医療用医薬品 : ユプリズナ

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3. 組成・性状


3.1 組成

成分・含量〔1バイアル(10mL)中〕有効成分イネビリズマブ(遺伝子組換え) 100mg
添加剤L-ヒスチジン 14mg
L-ヒスチジン塩酸塩水和物 23mg
塩化ナトリウム 41mg
トレハロース水和物 401mg
ポリソルベート80 1mg

本剤は、チャイニーズハムスター卵巣細胞を用いて製造される。

3.2 製剤の性状

性状無色〜微黄色の澄明〜乳白光を呈する液
pH5.5〜6.5
浸透圧比0.8〜1.3(生理食塩液に対する比)

【色】
無色〜微黄色の澄明〜乳白光
【剤形】
/液剤/注射


規格単位毎の明細 (ユプリズナ点滴静注100mg)

販売名和名 : ユプリズナ点滴静注100mg

規格単位 : 100mg10mL1瓶

欧文商標名 : UPLIZNA for Intravenous Infusion

規制区分

規制区分名称 : 生物由来製品

規制区分

規制区分名称 : 劇薬

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品注)

規制区分備考 : 注)注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 876399

承認番号 : 30300AMX00255

販売開始年月 : 2021年6月

貯法及び期限等

貯法 : 2〜8℃で保存

有効期間 : 4年

3.組成・性状

3.1 組成

成分・含量〔1バイアル(10mL)中〕有効成分イネビリズマブ(遺伝子組換え) 100mg
添加剤L-ヒスチジン 14mg
L-ヒスチジン塩酸塩水和物 23mg
塩化ナトリウム 41mg
トレハロース水和物 401mg
ポリソルベート80 1mg

本剤は、チャイニーズハムスター卵巣細胞を用いて製造される。

添加剤 : L-ヒスチジン

添加剤 : L-ヒスチジン塩酸塩水和物

添加剤 : 塩化ナトリウム

添加剤 : トレハロース水和物

添加剤 : ポリソルベート80

3.2 製剤の性状

性状無色〜微黄色の澄明〜乳白光を呈する液
pH5.5〜6.5
浸透圧比0.8〜1.3(生理食塩液に対する比)

【色】
無色〜微黄色の澄明〜乳白光
【剤形】
/液剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

視神経脊髄炎スペクトラム障害(視神経脊髄炎を含む)の再発予防

6.用法及び用量

通常、成人には、イネビリズマブ(遺伝子組換え)として1回300mgを初回、2週後に点滴静注し、その後、初回投与から6ヵ月後に、以降6ヵ月に1回の間隔で点滴静注する。

5.効能又は効果に関連する注意

5.1 本剤は、視神経脊髄炎スペクトラム障害(視神経脊髄炎を含む)の患者に使用すること注)。

注)「多発性硬化症・視神経脊髄炎スペクトラム障害診療ガイドライン2023」(日本神経学会)を参考にすること。

5.2 抗アクアポリン4(AQP4)抗体陰性の患者において有効性を示すデータは限られている。本剤は、抗AQP4抗体陽性の患者に投与すること。[17.1.1参照]

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 Infusion reactionのリスクを低減し症状をコントロールするため、本剤投与の30分〜1時間前に抗ヒスタミン薬及び解熱鎮痛剤を経口投与にて、本剤投与の30分前に副腎皮質ホルモン剤を静脈内投与にて前投与し、患者の状態を十分に観察すること。[11.1.1参照]

7.2 本剤の血中濃度低下により再発のおそれがあるため、投与間隔を遵守すること。

7.3 本剤を一定期間投与後、再発の頻度について検討し、再発の頻度の減少が認められない患者では、本剤の投与中止を検討すること。


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/09/17 版