医療用医薬品 : ユプリズナ |
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総称名 | ユプリズナ |
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一般名 | イネビリズマブ(遺伝子組換え) |
欧文一般名 | Inebilizumab(Genetical Recombination) |
製剤名 | イネビリズマブ(遺伝子組換え)製剤 |
薬効分類名 | 抗CD19モノクローナル抗体製剤 |
薬効分類番号 | 6399 |
ATCコード | L04AG10 |
KEGG DRUG |
D11757
イネビリズマブ
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JAPIC | 添付文書(PDF) |
販売名 | 欧文商標名 | 製造会社 | YJコード | 薬価 | 規制区分 |
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ユプリズナ点滴静注100mg | UPLIZNA for Intravenous Infusion | 田辺三菱製薬 | 6399429A1026 | 3495304円/瓶 | 生物由来製品, 劇薬, 処方箋医薬品注) |
生ワクチン又は弱毒生ワクチン | 生ワクチン又は弱毒生ワクチンの接種が必要な場合は本剤による治療開始の4週間前までに投与を完了させること。また、B細胞数が回復するまで、生ワクチン又は弱毒生ワクチンの接種は控えること。接種した生ワクチンの原病に基づく症状が発現した場合には適切な処置を行う。 | 本剤の作用機序により発病するおそれがある。 |
不活化ワクチン | ワクチンの効果を減弱させるおそれがある。 | 本剤の作用機序によりワクチンに対する免疫が得られないおそれがある。 |
免疫抑制作用を有する薬剤 免疫抑制剤 副腎皮質ホルモン剤等 | 発熱などの感染症(細菌及びウイルス等)に基づく症状が発現した場合は、適切な処置を行う。 | 過度の免疫抑制作用による感染症誘発の危険性がある。 |
1%以上5%未満 | 1%未満 | |
精神・神経系 | 頭痛 | 浮動性めまい、感覚鈍麻、急性散在性脳脊髄炎、非定型視神経脊髄炎関連疾患発作、うつ病、睡眠の質低下、不眠症 |
血液 | 貧血、リンパ球数減少、好中球減少症 | 白血球減少症、白血球増加症、好酸球百分率増加 |
循環器 | 拡張機能障害、左室肥大 | |
呼吸器 | 咳嗽 | 咽喉乾燥、咽喉刺激感、呼吸困難 |
肝胆道系 | 脂肪肝 | |
泌尿器 | 夜間頻尿 | |
消化器 | 悪心、下痢 | 便秘、食道痛、嘔吐 |
皮膚 | 脱毛症 | 湿疹、発疹、そう痒性皮疹、蕁麻疹、斑状丘疹状皮疹、そう痒症、円形脱毛症、水疱、皮膚乾燥、乾癬、紅斑、神経皮膚炎、点状出血、前癌性皮膚病変 |
眼 | ドライアイ、眼の炎症、眼痛、霧視 | |
耳 | 耳痛、耳鳴、回転性めまい | |
筋・骨格系 | 関節痛 | 背部痛、筋骨格痛、頚部痛、四肢痛、滑液包炎 |
免疫系 | 過敏症、免疫抑制 | |
代謝 | 高コレステロール血症、高トリグリセリド血症、抗利尿ホルモン不適合分泌 | |
臨床検査 | 肝機能検査値上昇、ALT増加、AST増加、γ-GTP増加、血中免疫グロブリンG減少 | |
その他 | 末梢性浮腫 | 悪寒、発熱、不快感、疲労、体重減少、注入部位疼痛、疼痛、末梢腫脹、口渇、寝汗、心停止後症候群、乳腺線維腺腫、下垂体の良性腫瘍 |
時間 | 投与速度(mL/時) |
0〜30分 | 42 |
31〜60分 | 125 |
61分〜 | 333 |
薬物動態パラメータ | |||
Cmax(μg/mL) | CL(L/日) | 分布容積(Vss)(L) | T1/2(日) |
1st dose:97.7(37.4) (N=173) 2nd dose:108(45.4) (N=168) | 0.2(34.3) (N=137) | 4.21(27.3) (N=137) | 18(27.2) (N=137) |
本剤群 | プラセボ群 | |
全体集団 | ||
例数 | 174例 | 56例 |
再発が認められた患者 | 21例(12.1%) | 22例(39.3%) |
リスク減少率 | 72.8%(ハザード比:0.272、95%信頼区間:0.1496-0.4961) | |
抗AQP4抗体陽性集団 | ||
例数 | 161例 | 52例 |
再発が認められた患者 | 18例(11.2%) | 22例(42.3%) |
リスク減少率 | 77.3%(ハザード比:0.227、95%信頼区間:0.1214-0.4232) | |
抗AQP4抗体陰性集団 | ||
例数 | 13例 | 4例 |
再発が認められた患者 | 3例(23.1%) | 0例 |
リスク減少率 | − |
一般的名称 | イネビリズマブ(遺伝子組換え) |
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一般的名称(欧名) | Inebilizumab(Genetical Recombination) |
分子量 | 約149,000 |
理化学知見その他 | イネビリズマブは、遺伝子組換えヒト化モノクローナル抗体であり、マウス抗ヒトCD19抗体の相補性決定部、ヒトフレームワーク及びヒトIgG1の定常部からなる。イネビリズマブは、糖タンパク質6-α-L-フコース転移酵素が欠損したチャイニーズハムスター卵巣細胞により産生される。イネビリズマブは、451個のアミノ酸残基からなるH鎖(γ1鎖)2本及び218個のアミノ酸残基からなるL鎖(κ鎖)2本で構成される糖タンパク質(分子量:約149,000)である。 |
KEGG DRUG | D11757 |
[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] | 2025/09/17 版 |