医療用医薬品 : 黄熱ワクチン |
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本剤は、黄熱ウイルス(17D-204株)をSPF発育鶏卵で培養増殖後精製し、安定剤を加え凍結乾燥したものである。
本剤を添付溶解液0.6mLで溶解した時、1回接種量0.5mL中に次の成分を含有する。
| 成分 | 分量 | |
| 有効成分 | 黄熱ウイルス(17D-204株) | 4.74 log10プラーク形成単位(PFU)以上 |
| 添加剤 | D-ソルビトール(安定剤) | 6.6mg |
| ゼラチン(安定剤) | 6.6mg | |
| リン酸水素二ナトリウム(緩衝剤) | 0.0028mg | |
| リン酸二水素ナトリウム一水和物(緩衝剤) | 0.0045mg | |
| 添付溶解液 | 日本薬局方生理食塩液 | 0.6mL |
| 性状 | わずかにピンク色の凍結乾燥製剤である。 本剤を添付溶解液で溶解したとき、わずかに褐色を帯びたピンク色を呈する混濁した液剤となる。 |
| pH注) | 5.6〜7.6 |
| 浸透圧比注) | 約1(生理食塩液に対する比) |
【色】
微ピンク色
帯微かっ色ピンク色を呈する混濁
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
/液剤/注射
販売名和名 : 黄熱ワクチン1人用
規格単位 :
欧文商標名 : Yellow Fever Vaccine
規制区分
規制区分名称 : 生物由来製品
規制区分
規制区分名称 : 劇薬
規制区分
規制区分名称 : 処方箋医薬品
規制区分備考 : 注意−医師等の処方箋により使用すること
日本標準商品分類番号 : 876313
承認番号 : 30100AMX00001
販売開始年月 : 2019年8月
貯法及び期限等
貯法 : 2〜8℃
有効期間 : 製造日より18箇月
3.製法の概要及び組成・性状
3.1 製法の概要
本剤は、黄熱ウイルス(17D-204株)をSPF発育鶏卵で培養増殖後精製し、安定剤を加え凍結乾燥したものである。
3.2 組成
本剤を添付溶解液0.6mLで溶解した時、1回接種量0.5mL中に次の成分を含有する。
| 成分 | 分量 | |
| 有効成分 | 黄熱ウイルス(17D-204株) | 4.74 log10プラーク形成単位(PFU)以上 |
| 添加剤 | D-ソルビトール(安定剤) | 6.6mg |
| ゼラチン(安定剤) | 6.6mg | |
| リン酸水素二ナトリウム(緩衝剤) | 0.0028mg | |
| リン酸二水素ナトリウム一水和物(緩衝剤) | 0.0045mg | |
| 添付溶解液 | 日本薬局方生理食塩液 | 0.6mL |
添加剤 : D-ソルビトール(安定剤)
添加剤 : ゼラチン(安定剤)
添加剤 : リン酸水素二ナトリウム(緩衝剤)
添加剤 : リン酸二水素ナトリウム一水和物(緩衝剤)
3.3 製剤の性状
| 性状 | わずかにピンク色の凍結乾燥製剤である。 本剤を添付溶解液で溶解したとき、わずかに褐色を帯びたピンク色を呈する混濁した液剤となる。 |
| pH注) | 5.6〜7.6 |
| 浸透圧比注) | 約1(生理食塩液に対する比) |
【色】
微ピンク色
帯微かっ色ピンク色を呈する混濁
【剤形】
凍結乾燥剤/散剤/注射
/液剤/注射
規格単位毎の効能効果及び用法用量
効能効果対用法用量
4.効能又は効果
黄熱の予防
6.用法及び用量
本剤を添付溶解液0.6mLで溶解し、その0.5mLを1回皮下に注射する。
7.用法及び用量に関連する注意
7.1 接種後の免疫の賦与
本剤接種後の黄熱に対する免疫は接種10〜14日目以後に賦与される。[17.1.2参照]
7.2 他の生ワクチン(注射剤)との接種間隔
他の生ワクチン(注射剤)の接種を受けた者は、通常、27日以上間隔を置いて本剤を接種すること。[10.2参照]
7.3 同時接種
医師が必要と認めた場合には、他のワクチンと同時に接種することができる。[14.2.1参照]
7.4 輸血及びガンマグロブリン製剤との接種間隔等
輸血及びガンマグロブリン製剤の投与を受けた者は3〜6箇月以上間隔を置いて本剤を接種すること。また、本剤接種後14日以内に輸血及びガンマグロブリン製剤の投与を受けた者は、3箇月以上経過した後に本剤を再接種すること。[10.2参照]
| [ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/11/19 版 |