医療用医薬品 : インスリンリスプロBS

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3. 組成・性状


3.1 組成

有効成分1バイアル(10mL)中
インスリン リスプロ(遺伝子組換え)[インスリン リスプロ後続1] 1000単位
添加剤グリセリン 188.2mg
m-クレゾール 31.5mg
リン酸水素二ナトリウム七水和物 18.8mg
酸化亜鉛(亜鉛含量として) 0.197mg
pH調節剤 適量

本剤は大腸菌を用いて製造される。

3.2 製剤の性状

性状・剤形無色澄明の液(注射剤)
pH7.0〜7.8
浸透圧比約0.8〜0.9(生理食塩液に対する比)

【色】
無色澄明
【剤形】
/液剤/注射


規格単位毎の明細 (インスリンリスプロBS注100単位/mLHU「サノフィ」)

販売名和名 : インスリンリスプロBS注100単位/mLHU「サノフィ」

規格単位 : 100単位1mLバイアル

欧文商標名 : Insulin Lispro BS Injection HU「Sanofi」

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品

規制区分備考 : 注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 872492

承認番号 : 30200AMX00423

販売開始年月 : 2020年6月

貯法及び期限等

貯法 : 2〜8℃で保存

有効期間 : 36ヵ月

3.組成・性状

3.1 組成

有効成分1バイアル(10mL)中
インスリン リスプロ(遺伝子組換え)[インスリン リスプロ後続1] 1000単位
添加剤グリセリン 188.2mg
m-クレゾール 31.5mg
リン酸水素二ナトリウム七水和物 18.8mg
酸化亜鉛(亜鉛含量として) 0.197mg
pH調節剤 適量

本剤は大腸菌を用いて製造される。

添加剤 : グリセリン

添加剤 : m-クレゾール

添加剤 : リン酸水素二ナトリウム七水和物

添加剤 : 酸化亜鉛

添加剤 : pH調節剤

3.2 製剤の性状

性状・剤形無色澄明の液(注射剤)
pH7.0〜7.8
浸透圧比約0.8〜0.9(生理食塩液に対する比)

【色】
無色澄明
【剤形】
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

インスリン療法が適応となる糖尿病

6.用法及び用量

通常、成人では1回2〜20単位を毎食直前に皮下注射するが、持続型インスリン製剤を併用したり、ときに投与回数を増やす。
投与量は、患者の症状及び検査所見に応じて増減するが、持続型インスリン製剤の投与量を含めた維持量としては通常1日4〜100単位である。
必要に応じ持続皮下注入ポンプを用いて投与する。

5.効能又は効果に関連する注意

2型糖尿病においては急を要する場合以外は、あらかじめ糖尿病治療の基本である食事療法、運動療法を十分行ったうえで適用を考慮すること。

7.用法及び用量に関連する注意

本剤は、速効型インスリン製剤に比べ、皮下からより速やかに吸収され、血糖降下作用は同等(本剤1モルと速効型インスリン製剤1モルは、同等の血糖降下作用を有する)である。したがって、その作用の発現はより速やかで作用持続の時間が短い(投与後約5時間まで)ので、速効型インスリン製剤(通常食事の30分前に投与)と異なり食直前(15分以内)に投与を行うこと。

<投与時間>

 食前
本剤15分以内
速効型インスリン製剤30分前

また、他のインスリン製剤から本剤に変更する場合にも、その作用特性や薬物動態を考慮し、必要に応じて投与量を増減するなど、慎重に行うこと。用量の調整には、初回の投与から数週間あるいは数ヵ月間必要になることがある。
持続型インスリン製剤を併用している患者では、持続型インスリン製剤の投与量及び投与スケジュールの調整が必要となる場合があるので注意すること。[16.1.1、16.1.2、16.8.1参照]


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/05/21 版