医療用医薬品 : 黄熱ワクチン

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3. 製法の概要及び組成・性状


3.1 製法の概要

本剤は、黄熱ウイルス(17D-204株)をSPF発育鶏卵で培養増殖後精製し、安定剤を加え凍結乾燥したものである。

3.2 組成

本剤を添付溶解液0.6mLで溶解した時、1回接種量0.5mL中に次の成分を含有する。

成分分量
有効成分黄熱ウイルス(17D-204株)4.74 log10プラーク形成単位(PFU)以上
添加剤D-ソルビトール(安定剤)6.6mg
ゼラチン(安定剤)6.6mg
リン酸水素二ナトリウム(緩衝剤)0.0028mg
リン酸二水素ナトリウム一水和物(緩衝剤)0.0045mg
添付溶解液日本薬局方生理食塩液0.6mL

3.3 製剤の性状

性状わずかにピンク色の凍結乾燥製剤である。
本剤を添付溶解液で溶解したとき、わずかに褐色を帯びたピンク色を呈する混濁した液剤となる。
pH注)5.6〜7.6
浸透圧比注)約1(生理食塩液に対する比)
注)添付溶解液で溶解したとき

【色】
微ピンク色
帯微かっ色ピンク色を呈する混濁
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
/液剤/注射


規格単位毎の明細 (黄熱ワクチン1人用)

販売名和名 : 黄熱ワクチン1人用

規格単位 :

欧文商標名 : Yellow Fever Vaccine

規制区分

規制区分名称 : 生物由来製品

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品

規制区分備考 : 注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 876313

承認番号 : 30100AMX00001

販売開始年月 : 2019年8月

貯法及び期限等

貯法 : 2〜8℃

有効期間 : 製造日より18箇月

3.製法の概要及び組成・性状

3.1 製法の概要

本剤は、黄熱ウイルス(17D-204株)をSPF発育鶏卵で培養増殖後精製し、安定剤を加え凍結乾燥したものである。

3.2 組成

本剤を添付溶解液0.6mLで溶解した時、1回接種量0.5mL中に次の成分を含有する。

成分分量
有効成分黄熱ウイルス(17D-204株)4.74 log10プラーク形成単位(PFU)以上
添加剤D-ソルビトール(安定剤)6.6mg
ゼラチン(安定剤)6.6mg
リン酸水素二ナトリウム(緩衝剤)0.0028mg
リン酸二水素ナトリウム一水和物(緩衝剤)0.0045mg
添付溶解液日本薬局方生理食塩液0.6mL

添加剤 : D-ソルビトール(安定剤)

添加剤 : ゼラチン(安定剤)

添加剤 : リン酸水素二ナトリウム(緩衝剤)

添加剤 : リン酸二水素ナトリウム一水和物(緩衝剤)

3.3 製剤の性状

性状わずかにピンク色の凍結乾燥製剤である。
本剤を添付溶解液で溶解したとき、わずかに褐色を帯びたピンク色を呈する混濁した液剤となる。
pH注)5.6〜7.6
浸透圧比注)約1(生理食塩液に対する比)
注)添付溶解液で溶解したとき

【色】
微ピンク色
帯微かっ色ピンク色を呈する混濁
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

黄熱の予防

6.用法及び用量

本剤を添付溶解液0.6mLで溶解し、その0.5mLを1回皮下に注射する。

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 接種後の免疫の賦与

本剤接種後の黄熱に対する免疫は接種10〜14日目以後に賦与される。[17.1.2参照]

7.2 他の生ワクチン(注射剤)との接種間隔

他の生ワクチン(注射剤)の接種を受けた者は、通常、27日以上間隔を置いて本剤を接種すること。[10.2参照]

7.3 同時接種

医師が必要と認めた場合には、他のワクチンと同時に接種することができる。[14.2.1参照]

7.4 輸血及びガンマグロブリン製剤との接種間隔等

輸血及びガンマグロブリン製剤の投与を受けた者は3〜6箇月以上間隔を置いて本剤を接種すること。また、本剤接種後14日以内に輸血及びガンマグロブリン製剤の投与を受けた者は、3箇月以上経過した後に本剤を再接種すること。[10.2参照]


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/11/19 版