医療用医薬品 : レカルブリオ

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3. 組成・性状


3.1 組成

販売名レカルブリオ配合点滴静注用
有効成分レレバクタム水和物/
日本薬局方 イミペネム水和物/
日本薬局方 シラスタチンナトリウム
分量/容量(1バイアル中)レレバクタム水和物263mg(レレバクタムとして250mg)/イミペネム水和物530mg(イミペネムとして500mg)/シラスタチンナトリウム531mg(シラスタチンとして500mg)
添加剤炭酸水素ナトリウム20mg

3.2 製剤の性状

販売名レカルブリオ配合点滴静注用
剤形注射剤(バイアル)
pH6.5〜7.6
浸透圧比約1(生理食塩液に対する比)
性状白色〜淡黄色の粉末

【色】
白色〜淡黄色
【剤形】
粉末/散剤/注射


規格単位毎の明細 (レカルブリオ配合点滴静注用)

販売名和名 : レカルブリオ配合点滴静注用

規格単位 : (1.25g)1瓶

欧文商標名 : RECARBRIO Combination for Intravenous Drip Infusion

規制区分

規制区分名称 : 処方箋医薬品

規制区分備考 : 注意−医師等の処方箋により使用すること

日本標準商品分類番号 : 876129

承認番号 : 30300AMX00296000

販売開始年月 : 2021年11月

貯法及び期限等

貯法 : 室温保存

有効期間 : 3年

3.組成・性状

3.1 組成

販売名レカルブリオ配合点滴静注用
有効成分レレバクタム水和物/
日本薬局方 イミペネム水和物/
日本薬局方 シラスタチンナトリウム
分量/容量(1バイアル中)レレバクタム水和物263mg(レレバクタムとして250mg)/イミペネム水和物530mg(イミペネムとして500mg)/シラスタチンナトリウム531mg(シラスタチンとして500mg)
添加剤炭酸水素ナトリウム20mg

添加剤 : 炭酸水素ナトリウム

3.2 製剤の性状

販売名レカルブリオ配合点滴静注用
剤形注射剤(バイアル)
pH6.5〜7.6
浸透圧比約1(生理食塩液に対する比)
性状白色〜淡黄色の粉末

【色】
白色〜淡黄色
【剤形】
粉末/散剤/注射

規格単位毎の効能効果及び用法用量

効能効果対用法用量

4.効能又は効果

<適応菌種>

本剤に感性の大腸菌、シトロバクター属、クレブシエラ属、エンテロバクター属、セラチア属、緑膿菌、アシネトバクター属
ただし、カルバペネム系抗菌薬に耐性を示す菌株に限る

<適応症>

各種感染症

6.用法及び用量

通常、成人には1回1.25g(レレバクタムとして250mg/イミペネムとして500mg/シラスタチンとして500mg)を1日4回30分かけて点滴静注する。

5.効能又は効果に関連する注意

5.1 本剤は、AmblerクラスA又はクラスCのβ-ラクタマーゼの関与が考えられる原因菌による感染症に投与すること。[18.1、18.2.2参照]

5.2 髄膜炎患者での安全性及び有効性は検討されていない。

7.用法及び用量に関連する注意

7.1 腎機能障害のある患者[クレアチニンクリアランス(CLCR)が90mL/min未満]に対しては下表を参考に本剤の用量を調節すること。また、腎機能が変動している患者では、CLCRを確認すること。[9.2、16.6.1参照]

クレアチニンクリアランス(CLCR本剤投与量
60〜89mL/min1回1g1)を1日4回投与
30〜59mL/min1回0.75g2)を1日4回投与
15〜29mL/min1回0.5g3)を1日4回投与
血液透析中の末期腎不全患者1回0.5g3)を1日4回投与(血液透析実施日は透析終了後速やかに投与)。
1)本剤1g(レレバクタム200mg、イミペネム400mg、シラスタチン400mg)2)本剤0.75g(レレバクタム150mg、イミペネム300mg、シラスタチン300mg)3)本剤0.5g(レレバクタム100mg、イミペネム200mg、シラスタチン200mg)*Cockcroft-Gault式により推定したCLCR※いずれの用量も30分かけて投与する。

7.2 CLCRが15mL/min未満で血液透析をしていない患者における臨床推奨用量の根拠となるデータは得られていない。


[ KEGG | KEGG DRUG | KEGG MEDICUS ] 2025/09/17 版