医療用医薬品 : ベレキシブル

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3. 組成・性状


3.1 組成

有効成分1錠中
チラブルチニブとして80mg
添加剤結晶セルロース、乳糖水和物、クロスポビドン、軽質無水ケイ酸、ステアリン酸マグネシウム、ポリビニルアルコール(部分けん化物)、酸化チタン、マクロゴール4000、タルク、黄色三二酸化鉄

3.2 製剤の性状

剤形フィルムコーティング錠
外形表面裏面側面
   
長径(mm)約12.3
短径(mm)約5.3
厚さ(mm)約3.9
質量(mg)約250
色調黄色
識別コード401

【色】
黄色
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用


規格単位毎の明細 (ベレキシブル錠80mg)

販売名和名 : ベレキシブル錠80mg

規格単位 : 80mg1錠

欧文商標名 : VELEXBRU Tablets

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 874291

承認番号 : 30200AMX00437000

販売開始年月 : 2020年5月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 5年

3.組成・性状

3.1 組成

有効成分1錠中
チラブルチニブとして80mg
添加剤結晶セルロース、乳糖水和物、クロスポビドン、軽質無水ケイ酸、ステアリン酸マグネシウム、ポリビニルアルコール(部分けん化物)、酸化チタン、マクロゴール4000、タルク、黄色三二酸化鉄

添加剤 : 結晶セルロース

添加剤 : 乳糖水和物

添加剤 : クロスポビドン

添加剤 : 軽質無水ケイ酸

添加剤 : ステアリン酸マグネシウム

添加剤 : ポリビニルアルコール(部分けん化物)

添加剤 : 酸化チタン

添加剤 : マクロゴール4000

添加剤 : タルク

添加剤 : 黄色三二酸化鉄

3.2 製剤の性状

剤形フィルムコーティング錠
外形表面裏面側面
   
長径(mm)約12.3
短径(mm)約5.3
厚さ(mm)約3.9
質量(mg)約250
色調黄色
識別コード401

【色】
黄色
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用

識別コード : ono401

識別コード : @401

識別コード : ono401 80

識別コード : @401 80

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

○再発又は難治性の中枢神経系原発リンパ腫

○原発性マクログロブリン血症及びリンパ形質細胞リンパ腫

6.用法及び用量

通常、成人にはチラブルチニブとして1日1回480mgを空腹時に経口投与する。なお、患者の状態により適宜減量する。

5.効能又は効果に関連する注意

<再発又は難治性の中枢神経系原発リンパ腫>

「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、適応患者の選択を行うこと。

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 他の抗悪性腫瘍剤との併用について、有効性及び安全性は確立していない。

7.2 食後に本剤を投与した場合、Cmax及びAUCが上昇するとの報告がある。食事の影響を避けるため、食事の1時間前から食後2時間までの間の服用は避けること。[16.2.1参照]

7.3 本剤の投与により副作用が発現した場合には、以下の基準を参考に、本剤を休薬、減量又は中止すること。

本剤の減量段階

段階用量
通常投与量480mg
1段階減量320mg
2段階減量160mg

副作用発現時の休薬、減量、中止の目安

副作用処置
Grade4の好中球減少症Grade3以下に回復するまで休薬する。
回復後は、休薬前の用量で再開することができる。再開した後に再び発現した場合、回復するまで休薬し、回復後1段階減量して投与を再開することができる。
出血を伴うGrade3の血小板減少症Grade2以下に回復するまで休薬する。
回復後は、休薬前の用量で再開することができる。再開した後に再び発現した場合、回復するまで休薬し、回復後1段階減量して投与を再開することができる。
Grade4の血小板減少症
Grade3以上の血液毒性(血小板減少症及び好中球減少症を除く)
Grade3以上の非血液毒性(間質性肺疾患及び皮膚障害を除く)
間質性肺疾患Grade2又は3Grade1以下に回復するまで休薬する。
回復後は、休薬前の用量で再開することができる。再開した後に再び発現した場合、回復するまで休薬し、回復後1段階減量して投与を再開することができる。
Grade4中止する。
皮膚障害Grade2抗ヒスタミン剤、副腎皮質ホルモン等を投与し、回復した場合には、投与を継続する。
回復しない場合には、1段階減量して投与継続又は休薬する。
Grade3以上抗ヒスタミン剤、副腎皮質ホルモン等を投与するとともに、Grade2以下に回復するまで休薬する。
回復後1段階減量して投与を再開することができる。
皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)又は中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)中止する。
*:GradeはNCI-CTCAE v4.0に準じる。


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/07/23 版