医療用医薬品 : イロクテイト

List   Top

3. 組成・性状


3.1 組成

イロクテイト静注用250

本剤は薬剤バイアル及び溶解液(注射用水プレフィルドシリンジ)からなる。

製品名イロクテイト静注用250
有効成分(1バイアル中、国際単位)
エフラロクトコグ アルファ(遺伝子組換え)250
添加剤(1バイアル中)
精製白糖40mg
塩化ナトリウム36mg
L-ヒスチジン3.1mg
塩化カルシウム水和物2.4mg
ポリソルベート200.4mg
添付溶解液1シリンジ中 日局 注射用水3mLを含む。

本剤は製造工程(培養工程)において、ヒト胎児腎臓由来細胞株を使用している。

イロクテイト静注用500

本剤は薬剤バイアル及び溶解液(注射用水プレフィルドシリンジ)からなる。

製品名イロクテイト静注用500
有効成分(1バイアル中、国際単位)
エフラロクトコグ アルファ(遺伝子組換え)500
添加剤(1バイアル中)
精製白糖40mg
塩化ナトリウム36mg
L-ヒスチジン3.1mg
塩化カルシウム水和物2.4mg
ポリソルベート200.4mg
添付溶解液1シリンジ中 日局 注射用水3mLを含む。

本剤は製造工程(培養工程)において、ヒト胎児腎臓由来細胞株を使用している。

イロクテイト静注用750

本剤は薬剤バイアル及び溶解液(注射用水プレフィルドシリンジ)からなる。

製品名イロクテイト静注用750
有効成分(1バイアル中、国際単位)
エフラロクトコグ アルファ(遺伝子組換え)750
添加剤(1バイアル中)
精製白糖40mg
塩化ナトリウム36mg
L-ヒスチジン3.1mg
塩化カルシウム水和物2.4mg
ポリソルベート200.4mg
添付溶解液1シリンジ中 日局 注射用水3mLを含む。

本剤は製造工程(培養工程)において、ヒト胎児腎臓由来細胞株を使用している。

イロクテイト静注用1000

本剤は薬剤バイアル及び溶解液(注射用水プレフィルドシリンジ)からなる。

製品名イロクテイト静注用1000
有効成分(1バイアル中、国際単位)
エフラロクトコグ アルファ(遺伝子組換え)1000
添加剤(1バイアル中)
精製白糖40mg
塩化ナトリウム36mg
L-ヒスチジン3.1mg
塩化カルシウム水和物2.4mg
ポリソルベート200.4mg
添付溶解液1シリンジ中 日局 注射用水3mLを含む。

本剤は製造工程(培養工程)において、ヒト胎児腎臓由来細胞株を使用している。

イロクテイト静注用1500

本剤は薬剤バイアル及び溶解液(注射用水プレフィルドシリンジ)からなる。

製品名イロクテイト静注用1500
有効成分(1バイアル中、国際単位)
エフラロクトコグ アルファ(遺伝子組換え)1500
添加剤(1バイアル中)
精製白糖40mg
塩化ナトリウム36mg
L-ヒスチジン3.1mg
塩化カルシウム水和物2.4mg
ポリソルベート200.4mg
添付溶解液1シリンジ中 日局 注射用水3mLを含む。

本剤は製造工程(培養工程)において、ヒト胎児腎臓由来細胞株を使用している。

イロクテイト静注用2000

本剤は薬剤バイアル及び溶解液(注射用水プレフィルドシリンジ)からなる。

製品名イロクテイト静注用2000
有効成分(1バイアル中、国際単位)
エフラロクトコグ アルファ(遺伝子組換え)2000
添加剤(1バイアル中)
精製白糖40mg
塩化ナトリウム36mg
L-ヒスチジン3.1mg
塩化カルシウム水和物2.4mg
ポリソルベート200.4mg
添付溶解液1シリンジ中 日局 注射用水3mLを含む。

本剤は製造工程(培養工程)において、ヒト胎児腎臓由来細胞株を使用している。

イロクテイト静注用3000

本剤は薬剤バイアル及び溶解液(注射用水プレフィルドシリンジ)からなる。

製品名イロクテイト静注用3000
有効成分(1バイアル中、国際単位)
エフラロクトコグ アルファ(遺伝子組換え)3000
添加剤(1バイアル中)
精製白糖40mg
塩化ナトリウム36mg
L-ヒスチジン3.1mg
塩化カルシウム水和物2.4mg
ポリソルベート200.4mg
添付溶解液1シリンジ中 日局 注射用水3mLを含む。

本剤は製造工程(培養工程)において、ヒト胎児腎臓由来細胞株を使用している。

イロクテイト静注用4000

本剤は薬剤バイアル及び溶解液(注射用水プレフィルドシリンジ)からなる。

製品名イロクテイト静注用4000
有効成分(1バイアル中、国際単位)
エフラロクトコグ アルファ(遺伝子組換え)4000
添加剤(1バイアル中)
精製白糖40mg
塩化ナトリウム36mg
L-ヒスチジン3.1mg
塩化カルシウム水和物2.4mg
ポリソルベート200.4mg
添付溶解液1シリンジ中 日局 注射用水3mLを含む。

本剤は製造工程(培養工程)において、ヒト胎児腎臓由来細胞株を使用している。

3.2 製剤の性状

イロクテイト静注用250

製品名イロクテイト静注用250
色・性状本剤は白色〜灰白色の塊又は粉末である(凍結乾燥製剤)。添付溶解液を加えて溶解するとき無色〜微黄色を呈する、澄明〜微乳白色の液となる。
pH6.5〜7.5(添付の溶解液で溶解時)
浸透圧比
(生理食塩液に対する比)
1.3〜1.7(添付の溶解液で溶解時)

【色】
白色〜灰白色
無色〜微黄色を呈する、澄明〜微乳白色
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
塊/散剤/注射
粉末/散剤/注射
/液剤/注射

イロクテイト静注用500

製品名イロクテイト静注用500
色・性状本剤は白色〜灰白色の塊又は粉末である(凍結乾燥製剤)。添付溶解液を加えて溶解するとき無色〜微黄色を呈する、澄明〜微乳白色の液となる。
pH6.5〜7.5(添付の溶解液で溶解時)
浸透圧比
(生理食塩液に対する比)
1.3〜1.7(添付の溶解液で溶解時)

【色】
白色〜灰白色
無色〜微黄色を呈する、澄明〜微乳白色
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
塊/散剤/注射
粉末/散剤/注射
/液剤/注射

イロクテイト静注用750

製品名イロクテイト静注用750
色・性状本剤は白色〜灰白色の塊又は粉末である(凍結乾燥製剤)。添付溶解液を加えて溶解するとき無色〜微黄色を呈する、澄明〜微乳白色の液となる。
pH6.5〜7.5(添付の溶解液で溶解時)
浸透圧比
(生理食塩液に対する比)
1.3〜1.7(添付の溶解液で溶解時)

【色】
白色〜灰白色
無色〜微黄色を呈する、澄明〜微乳白色
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
塊/散剤/注射
粉末/散剤/注射
/液剤/注射

イロクテイト静注用1000

製品名イロクテイト静注用1000
色・性状本剤は白色〜灰白色の塊又は粉末である(凍結乾燥製剤)。添付溶解液を加えて溶解するとき無色〜微黄色を呈する、澄明〜微乳白色の液となる。
pH6.5〜7.5(添付の溶解液で溶解時)
浸透圧比
(生理食塩液に対する比)
1.3〜1.7(添付の溶解液で溶解時)

【色】
白色〜灰白色
無色〜微黄色を呈する、澄明〜微乳白色
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
塊/散剤/注射
粉末/散剤/注射
/液剤/注射

イロクテイト静注用1500

製品名イロクテイト静注用1500
色・性状本剤は白色〜灰白色の塊又は粉末である(凍結乾燥製剤)。添付溶解液を加えて溶解するとき無色〜微黄色を呈する、澄明〜微乳白色の液となる。
pH6.5〜7.5(添付の溶解液で溶解時)
浸透圧比
(生理食塩液に対する比)
1.3〜1.7(添付の溶解液で溶解時)

【色】
白色〜灰白色
無色〜微黄色を呈する、澄明〜微乳白色
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
塊/散剤/注射
粉末/散剤/注射
/液剤/注射

イロクテイト静注用2000

製品名イロクテイト静注用2000
色・性状本剤は白色〜灰白色の塊又は粉末である(凍結乾燥製剤)。添付溶解液を加えて溶解するとき無色〜微黄色を呈する、澄明〜微乳白色の液となる。
pH6.5〜7.5(添付の溶解液で溶解時)
浸透圧比
(生理食塩液に対する比)
1.3〜1.7(添付の溶解液で溶解時)

【色】
白色〜灰白色
無色〜微黄色を呈する、澄明〜微乳白色
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
塊/散剤/注射
粉末/散剤/注射
/液剤/注射

イロクテイト静注用3000

製品名イロクテイト静注用3000
色・性状本剤は白色〜灰白色の塊又は粉末である(凍結乾燥製剤)。添付溶解液を加えて溶解するとき無色〜微黄色を呈する、澄明〜微乳白色の液となる。
pH6.5〜7.5(添付の溶解液で溶解時)
浸透圧比
(生理食塩液に対する比)
1.3〜1.7(添付の溶解液で溶解時)

【色】
白色〜灰白色
無色〜微黄色を呈する、澄明〜微乳白色
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
塊/散剤/注射
粉末/散剤/注射
/液剤/注射

イロクテイト静注用4000

製品名イロクテイト静注用4000
色・性状本剤は白色〜灰白色の塊又は粉末である(凍結乾燥製剤)。添付溶解液を加えて溶解するとき無色〜微黄色を呈する、澄明〜微乳白色の液となる。
pH6.5〜7.5(添付の溶解液で溶解時)
浸透圧比
(生理食塩液に対する比)
1.3〜1.7(添付の溶解液で溶解時)

【色】
白色〜灰白色
無色〜微黄色を呈する、澄明〜微乳白色
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
塊/散剤/注射
粉末/散剤/注射
/液剤/注射


規格単位毎の明細 (イロクテイト静注用250)

販売名和名 : イロクテイト静注用250

規格単位 : 250国際単位1瓶(溶解液付)

欧文商標名 : ELOCTATE Intravenous 250

規制区分

規制区分名称 : 生物由来製品

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品

規制区分備考 : 注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 876349

承認番号 : 22600AMX01398000

販売開始年月 : 2015年3月

貯法及び期限等

貯法 : 2〜8℃で保存

有効期間 : 48ヵ月

3.組成・性状

3.1 組成

イロクテイト静注用250

本剤は薬剤バイアル及び溶解液(注射用水プレフィルドシリンジ)からなる。

製品名イロクテイト静注用250
有効成分(1バイアル中、国際単位)
エフラロクトコグ アルファ(遺伝子組換え)250
添加剤(1バイアル中)
精製白糖40mg
塩化ナトリウム36mg
L-ヒスチジン3.1mg
塩化カルシウム水和物2.4mg
ポリソルベート200.4mg
添付溶解液1シリンジ中 日局 注射用水3mLを含む。

本剤は製造工程(培養工程)において、ヒト胎児腎臓由来細胞株を使用している。

添加剤 : 精製白糖

添加剤 : 塩化ナトリウム

添加剤 : L-ヒスチジン

添加剤 : 塩化カルシウム水和物

添加剤 : ポリソルベート20

3.2 製剤の性状

イロクテイト静注用250

製品名イロクテイト静注用250
色・性状本剤は白色〜灰白色の塊又は粉末である(凍結乾燥製剤)。添付溶解液を加えて溶解するとき無色〜微黄色を呈する、澄明〜微乳白色の液となる。
pH6.5〜7.5(添付の溶解液で溶解時)
浸透圧比
(生理食塩液に対する比)
1.3〜1.7(添付の溶解液で溶解時)

【色】
白色〜灰白色
無色〜微黄色を呈する、澄明〜微乳白色
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
塊/散剤/注射
粉末/散剤/注射
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

血液凝固第VIII因子欠乏患者における出血傾向の抑制

6.用法及び用量

本剤を添付の溶解液全量で溶解し、数分かけて緩徐に静脈内に投与する。
通常、1回体重1kg当たり10〜30国際単位を投与するが、患者の状態に応じて適宜増減する。
定期的に投与する場合、通常、1日目に体重1kg当たり25国際単位、4日目に体重1kg当たり50国際単位から開始し、以降は患者の状態に応じて、投与量は1回体重1kg当たり25〜65国際単位、投与間隔は3〜5日の範囲で適宜調節する。週1回の投与を行う場合は、体重1kg当たり65国際単位を投与する。

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 体重1kg当たり1国際単位の本剤を投与することにより、循環血漿中の血液凝固第VIII因子レベルが2%(2国際単位/dL)上昇することが見込まれる。
個々の患者における薬物動態(消失半減期、上昇値等)及び本剤に対する臨床効果は異なるため、必要量は以下の計算式に基づいて算出すること。

必要量(国際単位)=体重(kg)×血液凝固第VIII因子の目標上昇値(%又は国際単位/dL)×0.5[(国際単位/kg)/(国際単位/dL)]

7.2 急性出血時又は周術期に使用する場合は、血液凝固第VIII因子活性の測定を行うなど患者の状態を観察し、下表を参考に投与量及び投与間隔を調節すること。[8.3参照]

急性出血時における投与量及び投与間隔の目安[16.1.1、16.1.2参照]

出血の程度必要な血液凝固第VIII因子レベル(%又は国際単位/dL)投与量(国際単位/kg)及び投与頻度(時間)
軽度及び中等度
例:関節出血、神経血管障害を伴わない表在筋出血(腸腰筋除く)、深い裂傷及び腎出血、表在性軟組織出血、粘膜出血
40〜6020〜30国際単位/kg
出血所見が認められる場合、24〜48時間毎に追加投与すること。
重度
例:生命を脅かす出血
80〜10040〜50国際単位/kg
出血所見が認められる場合、12〜24時間毎に追加投与すること。

周術期における投与量及び投与間隔の目安[16.1.1、16.1.2参照]

手術の種類必要な初回血液凝固第VIII因子レベル(%又は国際単位/dL)投与量(国際単位/kg)及び投与頻度(時間)
小手術
(合併症のない抜歯を含む)
50〜8025〜40国際単位/kg
通常、単回投与で十分であるが、必要に応じ、24時間毎に追加投与を行う。
大手術
(腹腔内手術、人工関節置換術を含む)
80〜120初回投与40〜60国際単位/kg。初回投与後、目標とする血液凝固第VIII因子レベルを維持できるように、8〜24時間後、及び24時間毎に40〜50国際単位/kgの追加投与を考慮すること。

7.3 定期的に投与する場合、3〜5日間隔での投与を原則とするが、患者の状態により週1回の投与を行うこともできる。[17.1.1参照]

規格単位毎の明細 (イロクテイト静注用500)

販売名和名 : イロクテイト静注用500

規格単位 : 500国際単位1瓶(溶解液付)

欧文商標名 : ELOCTATE Intravenous 500

規制区分

規制区分名称 : 生物由来製品

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品

規制区分備考 : 注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 876349

承認番号 : 22600AMX01399000

販売開始年月 : 2015年3月

貯法及び期限等

貯法 : 2〜8℃で保存

有効期間 : 48ヵ月

3.組成・性状

3.1 組成

イロクテイト静注用500

本剤は薬剤バイアル及び溶解液(注射用水プレフィルドシリンジ)からなる。

製品名イロクテイト静注用500
有効成分(1バイアル中、国際単位)
エフラロクトコグ アルファ(遺伝子組換え)500
添加剤(1バイアル中)
精製白糖40mg
塩化ナトリウム36mg
L-ヒスチジン3.1mg
塩化カルシウム水和物2.4mg
ポリソルベート200.4mg
添付溶解液1シリンジ中 日局 注射用水3mLを含む。

本剤は製造工程(培養工程)において、ヒト胎児腎臓由来細胞株を使用している。

添加剤 : 精製白糖

添加剤 : 塩化ナトリウム

添加剤 : L-ヒスチジン

添加剤 : 塩化カルシウム水和物

添加剤 : ポリソルベート20

3.2 製剤の性状

イロクテイト静注用500

製品名イロクテイト静注用500
色・性状本剤は白色〜灰白色の塊又は粉末である(凍結乾燥製剤)。添付溶解液を加えて溶解するとき無色〜微黄色を呈する、澄明〜微乳白色の液となる。
pH6.5〜7.5(添付の溶解液で溶解時)
浸透圧比
(生理食塩液に対する比)
1.3〜1.7(添付の溶解液で溶解時)

【色】
白色〜灰白色
無色〜微黄色を呈する、澄明〜微乳白色
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
塊/散剤/注射
粉末/散剤/注射
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

血液凝固第VIII因子欠乏患者における出血傾向の抑制

6.用法及び用量

本剤を添付の溶解液全量で溶解し、数分かけて緩徐に静脈内に投与する。
通常、1回体重1kg当たり10〜30国際単位を投与するが、患者の状態に応じて適宜増減する。
定期的に投与する場合、通常、1日目に体重1kg当たり25国際単位、4日目に体重1kg当たり50国際単位から開始し、以降は患者の状態に応じて、投与量は1回体重1kg当たり25〜65国際単位、投与間隔は3〜5日の範囲で適宜調節する。週1回の投与を行う場合は、体重1kg当たり65国際単位を投与する。

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 体重1kg当たり1国際単位の本剤を投与することにより、循環血漿中の血液凝固第VIII因子レベルが2%(2国際単位/dL)上昇することが見込まれる。
個々の患者における薬物動態(消失半減期、上昇値等)及び本剤に対する臨床効果は異なるため、必要量は以下の計算式に基づいて算出すること。

必要量(国際単位)=体重(kg)×血液凝固第VIII因子の目標上昇値(%又は国際単位/dL)×0.5[(国際単位/kg)/(国際単位/dL)]

7.2 急性出血時又は周術期に使用する場合は、血液凝固第VIII因子活性の測定を行うなど患者の状態を観察し、下表を参考に投与量及び投与間隔を調節すること。[8.3参照]

急性出血時における投与量及び投与間隔の目安[16.1.1、16.1.2参照]

出血の程度必要な血液凝固第VIII因子レベル(%又は国際単位/dL)投与量(国際単位/kg)及び投与頻度(時間)
軽度及び中等度
例:関節出血、神経血管障害を伴わない表在筋出血(腸腰筋除く)、深い裂傷及び腎出血、表在性軟組織出血、粘膜出血
40〜6020〜30国際単位/kg
出血所見が認められる場合、24〜48時間毎に追加投与すること。
重度
例:生命を脅かす出血
80〜10040〜50国際単位/kg
出血所見が認められる場合、12〜24時間毎に追加投与すること。

周術期における投与量及び投与間隔の目安[16.1.1、16.1.2参照]

手術の種類必要な初回血液凝固第VIII因子レベル(%又は国際単位/dL)投与量(国際単位/kg)及び投与頻度(時間)
小手術
(合併症のない抜歯を含む)
50〜8025〜40国際単位/kg
通常、単回投与で十分であるが、必要に応じ、24時間毎に追加投与を行う。
大手術
(腹腔内手術、人工関節置換術を含む)
80〜120初回投与40〜60国際単位/kg。初回投与後、目標とする血液凝固第VIII因子レベルを維持できるように、8〜24時間後、及び24時間毎に40〜50国際単位/kgの追加投与を考慮すること。

7.3 定期的に投与する場合、3〜5日間隔での投与を原則とするが、患者の状態により週1回の投与を行うこともできる。[17.1.1参照]

規格単位毎の明細 (イロクテイト静注用750)

販売名和名 : イロクテイト静注用750

規格単位 : 750国際単位1瓶(溶解液付)

欧文商標名 : ELOCTATE Intravenous 750

規制区分

規制区分名称 : 生物由来製品

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品

規制区分備考 : 注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 876349

承認番号 : 22600AMX01400000

販売開始年月 : 2015年3月

貯法及び期限等

貯法 : 2〜8℃で保存

有効期間 : 48ヵ月

3.組成・性状

3.1 組成

イロクテイト静注用750

本剤は薬剤バイアル及び溶解液(注射用水プレフィルドシリンジ)からなる。

製品名イロクテイト静注用750
有効成分(1バイアル中、国際単位)
エフラロクトコグ アルファ(遺伝子組換え)750
添加剤(1バイアル中)
精製白糖40mg
塩化ナトリウム36mg
L-ヒスチジン3.1mg
塩化カルシウム水和物2.4mg
ポリソルベート200.4mg
添付溶解液1シリンジ中 日局 注射用水3mLを含む。

本剤は製造工程(培養工程)において、ヒト胎児腎臓由来細胞株を使用している。

添加剤 : 精製白糖

添加剤 : 塩化ナトリウム

添加剤 : L-ヒスチジン

添加剤 : 塩化カルシウム水和物

添加剤 : ポリソルベート20

3.2 製剤の性状

イロクテイト静注用750

製品名イロクテイト静注用750
色・性状本剤は白色〜灰白色の塊又は粉末である(凍結乾燥製剤)。添付溶解液を加えて溶解するとき無色〜微黄色を呈する、澄明〜微乳白色の液となる。
pH6.5〜7.5(添付の溶解液で溶解時)
浸透圧比
(生理食塩液に対する比)
1.3〜1.7(添付の溶解液で溶解時)

【色】
白色〜灰白色
無色〜微黄色を呈する、澄明〜微乳白色
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
塊/散剤/注射
粉末/散剤/注射
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

血液凝固第VIII因子欠乏患者における出血傾向の抑制

6.用法及び用量

本剤を添付の溶解液全量で溶解し、数分かけて緩徐に静脈内に投与する。
通常、1回体重1kg当たり10〜30国際単位を投与するが、患者の状態に応じて適宜増減する。
定期的に投与する場合、通常、1日目に体重1kg当たり25国際単位、4日目に体重1kg当たり50国際単位から開始し、以降は患者の状態に応じて、投与量は1回体重1kg当たり25〜65国際単位、投与間隔は3〜5日の範囲で適宜調節する。週1回の投与を行う場合は、体重1kg当たり65国際単位を投与する。

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 体重1kg当たり1国際単位の本剤を投与することにより、循環血漿中の血液凝固第VIII因子レベルが2%(2国際単位/dL)上昇することが見込まれる。
個々の患者における薬物動態(消失半減期、上昇値等)及び本剤に対する臨床効果は異なるため、必要量は以下の計算式に基づいて算出すること。

必要量(国際単位)=体重(kg)×血液凝固第VIII因子の目標上昇値(%又は国際単位/dL)×0.5[(国際単位/kg)/(国際単位/dL)]

7.2 急性出血時又は周術期に使用する場合は、血液凝固第VIII因子活性の測定を行うなど患者の状態を観察し、下表を参考に投与量及び投与間隔を調節すること。[8.3参照]

急性出血時における投与量及び投与間隔の目安[16.1.1、16.1.2参照]

出血の程度必要な血液凝固第VIII因子レベル(%又は国際単位/dL)投与量(国際単位/kg)及び投与頻度(時間)
軽度及び中等度
例:関節出血、神経血管障害を伴わない表在筋出血(腸腰筋除く)、深い裂傷及び腎出血、表在性軟組織出血、粘膜出血
40〜6020〜30国際単位/kg
出血所見が認められる場合、24〜48時間毎に追加投与すること。
重度
例:生命を脅かす出血
80〜10040〜50国際単位/kg
出血所見が認められる場合、12〜24時間毎に追加投与すること。

周術期における投与量及び投与間隔の目安[16.1.1、16.1.2参照]

手術の種類必要な初回血液凝固第VIII因子レベル(%又は国際単位/dL)投与量(国際単位/kg)及び投与頻度(時間)
小手術
(合併症のない抜歯を含む)
50〜8025〜40国際単位/kg
通常、単回投与で十分であるが、必要に応じ、24時間毎に追加投与を行う。
大手術
(腹腔内手術、人工関節置換術を含む)
80〜120初回投与40〜60国際単位/kg。初回投与後、目標とする血液凝固第VIII因子レベルを維持できるように、8〜24時間後、及び24時間毎に40〜50国際単位/kgの追加投与を考慮すること。

7.3 定期的に投与する場合、3〜5日間隔での投与を原則とするが、患者の状態により週1回の投与を行うこともできる。[17.1.1参照]

規格単位毎の明細 (イロクテイト静注用1000)

販売名和名 : イロクテイト静注用1000

規格単位 : 1,000国際単位1瓶(溶解液付)

欧文商標名 : ELOCTATE Intravenous 1000

規制区分

規制区分名称 : 生物由来製品

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品

規制区分備考 : 注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 876349

承認番号 : 22600AMX01401000

販売開始年月 : 2015年3月

貯法及び期限等

貯法 : 2〜8℃で保存

有効期間 : 48ヵ月

3.組成・性状

3.1 組成

イロクテイト静注用1000

本剤は薬剤バイアル及び溶解液(注射用水プレフィルドシリンジ)からなる。

製品名イロクテイト静注用1000
有効成分(1バイアル中、国際単位)
エフラロクトコグ アルファ(遺伝子組換え)1000
添加剤(1バイアル中)
精製白糖40mg
塩化ナトリウム36mg
L-ヒスチジン3.1mg
塩化カルシウム水和物2.4mg
ポリソルベート200.4mg
添付溶解液1シリンジ中 日局 注射用水3mLを含む。

本剤は製造工程(培養工程)において、ヒト胎児腎臓由来細胞株を使用している。

添加剤 : 精製白糖

添加剤 : 塩化ナトリウム

添加剤 : L-ヒスチジン

添加剤 : 塩化カルシウム水和物

添加剤 : ポリソルベート20

3.2 製剤の性状

イロクテイト静注用1000

製品名イロクテイト静注用1000
色・性状本剤は白色〜灰白色の塊又は粉末である(凍結乾燥製剤)。添付溶解液を加えて溶解するとき無色〜微黄色を呈する、澄明〜微乳白色の液となる。
pH6.5〜7.5(添付の溶解液で溶解時)
浸透圧比
(生理食塩液に対する比)
1.3〜1.7(添付の溶解液で溶解時)

【色】
白色〜灰白色
無色〜微黄色を呈する、澄明〜微乳白色
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
塊/散剤/注射
粉末/散剤/注射
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

血液凝固第VIII因子欠乏患者における出血傾向の抑制

6.用法及び用量

本剤を添付の溶解液全量で溶解し、数分かけて緩徐に静脈内に投与する。
通常、1回体重1kg当たり10〜30国際単位を投与するが、患者の状態に応じて適宜増減する。
定期的に投与する場合、通常、1日目に体重1kg当たり25国際単位、4日目に体重1kg当たり50国際単位から開始し、以降は患者の状態に応じて、投与量は1回体重1kg当たり25〜65国際単位、投与間隔は3〜5日の範囲で適宜調節する。週1回の投与を行う場合は、体重1kg当たり65国際単位を投与する。

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 体重1kg当たり1国際単位の本剤を投与することにより、循環血漿中の血液凝固第VIII因子レベルが2%(2国際単位/dL)上昇することが見込まれる。
個々の患者における薬物動態(消失半減期、上昇値等)及び本剤に対する臨床効果は異なるため、必要量は以下の計算式に基づいて算出すること。

必要量(国際単位)=体重(kg)×血液凝固第VIII因子の目標上昇値(%又は国際単位/dL)×0.5[(国際単位/kg)/(国際単位/dL)]

7.2 急性出血時又は周術期に使用する場合は、血液凝固第VIII因子活性の測定を行うなど患者の状態を観察し、下表を参考に投与量及び投与間隔を調節すること。[8.3参照]

急性出血時における投与量及び投与間隔の目安[16.1.1、16.1.2参照]

出血の程度必要な血液凝固第VIII因子レベル(%又は国際単位/dL)投与量(国際単位/kg)及び投与頻度(時間)
軽度及び中等度
例:関節出血、神経血管障害を伴わない表在筋出血(腸腰筋除く)、深い裂傷及び腎出血、表在性軟組織出血、粘膜出血
40〜6020〜30国際単位/kg
出血所見が認められる場合、24〜48時間毎に追加投与すること。
重度
例:生命を脅かす出血
80〜10040〜50国際単位/kg
出血所見が認められる場合、12〜24時間毎に追加投与すること。

周術期における投与量及び投与間隔の目安[16.1.1、16.1.2参照]

手術の種類必要な初回血液凝固第VIII因子レベル(%又は国際単位/dL)投与量(国際単位/kg)及び投与頻度(時間)
小手術
(合併症のない抜歯を含む)
50〜8025〜40国際単位/kg
通常、単回投与で十分であるが、必要に応じ、24時間毎に追加投与を行う。
大手術
(腹腔内手術、人工関節置換術を含む)
80〜120初回投与40〜60国際単位/kg。初回投与後、目標とする血液凝固第VIII因子レベルを維持できるように、8〜24時間後、及び24時間毎に40〜50国際単位/kgの追加投与を考慮すること。

7.3 定期的に投与する場合、3〜5日間隔での投与を原則とするが、患者の状態により週1回の投与を行うこともできる。[17.1.1参照]

規格単位毎の明細 (イロクテイト静注用1500)

販売名和名 : イロクテイト静注用1500

規格単位 : 1,500国際単位1瓶(溶解液付)

欧文商標名 : ELOCTATE Intravenous 1500

規制区分

規制区分名称 : 生物由来製品

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品

規制区分備考 : 注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 876349

承認番号 : 22600AMX01402000

販売開始年月 : 2015年3月

貯法及び期限等

貯法 : 2〜8℃で保存

有効期間 : 48ヵ月

3.組成・性状

3.1 組成

イロクテイト静注用1500

本剤は薬剤バイアル及び溶解液(注射用水プレフィルドシリンジ)からなる。

製品名イロクテイト静注用1500
有効成分(1バイアル中、国際単位)
エフラロクトコグ アルファ(遺伝子組換え)1500
添加剤(1バイアル中)
精製白糖40mg
塩化ナトリウム36mg
L-ヒスチジン3.1mg
塩化カルシウム水和物2.4mg
ポリソルベート200.4mg
添付溶解液1シリンジ中 日局 注射用水3mLを含む。

本剤は製造工程(培養工程)において、ヒト胎児腎臓由来細胞株を使用している。

添加剤 : 精製白糖

添加剤 : 塩化ナトリウム

添加剤 : L-ヒスチジン

添加剤 : 塩化カルシウム水和物

添加剤 : ポリソルベート20

3.2 製剤の性状

イロクテイト静注用1500

製品名イロクテイト静注用1500
色・性状本剤は白色〜灰白色の塊又は粉末である(凍結乾燥製剤)。添付溶解液を加えて溶解するとき無色〜微黄色を呈する、澄明〜微乳白色の液となる。
pH6.5〜7.5(添付の溶解液で溶解時)
浸透圧比
(生理食塩液に対する比)
1.3〜1.7(添付の溶解液で溶解時)

【色】
白色〜灰白色
無色〜微黄色を呈する、澄明〜微乳白色
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
塊/散剤/注射
粉末/散剤/注射
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

血液凝固第VIII因子欠乏患者における出血傾向の抑制

6.用法及び用量

本剤を添付の溶解液全量で溶解し、数分かけて緩徐に静脈内に投与する。
通常、1回体重1kg当たり10〜30国際単位を投与するが、患者の状態に応じて適宜増減する。
定期的に投与する場合、通常、1日目に体重1kg当たり25国際単位、4日目に体重1kg当たり50国際単位から開始し、以降は患者の状態に応じて、投与量は1回体重1kg当たり25〜65国際単位、投与間隔は3〜5日の範囲で適宜調節する。週1回の投与を行う場合は、体重1kg当たり65国際単位を投与する。

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 体重1kg当たり1国際単位の本剤を投与することにより、循環血漿中の血液凝固第VIII因子レベルが2%(2国際単位/dL)上昇することが見込まれる。
個々の患者における薬物動態(消失半減期、上昇値等)及び本剤に対する臨床効果は異なるため、必要量は以下の計算式に基づいて算出すること。

必要量(国際単位)=体重(kg)×血液凝固第VIII因子の目標上昇値(%又は国際単位/dL)×0.5[(国際単位/kg)/(国際単位/dL)]

7.2 急性出血時又は周術期に使用する場合は、血液凝固第VIII因子活性の測定を行うなど患者の状態を観察し、下表を参考に投与量及び投与間隔を調節すること。[8.3参照]

急性出血時における投与量及び投与間隔の目安[16.1.1、16.1.2参照]

出血の程度必要な血液凝固第VIII因子レベル(%又は国際単位/dL)投与量(国際単位/kg)及び投与頻度(時間)
軽度及び中等度
例:関節出血、神経血管障害を伴わない表在筋出血(腸腰筋除く)、深い裂傷及び腎出血、表在性軟組織出血、粘膜出血
40〜6020〜30国際単位/kg
出血所見が認められる場合、24〜48時間毎に追加投与すること。
重度
例:生命を脅かす出血
80〜10040〜50国際単位/kg
出血所見が認められる場合、12〜24時間毎に追加投与すること。

周術期における投与量及び投与間隔の目安[16.1.1、16.1.2参照]

手術の種類必要な初回血液凝固第VIII因子レベル(%又は国際単位/dL)投与量(国際単位/kg)及び投与頻度(時間)
小手術
(合併症のない抜歯を含む)
50〜8025〜40国際単位/kg
通常、単回投与で十分であるが、必要に応じ、24時間毎に追加投与を行う。
大手術
(腹腔内手術、人工関節置換術を含む)
80〜120初回投与40〜60国際単位/kg。初回投与後、目標とする血液凝固第VIII因子レベルを維持できるように、8〜24時間後、及び24時間毎に40〜50国際単位/kgの追加投与を考慮すること。

7.3 定期的に投与する場合、3〜5日間隔での投与を原則とするが、患者の状態により週1回の投与を行うこともできる。[17.1.1参照]

規格単位毎の明細 (イロクテイト静注用2000)

販売名和名 : イロクテイト静注用2000

規格単位 : 2,000国際単位1瓶(溶解液付)

欧文商標名 : ELOCTATE Intravenous 2000

規制区分

規制区分名称 : 生物由来製品

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品

規制区分備考 : 注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 876349

承認番号 : 22600AMX01403000

販売開始年月 : 2015年3月

貯法及び期限等

貯法 : 2〜8℃で保存

有効期間 : 48ヵ月

3.組成・性状

3.1 組成

イロクテイト静注用2000

本剤は薬剤バイアル及び溶解液(注射用水プレフィルドシリンジ)からなる。

製品名イロクテイト静注用2000
有効成分(1バイアル中、国際単位)
エフラロクトコグ アルファ(遺伝子組換え)2000
添加剤(1バイアル中)
精製白糖40mg
塩化ナトリウム36mg
L-ヒスチジン3.1mg
塩化カルシウム水和物2.4mg
ポリソルベート200.4mg
添付溶解液1シリンジ中 日局 注射用水3mLを含む。

本剤は製造工程(培養工程)において、ヒト胎児腎臓由来細胞株を使用している。

添加剤 : 精製白糖

添加剤 : 塩化ナトリウム

添加剤 : L-ヒスチジン

添加剤 : 塩化カルシウム水和物

添加剤 : ポリソルベート20

3.2 製剤の性状

イロクテイト静注用2000

製品名イロクテイト静注用2000
色・性状本剤は白色〜灰白色の塊又は粉末である(凍結乾燥製剤)。添付溶解液を加えて溶解するとき無色〜微黄色を呈する、澄明〜微乳白色の液となる。
pH6.5〜7.5(添付の溶解液で溶解時)
浸透圧比
(生理食塩液に対する比)
1.3〜1.7(添付の溶解液で溶解時)

【色】
白色〜灰白色
無色〜微黄色を呈する、澄明〜微乳白色
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
塊/散剤/注射
粉末/散剤/注射
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

血液凝固第VIII因子欠乏患者における出血傾向の抑制

6.用法及び用量

本剤を添付の溶解液全量で溶解し、数分かけて緩徐に静脈内に投与する。
通常、1回体重1kg当たり10〜30国際単位を投与するが、患者の状態に応じて適宜増減する。
定期的に投与する場合、通常、1日目に体重1kg当たり25国際単位、4日目に体重1kg当たり50国際単位から開始し、以降は患者の状態に応じて、投与量は1回体重1kg当たり25〜65国際単位、投与間隔は3〜5日の範囲で適宜調節する。週1回の投与を行う場合は、体重1kg当たり65国際単位を投与する。

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 体重1kg当たり1国際単位の本剤を投与することにより、循環血漿中の血液凝固第VIII因子レベルが2%(2国際単位/dL)上昇することが見込まれる。
個々の患者における薬物動態(消失半減期、上昇値等)及び本剤に対する臨床効果は異なるため、必要量は以下の計算式に基づいて算出すること。

必要量(国際単位)=体重(kg)×血液凝固第VIII因子の目標上昇値(%又は国際単位/dL)×0.5[(国際単位/kg)/(国際単位/dL)]

7.2 急性出血時又は周術期に使用する場合は、血液凝固第VIII因子活性の測定を行うなど患者の状態を観察し、下表を参考に投与量及び投与間隔を調節すること。[8.3参照]

急性出血時における投与量及び投与間隔の目安[16.1.1、16.1.2参照]

出血の程度必要な血液凝固第VIII因子レベル(%又は国際単位/dL)投与量(国際単位/kg)及び投与頻度(時間)
軽度及び中等度
例:関節出血、神経血管障害を伴わない表在筋出血(腸腰筋除く)、深い裂傷及び腎出血、表在性軟組織出血、粘膜出血
40〜6020〜30国際単位/kg
出血所見が認められる場合、24〜48時間毎に追加投与すること。
重度
例:生命を脅かす出血
80〜10040〜50国際単位/kg
出血所見が認められる場合、12〜24時間毎に追加投与すること。

周術期における投与量及び投与間隔の目安[16.1.1、16.1.2参照]

手術の種類必要な初回血液凝固第VIII因子レベル(%又は国際単位/dL)投与量(国際単位/kg)及び投与頻度(時間)
小手術
(合併症のない抜歯を含む)
50〜8025〜40国際単位/kg
通常、単回投与で十分であるが、必要に応じ、24時間毎に追加投与を行う。
大手術
(腹腔内手術、人工関節置換術を含む)
80〜120初回投与40〜60国際単位/kg。初回投与後、目標とする血液凝固第VIII因子レベルを維持できるように、8〜24時間後、及び24時間毎に40〜50国際単位/kgの追加投与を考慮すること。

7.3 定期的に投与する場合、3〜5日間隔での投与を原則とするが、患者の状態により週1回の投与を行うこともできる。[17.1.1参照]

規格単位毎の明細 (イロクテイト静注用3000)

販売名和名 : イロクテイト静注用3000

規格単位 : 3,000国際単位1瓶(溶解液付)

欧文商標名 : ELOCTATE Intravenous 3000

規制区分

規制区分名称 : 生物由来製品

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品

規制区分備考 : 注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 876349

承認番号 : 22600AMX01404000

販売開始年月 : 2015年3月

貯法及び期限等

貯法 : 2〜8℃で保存

有効期間 : 48ヵ月

3.組成・性状

3.1 組成

イロクテイト静注用3000

本剤は薬剤バイアル及び溶解液(注射用水プレフィルドシリンジ)からなる。

製品名イロクテイト静注用3000
有効成分(1バイアル中、国際単位)
エフラロクトコグ アルファ(遺伝子組換え)3000
添加剤(1バイアル中)
精製白糖40mg
塩化ナトリウム36mg
L-ヒスチジン3.1mg
塩化カルシウム水和物2.4mg
ポリソルベート200.4mg
添付溶解液1シリンジ中 日局 注射用水3mLを含む。

本剤は製造工程(培養工程)において、ヒト胎児腎臓由来細胞株を使用している。

添加剤 : 精製白糖

添加剤 : 塩化ナトリウム

添加剤 : L-ヒスチジン

添加剤 : 塩化カルシウム水和物

添加剤 : ポリソルベート20

3.2 製剤の性状

イロクテイト静注用3000

製品名イロクテイト静注用3000
色・性状本剤は白色〜灰白色の塊又は粉末である(凍結乾燥製剤)。添付溶解液を加えて溶解するとき無色〜微黄色を呈する、澄明〜微乳白色の液となる。
pH6.5〜7.5(添付の溶解液で溶解時)
浸透圧比
(生理食塩液に対する比)
1.3〜1.7(添付の溶解液で溶解時)

【色】
白色〜灰白色
無色〜微黄色を呈する、澄明〜微乳白色
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
塊/散剤/注射
粉末/散剤/注射
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

血液凝固第VIII因子欠乏患者における出血傾向の抑制

6.用法及び用量

本剤を添付の溶解液全量で溶解し、数分かけて緩徐に静脈内に投与する。
通常、1回体重1kg当たり10〜30国際単位を投与するが、患者の状態に応じて適宜増減する。
定期的に投与する場合、通常、1日目に体重1kg当たり25国際単位、4日目に体重1kg当たり50国際単位から開始し、以降は患者の状態に応じて、投与量は1回体重1kg当たり25〜65国際単位、投与間隔は3〜5日の範囲で適宜調節する。週1回の投与を行う場合は、体重1kg当たり65国際単位を投与する。

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 体重1kg当たり1国際単位の本剤を投与することにより、循環血漿中の血液凝固第VIII因子レベルが2%(2国際単位/dL)上昇することが見込まれる。
個々の患者における薬物動態(消失半減期、上昇値等)及び本剤に対する臨床効果は異なるため、必要量は以下の計算式に基づいて算出すること。

必要量(国際単位)=体重(kg)×血液凝固第VIII因子の目標上昇値(%又は国際単位/dL)×0.5[(国際単位/kg)/(国際単位/dL)]

7.2 急性出血時又は周術期に使用する場合は、血液凝固第VIII因子活性の測定を行うなど患者の状態を観察し、下表を参考に投与量及び投与間隔を調節すること。[8.3参照]

急性出血時における投与量及び投与間隔の目安[16.1.1、16.1.2参照]

出血の程度必要な血液凝固第VIII因子レベル(%又は国際単位/dL)投与量(国際単位/kg)及び投与頻度(時間)
軽度及び中等度
例:関節出血、神経血管障害を伴わない表在筋出血(腸腰筋除く)、深い裂傷及び腎出血、表在性軟組織出血、粘膜出血
40〜6020〜30国際単位/kg
出血所見が認められる場合、24〜48時間毎に追加投与すること。
重度
例:生命を脅かす出血
80〜10040〜50国際単位/kg
出血所見が認められる場合、12〜24時間毎に追加投与すること。

周術期における投与量及び投与間隔の目安[16.1.1、16.1.2参照]

手術の種類必要な初回血液凝固第VIII因子レベル(%又は国際単位/dL)投与量(国際単位/kg)及び投与頻度(時間)
小手術
(合併症のない抜歯を含む)
50〜8025〜40国際単位/kg
通常、単回投与で十分であるが、必要に応じ、24時間毎に追加投与を行う。
大手術
(腹腔内手術、人工関節置換術を含む)
80〜120初回投与40〜60国際単位/kg。初回投与後、目標とする血液凝固第VIII因子レベルを維持できるように、8〜24時間後、及び24時間毎に40〜50国際単位/kgの追加投与を考慮すること。

7.3 定期的に投与する場合、3〜5日間隔での投与を原則とするが、患者の状態により週1回の投与を行うこともできる。[17.1.1参照]

規格単位毎の明細 (イロクテイト静注用4000)

販売名和名 : イロクテイト静注用4000

規格単位 : 4,000国際単位1瓶(溶解液付)

欧文商標名 : ELOCTATE Intravenous 4000

規制区分

規制区分名称 : 生物由来製品

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品

規制区分備考 : 注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 876349

承認番号 : 23000AMX00841000

販売開始年月 : 2019年5月

貯法及び期限等

貯法 : 2〜8℃で保存

有効期間 : 48ヵ月

3.組成・性状

3.1 組成

イロクテイト静注用4000

本剤は薬剤バイアル及び溶解液(注射用水プレフィルドシリンジ)からなる。

製品名イロクテイト静注用4000
有効成分(1バイアル中、国際単位)
エフラロクトコグ アルファ(遺伝子組換え)4000
添加剤(1バイアル中)
精製白糖40mg
塩化ナトリウム36mg
L-ヒスチジン3.1mg
塩化カルシウム水和物2.4mg
ポリソルベート200.4mg
添付溶解液1シリンジ中 日局 注射用水3mLを含む。

本剤は製造工程(培養工程)において、ヒト胎児腎臓由来細胞株を使用している。

添加剤 : 精製白糖

添加剤 : 塩化ナトリウム

添加剤 : L-ヒスチジン

添加剤 : 塩化カルシウム水和物

添加剤 : ポリソルベート20

3.2 製剤の性状

イロクテイト静注用4000

製品名イロクテイト静注用4000
色・性状本剤は白色〜灰白色の塊又は粉末である(凍結乾燥製剤)。添付溶解液を加えて溶解するとき無色〜微黄色を呈する、澄明〜微乳白色の液となる。
pH6.5〜7.5(添付の溶解液で溶解時)
浸透圧比
(生理食塩液に対する比)
1.3〜1.7(添付の溶解液で溶解時)

【色】
白色〜灰白色
無色〜微黄色を呈する、澄明〜微乳白色
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
塊/散剤/注射
粉末/散剤/注射
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

血液凝固第VIII因子欠乏患者における出血傾向の抑制

6.用法及び用量

本剤を添付の溶解液全量で溶解し、数分かけて緩徐に静脈内に投与する。
通常、1回体重1kg当たり10〜30国際単位を投与するが、患者の状態に応じて適宜増減する。
定期的に投与する場合、通常、1日目に体重1kg当たり25国際単位、4日目に体重1kg当たり50国際単位から開始し、以降は患者の状態に応じて、投与量は1回体重1kg当たり25〜65国際単位、投与間隔は3〜5日の範囲で適宜調節する。週1回の投与を行う場合は、体重1kg当たり65国際単位を投与する。

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 体重1kg当たり1国際単位の本剤を投与することにより、循環血漿中の血液凝固第VIII因子レベルが2%(2国際単位/dL)上昇することが見込まれる。
個々の患者における薬物動態(消失半減期、上昇値等)及び本剤に対する臨床効果は異なるため、必要量は以下の計算式に基づいて算出すること。

必要量(国際単位)=体重(kg)×血液凝固第VIII因子の目標上昇値(%又は国際単位/dL)×0.5[(国際単位/kg)/(国際単位/dL)]

7.2 急性出血時又は周術期に使用する場合は、血液凝固第VIII因子活性の測定を行うなど患者の状態を観察し、下表を参考に投与量及び投与間隔を調節すること。[8.3参照]

急性出血時における投与量及び投与間隔の目安[16.1.1、16.1.2参照]

出血の程度必要な血液凝固第VIII因子レベル(%又は国際単位/dL)投与量(国際単位/kg)及び投与頻度(時間)
軽度及び中等度
例:関節出血、神経血管障害を伴わない表在筋出血(腸腰筋除く)、深い裂傷及び腎出血、表在性軟組織出血、粘膜出血
40〜6020〜30国際単位/kg
出血所見が認められる場合、24〜48時間毎に追加投与すること。
重度
例:生命を脅かす出血
80〜10040〜50国際単位/kg
出血所見が認められる場合、12〜24時間毎に追加投与すること。

周術期における投与量及び投与間隔の目安[16.1.1、16.1.2参照]

手術の種類必要な初回血液凝固第VIII因子レベル(%又は国際単位/dL)投与量(国際単位/kg)及び投与頻度(時間)
小手術
(合併症のない抜歯を含む)
50〜8025〜40国際単位/kg
通常、単回投与で十分であるが、必要に応じ、24時間毎に追加投与を行う。
大手術
(腹腔内手術、人工関節置換術を含む)
80〜120初回投与40〜60国際単位/kg。初回投与後、目標とする血液凝固第VIII因子レベルを維持できるように、8〜24時間後、及び24時間毎に40〜50国際単位/kgの追加投与を考慮すること。

7.3 定期的に投与する場合、3〜5日間隔での投与を原則とするが、患者の状態により週1回の投与を行うこともできる。[17.1.1参照]


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/05/21 版