〜4投与を中止する、又は適切な治療を行い、状態が安定するまで休薬する。再開する場合には必要に応じて投与量を1段階減量する。
上記以外の副作用治療しても症状が継続する又は再発のグレード2で、7日以内にベースライン又はグレード1まで回復しない場合ベースライン又はグレード1以下に回復するまで必要に応じて休薬する。
再開する場合には必要に応じて投与量を1段階減量する。
グレード3又は4ベースライン又はグレード1以下に回復するまで休薬する。
再開する場合には投与量を1段階減量する。
注1)グレードはNCI-CTCAE ver.4.0に準じる。注2)明らかな胆汁うっ滞を認めない場合

規格単位毎の明細 (ベージニオ錠150mg)

販売名和名 : ベージニオ錠150mg

規格単位 : 150mg1錠

欧文商標名 : Verzenio Tablets

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注1)

規制区分備考 : 注1)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 874291

承認番号 : 23000AMX00810

販売開始年月 : 2018年11月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 36ヵ月

3.組成・性状

3.1 組成

ベージニオ錠150mg

販売名ベージニオ錠150mg
有効成分1錠中 アベマシクリブとして 150mg
添加剤結晶セルロース、乳糖水和物、クロスカルメロースナトリウム、含水二酸化ケイ素、フマル酸ステアリルナトリウム、ポリビニルアルコール(部分けん化物)、酸化チタン、マクロゴール4000、タルク、黄色三二酸化鉄

添加剤 : 結晶セルロース

添加剤 : 乳糖水和物

添加剤 : クロスカルメロースナトリウム

添加剤 : 含水二酸化ケイ素

添加剤 : フマル酸ステアリルナトリウム

添加剤 : ポリビニルアルコール(部分けん化物)

添加剤 : 酸化チタン

添加剤 : マクロゴール4000

添加剤 : タルク

添加剤 : 黄色三二酸化鉄

3.2 製剤の性状

ベージニオ錠150mg

販売名ベージニオ錠150mg
性状・剤形黄色のフィルムコーティング錠
表面 
裏面 
側面 
寸法・重量長径:約13.7mm
短径:約7.5mm
厚さ:約5.2mm
重量:約0.43g
識別コードLilly 150

【色】
黄色
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用

識別コード : Lilly150

識別コード : 150

識別コード : @

識別コード : Lilly

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

○ホルモン受容体陽性かつHER2陰性の手術不能又は再発乳癌

○ホルモン受容体陽性かつHER2陰性で再発高リスクの乳癌における術後薬物療法

6.用法及び用量

内分泌療法剤との併用において、通常、成人にはアベマシクリブとして1回150mgを1日2回経口投与する。ただし、術後薬物療法の場合には、投与期間は24ヵ月間までとする。なお、患者の状態により適宜減量する。

5.効能又は効果に関連する注意

<効能共通>

5.1 本剤の術前薬物療法としての有効性及び安全性は確立していない。

<ホルモン受容体陽性かつHER2陰性で再発高リスクの乳癌における術後薬物療法>

5.2 再発高リスクの定義等について、「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、適応患者の選択を行うこと。[17.1.3参照]

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 併用する内分泌療法剤等について、「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、選択を行うこと。[17.1.1-17.1.3参照]

7.2 副作用があらわれた場合は、以下の基準を考慮して、休薬・減量・中止すること。

減量の基準

減量レベル投与量
通常投与量1回150mg 1日2回
1段階減量1回100mg 1日2回
2段階減量1回50mg 1日2回

副作用発現時の用量調節基準

副作用程度注1)処置
肝機能障害持続する又は再発のグレード2のAST又はALT増加ベースライン又はグレード1以下に回復するまで休薬する。
再開する場合には投与量を1段階減量する。
グレード3のAST又はALT増加
グレード2以上のAST又はALT増加、かつ総ビリルビンが基準値上限の2倍超注2)投与を中止する。
グレード4のAST又はALT増加
下痢グレード2で24時間以内に回復しない場合グレード1以下に回復するまで休薬する。
再開する場合には減量は不要である。
治療しても症状が継続する又は減量せずに再開後に再発したグレード2グレード1以下に回復するまで休薬する。
再開する場合には投与量を1段階減量する。
入院を要する又はグレード3もしくは4
血液毒性グレード3(初回発現)グレード2以下に回復するまで休薬する。
再開する場合には必要に応じて投与量を1段階減量する。
グレード3(2回目以降の発現)又は4グレード2以下に回復するまで休薬する。
再開する場合には投与量を1段階減量する。
G-CSF製剤を投与した場合G-CSF製剤の最終投与後少なくとも48時間以上経過し、かつグレード2以下になるまで休薬する。
再開する場合には投与量を1段階減量する。
間質性肺疾患
[1.3、8.2.2、9.1.1、11.1.4参照]
 投与を中止する。
静脈血栓塞栓症
(術後薬物療法としての投与時)
グレード2〜4投与を中止する、又は適切な治療を行い、状態が安定するまで休薬する。再開する場合には必要に応じて投与量を1段階減量する。
上記以外の副作用治療しても症状が継続する又は再発のグレード2で、7日以内にベースライン又はグレード1まで回復しない場合ベースライン又はグレード1以下に回復するまで必要に応じて休薬する。
再開する場合には必要に応じて投与量を1段階減量する。
グレード3又は4ベースライン又はグレード1以下に回復するまで休薬する。
再開する場合には投与量を1段階減量する。
注1)グレードはNCI-CTCAE ver.4.0に準じる。注2)明らかな胆汁うっ滞を認めない場合


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/08/20 版