医療用医薬品 : ラツーダ

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3. 組成・性状


3.1 組成

ラツーダ錠20mg

販売名ラツーダ錠20mg
有効成分1錠中ルラシドン塩酸塩20mg
添加剤D-マンニトール、部分アルファー化デンプン、クロスカルメロースナトリウム、ヒプロメロース、ステアリン酸マグネシウム、マクロゴール6000、酸化チタン、カルナウバロウ

ラツーダ錠40mg

販売名ラツーダ錠40mg
有効成分1錠中ルラシドン塩酸塩40mg
添加剤D-マンニトール、部分アルファー化デンプン、クロスカルメロースナトリウム、ヒプロメロース、ステアリン酸マグネシウム、マクロゴール6000、酸化チタン、カルナウバロウ

ラツーダ錠60mg

販売名ラツーダ錠60mg
有効成分1錠中ルラシドン塩酸塩60mg
添加剤D-マンニトール、部分アルファー化デンプン、クロスカルメロースナトリウム、ヒプロメロース、ステアリン酸マグネシウム、マクロゴール6000、酸化チタン、カルナウバロウ

ラツーダ錠80mg

販売名ラツーダ錠80mg
有効成分1錠中ルラシドン塩酸塩80mg
添加剤D-マンニトール、部分アルファー化デンプン、クロスカルメロースナトリウム、ヒプロメロース、ステアリン酸マグネシウム、マクロゴール6000、酸化チタン、カルナウバロウ

3.2 製剤の性状

ラツーダ錠20mg

販売名ラツーダ錠20mg
色・剤形白色〜帯黄白色の円形の割線入りのフィルムコーティング錠
外形

大きさ直径(mm)厚さ(mm)重さ(mg)
約6.1約2.9約82

【色】
白色〜帯黄白色
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用
//割線

ラツーダ錠40mg

販売名ラツーダ錠40mg
色・剤形白色〜帯黄白色の円形の割線入りのフィルムコーティング錠
外形

大きさ直径(mm)厚さ(mm)重さ(mg)
約8.1約3.3約163

【色】
白色〜帯黄白色
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用
//割線

ラツーダ錠60mg

販売名ラツーダ錠60mg
色・剤形白色〜帯黄白色の楕円形のフィルムコーティング錠
外形

大きさ長径(mm)短径(mm)厚さ(mm)重さ(mg)
約13.3約5.7約3.8約243

【色】
白色〜帯黄白色
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用

ラツーダ錠80mg

販売名ラツーダ錠80mg
色・剤形白色〜帯黄白色の楕円形の割線入りのフィルムコーティング錠
外形

大きさ長径(mm)短径(mm)厚さ(mm)重さ(mg)
約12.2約6.9約5.2約324

【色】
白色〜帯黄白色
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用
//割線


規格単位毎の明細 (ラツーダ錠20mg)

販売名和名 : ラツーダ錠20mg

規格単位 : 20mg1錠

欧文商標名 : Latuda tablets

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 871179

承認番号 : 30200AMX00445

販売開始年月 : 2020年6月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

ラツーダ錠20mg

販売名ラツーダ錠20mg
有効成分1錠中ルラシドン塩酸塩20mg
添加剤D-マンニトール、部分アルファー化デンプン、クロスカルメロースナトリウム、ヒプロメロース、ステアリン酸マグネシウム、マクロゴール6000、酸化チタン、カルナウバロウ

添加剤 : D-マンニトール

添加剤 : 部分アルファー化デンプン

添加剤 : クロスカルメロースナトリウム

添加剤 : ヒプロメロース

添加剤 : ステアリン酸マグネシウム

添加剤 : マクロゴール6000

添加剤 : 酸化チタン

添加剤 : カルナウバロウ

3.2 製剤の性状

ラツーダ錠20mg

販売名ラツーダ錠20mg
色・剤形白色〜帯黄白色の円形の割線入りのフィルムコーティング錠
外形

大きさ直径(mm)厚さ(mm)重さ(mg)
約6.1約2.9約82

【色】
白色〜帯黄白色
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用
//割線

識別コード : ラツーダ20

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

○統合失調症

○双極性障害におけるうつ症状の改善

6.用法及び用量

<統合失調症>

通常、成人にはルラシドン塩酸塩として40mgを1日1回食後経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日量は80mgを超えないこと。

<双極性障害におけるうつ症状の改善>

通常、成人にはルラシドン塩酸塩として20〜60mgを1日1回食後経口投与する。
なお、開始用量は20mg、増量幅は1日量として20mgとし、年齢、症状により適宜増減するが、1日量は60mgを超えないこと。

7.用法及び用量に関連する注意

<統合失調症>

7.1 忍容性が確認され、効果不十分な場合にのみ増量を検討すること。また、本剤の投与量は必要最小限となるよう、患者ごとに慎重に観察しながら調節すること。

7.2 中等度以上の腎機能障害のある患者では、下記の表を参考に、腎機能の程度に応じて投与量を適宜減量し、慎重に投与すること。[9.2.1、16.6.1参照]

 血清クレアチニンCr(mg/dL)クレアチニンクリアランス(CLcr,mL/min)開始用量増量幅維持用量最高用量
中等度の腎機能障害男性:1.4<Cr≦2.4
女性:1.2<Cr≦2.0
30≦CLcr<5020mg10mg40mg60mg
重度の腎機能障害男性:Cr>2.4
女性:Cr>2.0
CLcr<3020mg10mg20mg60mg
※:CLcrに相当する換算値(年齢60歳、体重65kg)

7.3 中等度以上の肝機能障害のある患者では、下記の表を参考に、肝機能の程度に応じて投与量を適宜減量し、慎重に投与すること。[9.3.1、16.6.2参照]

 Child-Pugh分類開始用量増量幅維持用量最高用量
中等度の肝機能障害B20mg10mg40mg60mg
重度の肝機能障害C20mg10mg20mg30mg

<双極性障害におけるうつ症状の改善>

7.4 中等度以上の腎機能障害のある患者では、下記の表を参考に、腎機能の程度に応じて投与量を適宜減量し、慎重に投与すること。[9.2.1、16.6.1参照]

 血清クレアチニンCr(mg/dL)クレアチニンクリアランス(CLcr,mL/min)開始用量増量幅維持用量最高用量
中等度の腎機能障害男性:1.4<Cr≦2.4
女性:1.2<Cr≦2.0
30≦CLcr<5010mg10mg60mg
重度の腎機能障害男性:Cr>2.4
女性:Cr>2.0
CLcr<3010mg10mg60mg
※:CLcrに相当する換算値(年齢60歳、体重65kg)、−:設定なし

7.5 中等度以上の肝機能障害のある患者では、下記の表を参考に、肝機能の程度に応じて投与量を適宜減量し、慎重に投与すること。[9.3.1、16.6.2参照]

 Child-Pugh分類開始用量増量幅維持用量最高用量
中等度の肝機能障害B10mg10mg60mg
重度の肝機能障害C10mg10mg30mg
−:設定なし

規格単位毎の明細 (ラツーダ錠40mg)

販売名和名 : ラツーダ錠40mg

規格単位 : 40mg1錠

欧文商標名 : Latuda tablets

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 871179

承認番号 : 30200AMX00446

販売開始年月 : 2020年6月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

ラツーダ錠40mg

販売名ラツーダ錠40mg
有効成分1錠中ルラシドン塩酸塩40mg
添加剤D-マンニトール、部分アルファー化デンプン、クロスカルメロースナトリウム、ヒプロメロース、ステアリン酸マグネシウム、マクロゴール6000、酸化チタン、カルナウバロウ

添加剤 : D-マンニトール

添加剤 : 部分アルファー化デンプン

添加剤 : クロスカルメロースナトリウム

添加剤 : ヒプロメロース

添加剤 : ステアリン酸マグネシウム

添加剤 : マクロゴール6000

添加剤 : 酸化チタン

添加剤 : カルナウバロウ

3.2 製剤の性状

ラツーダ錠40mg

販売名ラツーダ錠40mg
色・剤形白色〜帯黄白色の円形の割線入りのフィルムコーティング錠
外形

大きさ直径(mm)厚さ(mm)重さ(mg)
約8.1約3.3約163

【色】
白色〜帯黄白色
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用
//割線

識別コード : ラツーダ40

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

○統合失調症

○双極性障害におけるうつ症状の改善

6.用法及び用量

<統合失調症>

通常、成人にはルラシドン塩酸塩として40mgを1日1回食後経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日量は80mgを超えないこと。

<双極性障害におけるうつ症状の改善>

通常、成人にはルラシドン塩酸塩として20〜60mgを1日1回食後経口投与する。
なお、開始用量は20mg、増量幅は1日量として20mgとし、年齢、症状により適宜増減するが、1日量は60mgを超えないこと。

7.用法及び用量に関連する注意

<統合失調症>

7.1 忍容性が確認され、効果不十分な場合にのみ増量を検討すること。また、本剤の投与量は必要最小限となるよう、患者ごとに慎重に観察しながら調節すること。

7.2 中等度以上の腎機能障害のある患者では、下記の表を参考に、腎機能の程度に応じて投与量を適宜減量し、慎重に投与すること。[9.2.1、16.6.1参照]

 血清クレアチニンCr(mg/dL)クレアチニンクリアランス(CLcr,mL/min)開始用量増量幅維持用量最高用量
中等度の腎機能障害男性:1.4<Cr≦2.4
女性:1.2<Cr≦2.0
30≦CLcr<5020mg10mg40mg60mg
重度の腎機能障害男性:Cr>2.4
女性:Cr>2.0
CLcr<3020mg10mg20mg60mg
※:CLcrに相当する換算値(年齢60歳、体重65kg)

7.3 中等度以上の肝機能障害のある患者では、下記の表を参考に、肝機能の程度に応じて投与量を適宜減量し、慎重に投与すること。[9.3.1、16.6.2参照]

 Child-Pugh分類開始用量増量幅維持用量最高用量
中等度の肝機能障害B20mg10mg40mg60mg
重度の肝機能障害C20mg10mg20mg30mg

<双極性障害におけるうつ症状の改善>

7.4 中等度以上の腎機能障害のある患者では、下記の表を参考に、腎機能の程度に応じて投与量を適宜減量し、慎重に投与すること。[9.2.1、16.6.1参照]

 血清クレアチニンCr(mg/dL)クレアチニンクリアランス(CLcr,mL/min)開始用量増量幅維持用量最高用量
中等度の腎機能障害男性:1.4<Cr≦2.4
女性:1.2<Cr≦2.0
30≦CLcr<5010mg10mg60mg
重度の腎機能障害男性:Cr>2.4
女性:Cr>2.0
CLcr<3010mg10mg60mg
※:CLcrに相当する換算値(年齢60歳、体重65kg)、−:設定なし

7.5 中等度以上の肝機能障害のある患者では、下記の表を参考に、肝機能の程度に応じて投与量を適宜減量し、慎重に投与すること。[9.3.1、16.6.2参照]

 Child-Pugh分類開始用量増量幅維持用量最高用量
中等度の肝機能障害B10mg10mg60mg
重度の肝機能障害C10mg10mg30mg
−:設定なし

規格単位毎の明細 (ラツーダ錠60mg)

販売名和名 : ラツーダ錠60mg

規格単位 : 60mg1錠

欧文商標名 : Latuda tablets

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 871179

承認番号 : 30200AMX00447

販売開始年月 : 2020年6月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

ラツーダ錠60mg

販売名ラツーダ錠60mg
有効成分1錠中ルラシドン塩酸塩60mg
添加剤D-マンニトール、部分アルファー化デンプン、クロスカルメロースナトリウム、ヒプロメロース、ステアリン酸マグネシウム、マクロゴール6000、酸化チタン、カルナウバロウ

添加剤 : D-マンニトール

添加剤 : 部分アルファー化デンプン

添加剤 : クロスカルメロースナトリウム

添加剤 : ヒプロメロース

添加剤 : ステアリン酸マグネシウム

添加剤 : マクロゴール6000

添加剤 : 酸化チタン

添加剤 : カルナウバロウ

3.2 製剤の性状

ラツーダ錠60mg

販売名ラツーダ錠60mg
色・剤形白色〜帯黄白色の楕円形のフィルムコーティング錠
外形

大きさ長径(mm)短径(mm)厚さ(mm)重さ(mg)
約13.3約5.7約3.8約243

【色】
白色〜帯黄白色
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用

識別コード : ラツーダ60

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

○統合失調症

○双極性障害におけるうつ症状の改善

6.用法及び用量

<統合失調症>

通常、成人にはルラシドン塩酸塩として40mgを1日1回食後経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日量は80mgを超えないこと。

<双極性障害におけるうつ症状の改善>

通常、成人にはルラシドン塩酸塩として20〜60mgを1日1回食後経口投与する。
なお、開始用量は20mg、増量幅は1日量として20mgとし、年齢、症状により適宜増減するが、1日量は60mgを超えないこと。

7.用法及び用量に関連する注意

<統合失調症>

7.1 忍容性が確認され、効果不十分な場合にのみ増量を検討すること。また、本剤の投与量は必要最小限となるよう、患者ごとに慎重に観察しながら調節すること。

7.2 中等度以上の腎機能障害のある患者では、下記の表を参考に、腎機能の程度に応じて投与量を適宜減量し、慎重に投与すること。[9.2.1、16.6.1参照]

 血清クレアチニンCr(mg/dL)クレアチニンクリアランス(CLcr,mL/min)開始用量増量幅維持用量最高用量
中等度の腎機能障害男性:1.4<Cr≦2.4
女性:1.2<Cr≦2.0
30≦CLcr<5020mg10mg40mg60mg
重度の腎機能障害男性:Cr>2.4
女性:Cr>2.0
CLcr<3020mg10mg20mg60mg
※:CLcrに相当する換算値(年齢60歳、体重65kg)

7.3 中等度以上の肝機能障害のある患者では、下記の表を参考に、肝機能の程度に応じて投与量を適宜減量し、慎重に投与すること。[9.3.1、16.6.2参照]

 Child-Pugh分類開始用量増量幅維持用量最高用量
中等度の肝機能障害B20mg10mg40mg60mg
重度の肝機能障害C20mg10mg20mg30mg

<双極性障害におけるうつ症状の改善>

7.4 中等度以上の腎機能障害のある患者では、下記の表を参考に、腎機能の程度に応じて投与量を適宜減量し、慎重に投与すること。[9.2.1、16.6.1参照]

 血清クレアチニンCr(mg/dL)クレアチニンクリアランス(CLcr,mL/min)開始用量増量幅維持用量最高用量
中等度の腎機能障害男性:1.4<Cr≦2.4
女性:1.2<Cr≦2.0
30≦CLcr<5010mg10mg60mg
重度の腎機能障害男性:Cr>2.4
女性:Cr>2.0
CLcr<3010mg10mg60mg
※:CLcrに相当する換算値(年齢60歳、体重65kg)、−:設定なし

7.5 中等度以上の肝機能障害のある患者では、下記の表を参考に、肝機能の程度に応じて投与量を適宜減量し、慎重に投与すること。[9.3.1、16.6.2参照]

 Child-Pugh分類開始用量増量幅維持用量最高用量
中等度の肝機能障害B10mg10mg60mg
重度の肝機能障害C10mg10mg30mg
−:設定なし

規格単位毎の明細 (ラツーダ錠80mg)

販売名和名 : ラツーダ錠80mg

規格単位 : 80mg1錠

欧文商標名 : Latuda tablets

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 871179

承認番号 : 30200AMX00448

販売開始年月 : 2020年6月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

ラツーダ錠80mg

販売名ラツーダ錠80mg
有効成分1錠中ルラシドン塩酸塩80mg
添加剤D-マンニトール、部分アルファー化デンプン、クロスカルメロースナトリウム、ヒプロメロース、ステアリン酸マグネシウム、マクロゴール6000、酸化チタン、カルナウバロウ

添加剤 : D-マンニトール

添加剤 : 部分アルファー化デンプン

添加剤 : クロスカルメロースナトリウム

添加剤 : ヒプロメロース

添加剤 : ステアリン酸マグネシウム

添加剤 : マクロゴール6000

添加剤 : 酸化チタン

添加剤 : カルナウバロウ

3.2 製剤の性状

ラツーダ錠80mg

販売名ラツーダ錠80mg
色・剤形白色〜帯黄白色の楕円形の割線入りのフィルムコーティング錠
外形

大きさ長径(mm)短径(mm)厚さ(mm)重さ(mg)
約12.2約6.9約5.2約324

【色】
白色〜帯黄白色
【剤形】
フィルムコーティング錠/錠剤/内用
//割線

識別コード : ラツーダ80

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

○統合失調症

○双極性障害におけるうつ症状の改善

6.用法及び用量

<統合失調症>

通常、成人にはルラシドン塩酸塩として40mgを1日1回食後経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日量は80mgを超えないこと。

<双極性障害におけるうつ症状の改善>

通常、成人にはルラシドン塩酸塩として20〜60mgを1日1回食後経口投与する。
なお、開始用量は20mg、増量幅は1日量として20mgとし、年齢、症状により適宜増減するが、1日量は60mgを超えないこと。

7.用法及び用量に関連する注意

<統合失調症>

7.1 忍容性が確認され、効果不十分な場合にのみ増量を検討すること。また、本剤の投与量は必要最小限となるよう、患者ごとに慎重に観察しながら調節すること。

7.2 中等度以上の腎機能障害のある患者では、下記の表を参考に、腎機能の程度に応じて投与量を適宜減量し、慎重に投与すること。[9.2.1、16.6.1参照]

 血清クレアチニンCr(mg/dL)クレアチニンクリアランス(CLcr,mL/min)開始用量増量幅維持用量最高用量
中等度の腎機能障害男性:1.4<Cr≦2.4
女性:1.2<Cr≦2.0
30≦CLcr<5020mg10mg40mg60mg
重度の腎機能障害男性:Cr>2.4
女性:Cr>2.0
CLcr<3020mg10mg20mg60mg
※:CLcrに相当する換算値(年齢60歳、体重65kg)

7.3 中等度以上の肝機能障害のある患者では、下記の表を参考に、肝機能の程度に応じて投与量を適宜減量し、慎重に投与すること。[9.3.1、16.6.2参照]

 Child-Pugh分類開始用量増量幅維持用量最高用量
中等度の肝機能障害B20mg10mg40mg60mg
重度の肝機能障害C20mg10mg20mg30mg

<双極性障害におけるうつ症状の改善>

7.4 中等度以上の腎機能障害のある患者では、下記の表を参考に、腎機能の程度に応じて投与量を適宜減量し、慎重に投与すること。[9.2.1、16.6.1参照]

 血清クレアチニンCr(mg/dL)クレアチニンクリアランス(CLcr,mL/min)開始用量増量幅維持用量最高用量
中等度の腎機能障害男性:1.4<Cr≦2.4
女性:1.2<Cr≦2.0
30≦CLcr<5010mg10mg60mg
重度の腎機能障害男性:Cr>2.4
女性:Cr>2.0
CLcr<3010mg10mg60mg
※:CLcrに相当する換算値(年齢60歳、体重65kg)、−:設定なし

7.5 中等度以上の肝機能障害のある患者では、下記の表を参考に、肝機能の程度に応じて投与量を適宜減量し、慎重に投与すること。[9.3.1、16.6.2参照]

 Child-Pugh分類開始用量増量幅維持用量最高用量
中等度の肝機能障害B10mg10mg60mg
重度の肝機能障害C10mg10mg30mg
−:設定なし


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/08/20 版